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牛乳トラベラー ~牛乳パックはゴミじゃない!~

日本各地の牛乳瓶・パック等を集めています。ローカル色満載なご当地牛乳も多々あるので、牛乳の面白さが伝われば良いなー…

箱034 渡辺牛乳 (新潟県五泉市)

2013-03-21 | 牛乳箱(関東・甲信越)

ボタン栽培やニットの生産で有名な新潟県五泉市で見つけた、
渡辺牛乳牛乳箱です。





「渡辺牛乳」より大きな、「昭和の」の文字。
ネットで調べた情報だけど、現在は独自の商品はないようですが、
「渡辺牛乳」として販売店をしている模様。
んで、なぜ「昭和の」なのかは全くの不明です。
「昭和牛乳」みたいな商品名で主力製品を展開していた可能性も考えられますが、
「渡辺牛乳」って名前の紙栓をネット上で確認しているので、よくわかりません。
知ってる人、情報ぷりーず!!





ヨーグルトもあったようで。





こっちはコーヒー牛乳。


メーカー:渡辺牛乳店

製造所:新潟県五泉市赤羽705

撮影場所:JR磐越西線・五泉駅を出て、何本目か(失念。一本目だったかな…)の道を左に曲がり、ちょっと進んだ右側の商店にあった…気がする。うろ覚え。

撮影時期:2011年10月


箱032 太田牛乳店 (新潟県阿賀町)

2013-02-20 | 牛乳箱(関東・甲信越)

狐の嫁入り行列で有名な新潟県阿賀町(旧・東蒲原郡津川町)で見つけた、
太田牛乳店牛乳箱です。





フタがなく、やや横長。
「太田牛乳店」の文字が、横に一行で収まっています。





サイドは無地。





逆光で撮ってしまった。


太田牛乳店をネットで調べましたが、情報が少なく、
かつて製造していたであろう独自商品は不明です。





同店の名前が入った比較的新しい塚田牛乳の宅配箱を近くで発見。
現在は塚田牛乳の販売店をしているようです。




津川は狐の嫁入りで有名


メーカー:太田牛乳店

所在地:新潟県東蒲原郡阿賀町津川3640

撮影場所:JR磐越西線・津川駅から、阿賀野川にかかる橋を渡り、信号を左折したあたり

撮影時期:2011年10月


箱026 西頸牛乳 (新潟県糸魚川市)

2011-09-07 | 牛乳箱(関東・甲信越)

新潟県の西端、糸魚川市で見つけた、
西頸牛乳の木箱です。
糸魚川と言えば、翡翠やフォッサマグナで有名ですね。





もう、つっこみようが無いほどシンプルw
黄色い箱に、大きく「西頸牛乳」の文字。超オーソドックスなスタイルです。








サイドも無地。しんぷるいずべすと。


「西頸」の名は、
糸魚川市のかつての地名「頸城郡(くびきぐん)」から来ていると思われます。
頸城地方の西ってことで、「西頸」。これで「セイケイ」って読むようです。

インターネットで検索すると、
kazagasira様のブログに昔のキャップが掲載されておりました。
当時のキャップは
「西頸酪農農業協同組合」名義ですが、
現在は「西頸牛乳」とシンプルな名前のお店(販売店?)が健在の模様。
場所は、糸魚川駅のすぐ南です。

ただ、お店はあるようですが、西頚牛乳のオリジナル商品の現況は不明です。
瓶牛乳はもう作っていないはずで、パック牛乳の有無もわかりません。
自社製造は辞めてしまい、どこかの乳業の販売店をしているのかも…

糸魚川まで行ったのだから、現地で販売店を確認してくれば良かったのですが、
時間が無くてアウト… orz

なお、kazagasira様のブログで確認できる同社の過去の製品は、
・セイケイ牛乳
・セイケイコーヒー
・ヘルス牛乳(加工乳)
の3点でした。

この箱は、糸魚川駅から駅南側2~300mにある天津神社への道中で発見。
ちょっと歩いただけで数個見つけたので、探せばまだまだ多く残っていると思われます。


ちなみに糸魚川市には、瓶牛乳(200ml)1種のみを製造する杉本牛乳さんが健在です。
こちらも糸魚川駅の南側で、徒歩10分弱とアクセス良好です。


メーカー:西頸牛乳

所在地:新潟県糸魚川市中央1丁目6−15

撮影場所:糸魚川駅の南東にある住宅街

撮影日:2011年7月


箱016 福真牛乳 (群馬県桐生市)

