３月６日（水）
わが家を建ててもう１５年以上になる。あちこち傷みが出てきて、
その都度修理を余儀なくされている。
最近も木の雨戸が強風であおられて下に落ちた。見ると雨戸の
下の部分が腐っていた。そして、今日はガス給湯器をとりかえた。
１０日ほど前の寒い日、温水が出なくなって、急遽応急修理をしていた
だいた。
わが家も建て直すまでは、蛇口をひねってすぐお湯が出るなどという
便利な生活はしていなかったが、１５年も経つとそれが当たり前だと
思ってしまっていた。突然のことに、大変困ったものだ。仮設の湯沸かし器
をつけてもらっていたが、お風呂の追い炊き機能がないので、娘など
ぐちを言っていた。そんなことを気安く言えるのも、ここ三重だからである。
東北の震災を受けた人たちは、冬空の下、大変厳しい生活を送って
おられるのだ、仮設住宅のお風呂の仕様には、追い炊き機能がないと
のこと。まことに申し訳ない。追い炊き機能のないお風呂に追い炊き
をつけるのが当たり前だと思う。
３月３日（日）
今日はおひなまつり。女の子の節句。夫は明日４日、６４歳の誕生日を
迎える。ちなみに私の誕生日は男の子の節句の翌日５月６日。
日の事はまったく関係ないことだが、私は外で働き。夫に子育てを任せ
ていたので、感謝している。
今日の夕食のとき、一日早いが娘の提案で、夫の誕生日を祝った。
私と娘からの誕生祝いは、スニーカーと万歩計である。夫は久しぶりに
嬉しそうだった。５０歳のころ脳出血を患った。除除に、しびれがひどくなった。
歩行もしにくいため、定年後はもっぱら家でテレビの番をしている日々である。
家族一同、夫が心もからだも早く元気になってほしいと願っている。
３月１日（金）
今日から３月。とても温かい日だった。おまけに大雨も降った。
昨日、車で安倍総理の施政方針演説を聴いた。いかにも自信た
っぷりに思った。先日オバマ大統領に会ってから、ますます自信
に満ちているように感じ、聞いているうちに、腹が立って仕方がなかった。
（正直なところ、総選挙で国民の願いを果たせなかった自分達のふがい
なさに腹がたったのだ。）
総花的な演説で、国民の願いにそった具体策は何もなく、われわれ
国民には精神論をおしつけ、「世界で一番企業が活躍しやすい国」な
どと、財界の意向に従っていること。「攻めの農業政策」が必要であると
言っていたが、国民の食料はどうなってもいいのか。１１年ぶりに防衛
関係費を増やすというが、軍事力で平和は守れない。一度の失敗で烙印
が押され、「負け組」が固定化するような社会は、「頑張る人が報われる
社会」とは言えないと言ったが、安倍さんのすすめようとする社会は、
けっして、ひとり一人を大事にしてくれるあたたかい社会ではないと思う。
何としても、国民本位の政治に変えなければならないと思う。
