おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

日経平均株価、終値でも3万円を超える

2021年02月16日 | Weblog

午前6時になるところです。

気温は零度。

予報によると、きょうの北海道、数年に1度という大荒れのお天気だそうな。

いまは無風でシーンと静かな朝で、文字通り「嵐の前の静けさ」でなんだか怖い。

…って書いてたら、写真のようにざあざあ雨が降り出し、風もビュービュー吹き出した。

ビビるなぁ~

さて、

日経平均株価です。

これが史上最高値を付けたのは1989年の大納会。

なんと3万8957円だった。

このころはフツーの主婦が株を買い、東京の地価もうなぎのぼり。

山手線の内側の地価を合計すると「アメリカが買える」とまで言われた。

実際、1989年にはニューヨークのロックフェラーセンターを三菱地所が買収した。

日経平均株価は5万円を目指すともいわれ、地価も株価も上がる一方だった。

ですが、この3万8957円を頂点に、その後、延々と下がり続け、2009年にはなんと、ただの7054円にまで下がってしまった。

あれから30年…

きのう日経平均株価は、なんと30年6カ月ぶりに終値で3万円だ。

30年前のバブルで大損した記憶がよみがえり、感慨深いものがあります。

いまはだれも5万円を目指すとは思っていないでしょうけど、当時はまことしやかに5万円がささやかれておった。

とはいえ、まだこのまましばらく株価は右肩上がりらしい。

わからんけど…

前回のバブルはニッポン限定でしたけど、今回はコロナ禍で世界中にカネがじゃぶじゃぶに溢れ、あっちもこっちもバブルだ。

「金融緩和」と「財政出動」のおかげさんです。

なので、先日も書いたけど「バブルが生じるのが当たり前」状態だ。

1990年、日経平均株価はすでに下がり始めていたけれど、「まもなく戻るに違いない」と多くの人は思っておりました。

前回の肝はここ。

戻るのに30年を要したわけ。

結果的には1989年を頂点に、その後2003年の7054円までダダ下がりに下がり続けた。

今回も、いつか、どの時点かで、株価はゴロンと反転するのでしょう。

いまは世界中が鉄火場と化しておる。

肉もそうですけど、「腐りかけが一番おいしい」という。

おいしいかしらんけど、腐りかけですから腹痛起こす可能性も大ってこと。

世間では「君子危うきに近寄らず」といいます。

ところが、世間の皆さまもおぢも、例外なく「欲の塊」で、君子じゃないんだなぁ~ これが…


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