2010-11-30 | 牛乳箱(関東・甲信越)

かつては絹織物で栄えた街、群馬県桐生市で見つけた、
福真牛乳の木箱です。





黄色い箱、中央にロゴ、周りに牛乳の名前。
オーソドックスなタイプです。
ロゴの形は、桜の花びらののような気もするし、
MILKの「M」に見えなくもない。





サイドはシンプルに「福真牛乳」。





んで、こっちは剥がれて空洞でした(笑)


ネットでの情報によると、
福真牛乳はかつて自社で製造していたものの、
その後は栃木乳業に製造を委託して販売を続けていた模様。
現在の状況は不明です。





この箱は、
雰囲気満点の銭湯「一の湯」の正面、道路を挟んだ向かい側にて発見。
この銭湯では、桐生市のローカル牛乳「田中牛乳」を販売している。


【関連製品】
196 田中牛乳 180mlビン(タカシ牧場)


メーカー:福真牛乳

所在地:群馬県桐生市相生町5-530

撮影場所:桐生市の銭湯「一の湯」の、道路を挟んだ向かい側

撮影時期:2010年11月

箱の時代:わからん


※一の湯
桐生市本町1-4-35
毎月7、17、27日休(要確認)
午後3時~同11時


箱015 小木酪農 (新潟県佐渡市)

2010-10-23 | 牛乳箱(関東・甲信越)

はるばる新潟県は佐渡島の南端で見つけた、
小木酪農の木箱です。

あれ。正面の画像を撮り忘れたようだ…





サイドは、
たいへん味のある字体で「空ビンは必ず此の箱に返して下さい」。

黄色の箱に水色の文字ですが、正面の「小木牛乳」が消えかけてます。
見えますかね、これ。





小木酪農。
電話番号は「214」。


現在、佐渡では佐渡乳業と五島牛乳の2件が牛乳を製造しているようですが、
昭和時代に使われていた日本各地の牛乳瓶を掲載し、
各乳業会社の歴史についても記述があるサイト漂流乳業様の
全国牛乳処理工場名簿(全国乳業年鑑・昭和37年版)」と照らし合わせると
どうやら「小木酪農=小木町酪農組合」の箱と思われます。
同名簿によると、かつて佐渡には相当数の乳業メーカーがひしめきあっていたようで、
掲載されているだけで島内で22件ものメーカーが確認できます。

んで、ちょっとずつ減っちゃって現在に至るわけですが、
ネットで調べた限りでは、小木酪農の詳細は不明でした。
なんにせよ、小木酪農はもう無いみたい。

小木地区は佐渡島の南部にあり、合併して佐渡市になる前は小木町でした。
本数が少ないながらも、小木港と新潟県上越市の直江津港を結ぶフェリーがあります。
小木地区の商店街にて、これ1点のみ発見。
かつて佐渡にあった各メーカーの木箱、探せば残ってるんでしょうかね?
この時の訪問時に島内で発見した箱は、
佐渡乳業系の歴代の箱、塚田乳業、雪印、五島牛乳(無地)、
そして今回紹介した小木酪農といったところでした。


【関連商品(離島の牛乳たち)】

・伊豆大島(東京都)
007 大島牛乳 200mlパック (東京都・大島牛乳)

・淡路島(兵庫県。離島…じゃないな)
015 淡路島3.7牛乳 200mlパック (兵庫県・淡路島酪農農業協同組合)
019 淡路島コーヒー 200mlパック (兵庫県・淡路島酪農農業協同組合)

・小豆島(香川県。肥田乳業は残念ながら廃業しちゃいました…)
メーカー訪問記001 さよなら肥田乳業 ~小豆島へ行ってきました~
036 肥田特濃ミルク 180mlビン (香川県小豆島・肥田乳業)
037 肥田牛乳 1Lパック (香川県小豆島・肥田乳業)
044 しょうどしま牛乳 200mlパック (香川県小豆島・肥田乳業)
047 肥田牛乳 200mlパック (香川県小豆島・肥田乳業)
186 肥田牛乳 200mlビン (香川県・肥田乳業)

・因島(広島県。しまなみ海道で本州~四国と繋がってるけど)
箱007 中郷牧場 (広島県尾道市因島)

・佐渡島(新潟県)
147 佐渡牛乳 200mlパック (新潟県・佐渡乳業)


メーカー:小木酪農(小木町酪農組合?)

