午前6時になるところです。
気温は零度。
予報によると、きょうの北海道、数年に1度という大荒れのお天気だそうな。
いまは無風でシーンと静かな朝で、文字通り「嵐の前の静けさ」でなんだか怖い。
…って書いてたら、写真のようにざあざあ雨が降り出し、風もビュービュー吹き出した。
ビビるなぁ~
さて、
日経平均株価です。
これが史上最高値を付けたのは1989年の大納会。
なんと3万8957円だった。
このころはフツーの主婦が株を買い、東京の地価もうなぎのぼり。
山手線の内側の地価を合計すると「アメリカが買える」とまで言われた。
実際、1989年にはニューヨークのロックフェラーセンターを三菱地所が買収した。
日経平均株価は5万円を目指すともいわれ、地価も株価も上がる一方だった。
ですが、この3万8957円を頂点に、その後、延々と下がり続け、2009年にはなんと、ただの7054円にまで下がってしまった。
あれから30年…
きのう日経平均株価は、なんと30年6カ月ぶりに終値で3万円だ。
30年前のバブルで大損した記憶がよみがえり、感慨深いものがあります。
いまはだれも5万円を目指すとは思っていないでしょうけど、当時はまことしやかに5万円がささやかれておった。
とはいえ、まだこのまましばらく株価は右肩上がりらしい。
わからんけど…
前回のバブルはニッポン限定でしたけど、今回はコロナ禍で世界中にカネがじゃぶじゃぶに溢れ、あっちもこっちもバブルだ。
「金融緩和」と「財政出動」のおかげさんです。
なので、先日も書いたけど「バブルが生じるのが当たり前」状態だ。
1990年、日経平均株価はすでに下がり始めていたけれど、「まもなく戻るに違いない」と多くの人は思っておりました。
前回の肝はここ。
戻るのに30年を要したわけ。
結果的には1989年を頂点に、その後2003年の7054円までダダ下がりに下がり続けた。
今回も、いつか、どの時点かで、株価はゴロンと反転するのでしょう。
いまは世界中が鉄火場と化しておる。
肉もそうですけど、「腐りかけが一番おいしい」という。
おいしいかしらんけど、腐りかけですから腹痛起こす可能性も大ってこと。
世間では「君子危うきに近寄らず」といいます。
ところが、世間の皆さまもおぢも、例外なく「欲の塊」で、君子じゃないんだなぁ~ これが…
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