おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

苦境の飲食店で思い出す「配給の食糧だけで餓死した裁判官」

2021年06月20日 | Weblog

ただいま午前7時になるところ。

昨夜からの雨は上がりましたが、ただ今曇りのお天気。

きょう1日こんな天気らしい。

最高気温は19度と肌寒い。

写真は我が家で放置栽培しているレタス。

毎朝、外側の1枚を採ってサラダにしていただいており、そこだけ自給自足だ。

ところで、

居酒屋など飲食店の苦境が伝えられております。

緊急事態宣言下で、酒は提供できないし、給付金も届かず、やむなく閉店せざるを得ない飲食店が相次いでいる。

これで思い出したのは戦後の食糧難のころ、食糧管理法を遵守し、配給だけで生活し、餓死した裁判官の話だ。

ウキペディアによると昭和22年のことだ。

食糧難で、食べるものは国から配られる北朝鮮みたいな配給制度だった戦後間もないころのこと。

多くの国民は配給される食糧だけでは生きていけない時代だった。

なので、国民は違法な闇市(やみいち)で、闇米や闇の食糧を購入し、糊口(ここう)を凌いだのだ。

一方、この裁判官は法律を守って、配給される食糧だけで生活してたら、とうとう餓死したという、悲劇で喜劇なのだ。

このチョー真面目な裁判官、いま都道府県や国の要請に従って、閉店に追い込まれる飲食店とクリソツだ。

お上の言うことに従って、酒は出さず、営業時間は短縮してるのに、給付金は届かず、資金繰りが悪化して閉店に追い込まれる。

これでは、法を守って餓死した裁判官と似たりゴンベ。

中には、閉店に追い込まれた店舗を安く購入し、深夜まで酒を提供して、大賑わいの居酒屋もあるという。

真面目にお上の言うこと聞いて倒産した居酒屋店主、どんな気持ちだろう。

厳しい政策「ムチ」には、「飴」がセットでないとどもこもならん。

十分な給付金という飴が届かないのでは、闇居酒屋、闇レストランが続出する。

深夜営業して、酒を提供、感染が拡大したとして、生きるか死ぬかの店主らの責任、問えますか???



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