所在地:新潟県佐渡市
(小木町酪農組合だとしたら、新潟県佐渡郡小木町大字小木町321)

撮影場所:小木地区の商店街(正確な場所は忘れた…)

撮影時期:2009年5月

箱の時代:不明


箱014 天神山牛乳店 (埼玉県さいたま市)

2010-10-15 | 牛乳箱(関東・甲信越)

さいたま市大宮区(旧・大宮市)の牛乳屋さん、
天神山牛乳店の木箱です。
瓶牛乳は、すでに紹介済みです。
今更だけど、この「さいたま市」って名前、どうなのよ。
大宮市の名前が消えるとは、夢にも思わなかったぞ。





やや大きめのサイズでした。
カラーは水色&赤。
四隅の「牧場直売」が誇らしげです。

以前は文字通り牧場があり製造もしていましたが、
現在は鴻巣市(旧・吹上町)の大沢牛乳に製造を委託。
そのためか、かつては瓶にも「牧場直売」の文字があったものの、
現在は消えてしまいました。








見にくいけれど、サイドには「天神山牧場」&電話番号。
市外局番が1ケタでした。
現在は3ケタ。この木箱、どれくらい昔のものなのかな?


天神山牛乳店の付近を散歩していて発見しました。
徒歩2~3分の場所だったと記憶しています。

近年作った黄色いプラスチック製の箱は数点みかけましたが、
木箱はこれ1個のみの発見でした。




ニュータイプ!
「牧場直売」の文字は側面に。


なお、牧場の跡地?は駐車場で、特に看板などもありません。
天神山牛乳店の建物自体も、普通の民家にしか見えません。
前もって調べておかない限り、まず発見できないでしょう(笑)
大宮公園(大宮競輪場)のすぐ北、大宮北中学校のすぐ東です。

牛乳を購入したい場合は、前もって予約したほうがいいと思います。


【関連商品】
160 天神山牛乳 180mlビン
154 大沢牛乳 180mlビン (製造委託先)


メーカー:天神山牛乳店

所在地:埼玉県さいたま市大宮区寿能町1-61

撮影場所:天神山牛乳店から徒歩2~3分
(ヒントは、ちょっと西に行ったところです)

撮影時期:2009年6月

箱の時代:わからん!


箱012 原田乳業 (新潟県燕市)

2010-06-19 | 牛乳箱(関東・甲信越)

新潟県燕市のメーカー、
原田乳業の木箱です。
現行のパック製品は、以前紹介しております。





「原田牛乳」と書いてありますが、「現・原田乳業」の箱です。
合併して燕市になった西蒲原郡吉田町には、
「原田牛乳店」というメーカーもあります(数年前に廃業)。
とてもまぎらわしいですが、別会社です。





これ、相当格好良いです!
濃い緑色に白字が映えますね。
ロゴは、葉?に囲まれた鳥さんが。
燕市のメーカーだけに、多分ツバメでしょう。
とても洗練されたデザインの木箱です。

今ではポップな鳥さんですが、
昔はかなりスマートだったようで…w





手作りっぽいフォントも味がありますね。





「フルーツ牛乳」の文字が入る、別バージョンも。
…って、ゴミ入れみたいになってるww


今回紹介した原田乳業は2006年に新ビン化。
紙キャップの製品は、もう作っていないようです。

現在の主力は、パック製品。
ゆる~い鳥さん(ツバメに見えないw)が印象的なパック牛乳は、
新潟県の燕市周辺を中心に結構出回ってます。


「雪国飲むヨーグルト」や「ラクトコーヒー」は、
何故か関東でも売っています。





1~3枚目は、加茂市で撮影。
とても状態が良かったです。
加茂市で見つけた原田乳業の箱は、確かこれ1つのみ。

4~5枚目は、お膝元の燕市にて。
燕市では、チラホラと散見されました。


【関連項目】
131 原田3.6牛乳 200mlパック


メーカー:原田乳業株式会社

所在地:新潟県燕市道金3040番地

撮影場所:新潟県加茂市(1~3枚目)&新潟県燕市(4~5枚目)

