【カワラナデシコ・河原撫子】ナデシコ科
秋の七草のナデシコは、このカワラナデシコのことです。
ナデシコ科の科名の花ということになります。
万葉の昔から、人々に愛されてきた花です。
名前からもわかるように、河原などによく自生している花ですが、可愛さゆえに栽培されることも多く、すでに江戸時代には、300種とも言われるほどの園芸種があったそうです。
野辺の花としてのカワラナデシコを、私は見たことありません。
私の育った田舎では、ナデシコと言えば、ハマナデシコのことでした。
私たちが街中で目にするナデシコたちは、ほとんどが園芸種でしょうね。
花弁の先が糸状に深列するのが、この花の最大の魅力です。
ナデシコ・撫子とは「撫でし子」、可愛い子供の頭を撫で、慈しむ、誰にでもある共通の感情から生まれた言葉なんだそうです。
多分に、母性的な意味合いでしょうね。
ヤマトナデシコ・大和撫子の別名は、中国からやってきたセキチクが「トウナデシコ・唐撫子」と呼ばれに対して付けられました。
白花や、濃いピンクの品種もあります。
ヤマトナデシコといえば「ナデシコジャパン」。
女子サッカーの日本代表チームの愛称です。
先日、北京五輪のキップを手にしましたよね。
明るく強く美しく、世界と戦ってます。
雪に覆われる皿ヶ峰の斜面にも結構あるんですよ。
標高のあるとこ、寒いとこでも全然OKなんですかね?
どこからか飛んできたのか、河原に真っ白のが咲いてたんですが
どなたかが持ち帰ったようで影も形もなくなってました。
ムシトリナデシコみたいな野生化、大歓迎なんだけどな~
実際はそんなに見かけないんですよね。
最近青空をバックにした写真が多いですね。
とっても素敵です。
そうですか、自生のカワラナデシコが見られますか。
カワラと名前には付いていますが、特別水気の多い土地でなきゃ駄目ってこともなさそうですし、山にもあるでしょうね。
サイトによると、人間生活の近くで見られるという記述もありました。
深山幽谷でなければ、野辺の花として咲いているでしょうかね。
北限とかはあると思いますが、四国だと大丈夫なんじゃないですか?少々標高が高くても。
可愛い子は、すぐお家に連れて行かれてしまうんですね(笑)。
繁殖力旺盛って感じではないので、なかなか増えないでしょうね。
こちらでは、野生化したものを見かけることは、まずありません。
ちょびママさん好みの後姿や、下から覗き込んだアングルから撮ると、青空バックの写真が増えてきます。
それと、諸般の事情で、写って欲しくないものが側にあったりしますので、そのせいもあります(笑)。
お褒めいただき、恐縮です。ありがとうございます。