一生

人生観と死生観

忘れていた光景

2008-06-05 16:05:42 | 哲学
6月5日 曇りのち雨
 忘れていた日本人のふるさと、およそ便利とはいえないがかって日本人が当たり前に暮らしていた場所、そんな光景を目の前にしたらわれわれはどんな気持ちになるか。懐かしさでこみ上げる感情を抑えられなくなるに違いない。特にシニア世代はそうだろう。。
 時代はしかし絶えず変わり、いわゆる進歩の波は押し寄せる。古いものにだけに拘っては生きられない世の中だ。人は母の胎を離れて自立の道を歩き出したら最後は死に至るまで歩き続けなければならない。人生はときに立ち止まるのも悪くはないが、それはいっときのこと、目はやはり未来に向けて進むしかない。