「お元気ですか」岡野恵美です

岡野恵美の日常の活動や生活を紹介します。

「しんぶん赤旗日曜版」が第63回日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞・大賞に選ばれたことに思う

2020年11月09日 | 日記

11月9日(月)

 きょうは新聞休刊日。津市ではいつも休刊日には日曜版

の宣伝紙を配りながら、津駅前広場でしんぶん赤旗の購読

のお願いを行うのを恒例としています。

 私はきょうは、しんぶん赤旗日曜版が第63回ジャーナ

リスト会議(JCJ)賞の大賞をし受賞したことをとりあげました。

 なぜなら、女性のひろば12月号に載った、大賞授賞式で

日曜版編集長の山本豊彦さんがスピーチした内容を読んだか

らです。

 今までも「赤旗」はブラック企業や核兵器報道でJCJ賞を

受賞したそうですが、大賞は今回が初めてだそうです。

 なぜ大賞を受賞できたかというと、桜を見る会をとりあげ

たから。そしてその視点は行政がゆがめられ、首相の国政私

物化が疑われた。ここに問題意識をもったから。

 重要なのは、桜を見る会は大手メディアが取材していたの

に問題視せず、知らなかった赤旗がスクープできたかとうい

う点です。漫然と取材しているだけでは「首相の私物化」の

問題意識を持つことはできないと述べています。

 さらに、安倍首相の地元後援会の方が桜を見る会のことを

悪びれることなくSNSで拡散し、共産党の地方議員を介して

「真実を明らかにするため」と政治的立場を超えて取材に協

力してくれたことがあったそうです。

 また、国会で田村議員が追及し、3日後に維新を除く野党

が「桜を見る会追及チーム」をたちあげ、ワイドショーが報

道したこと。

 「赤旗にあって大手メディアにないものは『追及する意志』

ではないか」

 ジャーナリズムの役割は「権力の監視」です。権力がメディ

アを支配しようとする中で、「権力の監視」の意思を持ち続け

ることは、本当に大変です。(と語っています。)

 安倍首相から菅政権へ。その菅政権による日本学術会議への

人事介入が大問題になっていますが、これは赤旗日刊紙がスク

ープしたものです。「追及する意思」があったから。

 そしてこれからも、桜を見る会の真相究明をやめるわけには

いきません。と、その決意を述べています。

 

 皆さん、こんなすばらしいジャーナリズム精神に培われた

赤旗を増やしましょう。

 

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