一生

人生観と死生観

東京電力福島第一原子力発電所の事故収束プラン

2011-06-14 19:18:52 | 哲学
6月14日
 東京電力の福島第一原子力発電所の事故はわれわれ福島県民にとって迷惑きわまりないものだが、東電は一向にこれを終結に導く具体的なプランを示さない。彼らの工程表なるものは中味はゼロに等しい。お役所に言われたから仕方なしに出したものに過ぎない。知恵なき輩はその日暮らしの放水冷却を続けているだけで、見通しは立たないといっているのだ。ロボットを入れて測定などするなど多少の進歩は見られるが、測定ばかりではなんら根本的解決にならない。しびれが切れるなあ。東電さん!
 いっそのこと私が教えてやろうか。よくよく見ておけ。ただしこれは試案だから君たちも頭を使って良い案をひねり出せ。
     東電原発事故終結プラン
(1)3km圏以内の土地建物の強制買い上げ。一定期間一般人の立ち入り禁止
(2)この圏内に東電原発の放射性の瓦礫などの集積所設置。水冷用プールの予備水源地の建設。
(3)発電所構内の瓦礫の整理。集積所へ運搬。
(4)発電所構内の地盤の水漏れ、海洋汚染の徹底的検査。漏れは完全修理。
(5)各破損原子炉に水棺プールを構築。このプールは単純なプール方式でなく、水門付きダム(小ダム)方式をとる。破損原子炉を冷却しながら、棺に納めるためである。二重の防護壁を必要あれば加える。
(6)充分検査した後現在の冷却方式から水棺冷却方式に移行。
(7)水棺プール冷却の定常化。予備水源地の活用。
(8)安全確認の上3km圏内の公園化。
(9)常磐線等公共交通機関の復活。
(10)3km圏外の市町村の復活への努力。
以上は東電だけでなく、政府も協力しなければできない。しかし東電が技術的方策を立てることが先決。

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