goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

采配を振る

2008年05月24日 | 08 花たち



【サイハイラン・采配蘭】ラン科

おじさんは初対面でしたが、調べてみると、日本に自生するラン科の仲間のなかでは、比較的よく目にするらしいんだってさ。
前回のキンランやギンランと同じレベルってことでしょうかね。
日本各地の、湿気のある、やや薄暗い林などで生育してるらしい。
和蘭の生育環境は、そんな場所が多いのかな。

肌色っぽい花は地味目だけど、一本の花茎に細い花がたくさん付いてます。
この株で、30cmほどはあったかな。

葉っぱの写真が無いんだけど、幅5cm、長さは15~30cmの、先の尖った長い葉が、1株に1枚だけ付いているんだって。
常緑の多年草だそうです。

たくさんの花が下向きに咲く様子を、戦国時代の武将たちが、部下を指揮したり鼓舞したりするときに振り回した采配に見立てたのが、サイハイラン・采配欄の命名の由来です。

【采配】
武将が士卒の指揮に用いた具。白紙や朱塗り、箔(はく)置きなどをした犬の革などを細長い短冊状に切り、柄の先につけたもの。(goo辞書より)


漢字で「采配」なら間違えようはないんだけど、カタカナの「サイハイ」だと、つい「ハイサイ」と間違えてしまいそうなんだよね。
殊更沖縄に思い入れがあるって訳じゃないんだけどね。

サイハイ、采配、サイハイラン・・・

次に出会っても、ちゃんと憶えていられるかな。