撮影時期:2009年10月

箱の時代:不明


箱002 近藤乳業 (神奈川県藤沢市)

2010-01-12 | 牛乳箱(関東・甲信越)

牛乳箱シリーズその2!
神奈川県藤沢市の近藤乳業です。





三日月と牛さんです。
モウ、反則です。
可愛過ぎますね、モウ!





健康と美容に近藤デリシー。

木箱は現役を引退した様子。
ひっそりと余生を過ごしております。





この木箱、本社のある藤沢市から遠い、二宮町で見つけました。
二宮町と言えば柳川乳業のお膝元ですが、
かつては近藤乳業の販売所もあったのでしょうか。

藤沢市では探していないので、現地の残存状況は不明です。


現在、近藤乳業の牛乳はパックのみ。
瓶製品はすでに廃止されていますが、
木箱に描かれた牛さんの可愛いイラストは、
現在も近藤乳業のパック製品で健在です。


【2015年6月追記&改訂】
先日、玄関先の牛乳箱が無くなっていることに気がつきました。
廃棄されてしまったのでしょうか…


メーカー:近藤乳業株式会社

所在地:神奈川県藤沢市川名2-6-10

撮影日:2009年7月

撮影場所:二宮町のラディアン前の交差点から、湘南軌道の廃線跡を少し北上


箱001 共和牛乳 (神奈川県足柄上郡山北町)

2010-01-08 | 牛乳箱(関東・甲信越)

明けましておめでとうございます。
12月は、年末工程で深夜まで帰れない恐怖のスケジュール。
そして、仕事から解放された正月休みは海外へ逃亡。

…ちょいとサボっておりましたが、ボチボチ更新します。
今年も昨年同様、できる限りローカル製品に特化して紹介していくつもりです。
よろしくお願いいたします。


さて、これまで牛乳そのものを紹介してきましたが、
せっかくなので、たまには日本各地で発見した牛乳箱も紹介します。
とりあえず街中で見つけた牛乳の木箱を適当に挙げていこう、って感じです。
現役&廃業メーカー問わず、順次紹介していきます。


ってことで、牛乳箱の第一弾はもちろん(?)ここ。





ええ、当然、思ひ出の共和牛乳ですね(笑)
神奈川県足柄上郡山北町 → 中井町へと移転した、共和牛乳さんです。
正式名は共和酪農業協同組合で、現・足柄乳業さんの前身。
私が、給食でお世話になったメーカーです。

社名および経営母体が変わった現在は、
オリジナル商品のきんたろう牛乳を製造しています。





牛乳箱は黄色が多いので、紺色は少数派と言えるのではないでしょうか。
(と言っても大手の明治乳業が紺色なので、数自体は結構見かけますが)
中央にロゴ、周囲に会社名が入る、オーソドックスなデザインですね。
年月が経っているのか、結構痛んでいます。現役では使われていない様子。


この箱、足柄乳業のある中井町では発見できませんでした。
同じ足柄上郡の、松田町の寄地区(「やどりき」と読みます)で2点だけ発見。
寄地区は三方を山に囲まれており、
交通の便の良い神奈川にあって「陸の孤島」とも呼ばれている地域です。

なお、かつて会社のあった山北町は未調査ですが、おそらくまだ残っていると思います。


以前書いた通り思い入れのあるメーカーだったんですけど、
なかなか牛乳箱にめぐり合えなかったんです。
それだけに、発見した時の喜びは格別でした!





しかし、ヨーグルトやプリンがあったとは知らなかった…!!


【関連商品】
001 きんたろう牛乳 200mlパック


メーカー:共和酪農業協同組合(現・足柄乳業株式会社)

撮影日:09年6月

撮影場所:神奈川県足柄上郡松田町寄

箱の時代:不明