一生

人生観と死生観

モノつくり、人つくり

2008-06-11 16:54:42 | 哲学
6月11日 晴れ
 晴れたが暑い。昨日はいわゆる入梅の日のはずだが、梅雨前線は日本列島南の海上にあって、時々北上するが東北地方は雨のアタックをまともに受けないのだ。
 さて表題のモノつくりと人つくりは大切な問題である。産業の基本はしっかりしたものを作ることである。日本人はモノつくりに長じているとよく言われ、事実日本人の器用さがそこに生きているのだ。しかしモノを作るのは人の業である以上,人の養成はきわめて大事なことだ。しかしせっかちな日本人は時々このことを忘れ、人つくりに時間がかかることをことを嫌う。
 人をつくること、それはしばしば人格と人格の接触、時には火花を散らす激しい接触がある。それを乗越えて人格の完成へと近づく。昔、日本にはこうした伝統があったことを思い出す。現代人はそうした歴史を活かして使うべきではないか?