牛乳トラベラー ~牛乳パックはゴミじゃない!~

日本各地の牛乳瓶・パック等を集めています。ローカル色満載なご当地牛乳も多々あるので、牛乳の面白さが伝われば良いなー…

箱016 福真牛乳 (群馬県桐生市)

2010-11-30 | 牛乳箱(関東・甲信越)

かつては絹織物で栄えた街、群馬県桐生市で見つけた、
福真牛乳の木箱です。





黄色い箱、中央にロゴ、周りに牛乳の名前。
オーソドックスなタイプです。
ロゴの形は、桜の花びらののような気もするし、
MILKの「M」に見えなくもない。





サイドはシンプルに「福真牛乳」。





んで、こっちは剥がれて空洞でした(笑)


ネットでの情報によると、
福真牛乳はかつて自社で製造していたものの、
その後は栃木乳業に製造を委託して販売を続けていた模様。
現在の状況は不明です。





この箱は、
雰囲気満点の銭湯「一の湯」の正面、道路を挟んだ向かい側にて発見。
この銭湯では、桐生市のローカル牛乳「田中牛乳」を販売している。


【関連製品】
196 田中牛乳 180mlビン(タカシ牧場)


メーカー:福真牛乳

所在地:群馬県桐生市相生町5-530

撮影場所:桐生市の銭湯「一の湯」の、道路を挟んだ向かい側

撮影時期:2010年11月

箱の時代:わからん


※一の湯
桐生市本町1-4-35
毎月7、17、27日休(要確認)
午後3時~同11時


199 栃木牛乳 200mlパック (栃木県・栃木乳業)

2010-11-23 | パック牛乳(関東)
栃木県ではスタンダード製品。
レモン牛乳で有名な栃木乳業さん製造の、
栃木牛乳200mlパックです!





県名+牛乳という直球ネーミング。
パックは青、白、緑、赤と4色が使われており、鮮やかです。







バーコードでかすぎ。





大平町は、2010年3月29日に合併して栃木市となりました。
今回紹介したパックは大平町表記ですが、
現行品はおそらく栃木市バージョンになってるはず。


栃木乳業のラインナップは
牛乳…ビン(200ml、180ml)、パック(1L、500ml、300ml、200ml)
コーヒー…ビン(180ml)、パック(500ml、180ml)
関東栃木レモン…ビン(180ml)、パック(500ml、200ml)
関東栃木イチゴ…パック(500ml、200ml)
加工乳(栃木エリート)…ビン(180ml)
成分調整牛乳(おいしい食卓)…パック(1L)
他、ヨーグルトやプリンなども揃ってます。

公式サイトの画像を見ていて、
パック牛乳は300mlだけデザインが違うことに今気がついた。

栃木乳業で有名なのは、なんといっても「関東栃木レモン」。
元々は宇都宮市のメーカー「関東乳業」が「関東レモン」を製造していましたが、
同社が2004年に廃業してしまった後、栃木乳業が「関東栃木レモン」として受け継ぎました。
パッケージも、関東乳業時代のものを踏襲しています。


牛乳とコーヒーは、パックも瓶も栃木県下のスーパーなどに多く流通しています。
瓶製品では、加工乳の栃木エリートがあまり出回っていないようです。

レモンとイチゴのパックは、コンビニやスーパーなど各地で売っていて入手は容易。
栃木県にある東北自動車道のSAやPAでも、頻繁に見かけます。
レモン&イチゴは県外への進出も顕著で、思わぬ場所で発見することも。
栃木とは全く縁もゆかりもなさそうな神奈川県秦野市のジャスコで、
レモン&イチゴの少量パック、レモンの180ml瓶を置いてました。
レモンの瓶の流通は栃木のみだと思っていたので驚きでした。

レモン&イチゴ以外は、栃木県内の流通がほとんどだと思います。


製造者:栃木乳業株式会社

製造所:栃木県下都賀郡大平町川連432

購入地:宇都宮市内のスーパーだったと思う。忘れた。

購入日:2008年7月

198 桶川牛乳 200mlビン (埼玉県・桶川市酪農協会)

2010-11-19 | 瓶牛乳(関東)
埼玉県の桶川市酪農協会さんが販売する、
桶川牛乳200mlビンです!
製造は、熊谷市の埼北酪農さんです。








頭でっかちで短足な牛さんが可愛いですねw
オレンジ、緑、黒と瓶は豪華な3色仕様。
桶川市の花、べに花のイラスト入り。





キャップもオレンジ。
オーソドックスなデザインです。


この牛乳は、桶川市のイベント用に製造されたもの。
毎年6月後半に開催される「べに花まつり」と、
11月3日の「市民まつり」の会場で販売されます。
桶川市がお祭りで瓶入り牛乳の販売を企画し、
埼北酪農に製造をお願いしたそうです。
何年か前から販売しているそうですが、正確な年数はわかりません。

つまり、1年間のうちの購入チャンスは3日ほど(多分)!
入手の難易度はかなり高めです。

それにしても、年に数日しか日の目を見ない商品なのに、
オリジナル瓶&キャップを作るとは粋なことをしてくれます。


前々から狙っていたのですが、
あいにく11月3日は仕事だったため、事前に埼北酪農へ連絡。
すると、大変ありがたいことに、1本キープしておいてくれました。
後日、無事ゲット。

前回の訪問時もそうだったのですが、埼北酪農は社員さんがとっても親切です。
今回応対していただいたTさん&課長さん、
そして前回訪問時のFさん、本当にありがとうございます。
こちらの無理なお願いにも快く対応してくれました。
色々と楽しいお話もできました。


桶川牛乳以外の、埼北酪農の通常製品は、
パック牛乳(1L、250ml、200ml)、ビン牛乳(200ml)です。
数年前までは、コーヒーも瓶&パックで製造していたらしいです。
現在は、牛乳のみの製造。

250mlパックは、今回新たに発見しました。
中学生の給食用だそうです。

1L&200mlのパック牛乳は、メーカー前の自動販売機で購入可能。
宅配用の200ml瓶、給食用の250mlパックは直接訪問して入手するしかないと思います。







本当に感謝!!!


【関連商品】
170 埼北牛乳 200mlビン


販売者:桶川市酪農協会

製造者:埼北酪農業協同組合

製造所:埼玉県熊谷市大字広瀬456

購入地:埼北酪農にて直接購入

購入時期:2010年11月

197 吉本牛乳 180mlビン (高知県・吉本乳業)

2010-11-16 | 瓶牛乳(四国)
高知県佐川町の吉本乳業さん製造、
吉本牛乳180mlビンです!











ユニークな牛さんのイラストや、
瓶の下部の「おきる→のむ→まなぶ→あそぶ→ねる」。
遊び心あふれる、なんとも賑やかな牛乳瓶です。

これ、地元の佐川小学校の児童が描いたイラストなんです。
2009年の春頃に牛乳の価格が値上がりした際、
吉本乳業は価格を据え置く代わりに、
瓶製品を従来の200mlから180mlに減らすことで対応しました。
その際、「せっかくなら新しい瓶のデザインを工夫しよう」と発案し、
地元の佐川小に協力を仰いだそうです。





その時の新聞。
自分達でデザインした牛乳瓶が給食に出てくるなんて、夢のよう!





キャップも賑やか。水色&赤。


吉本乳業のラインナップです。
■瓶製品
・牛乳、特濃、コーヒー(全て180ml)
■パック製品
・牛乳(1L、500ml200ml
・特濃(1L、500ml)
・コーヒー(1L)

JRの佐川駅の売店で、180ml瓶の加工乳、コーヒーの2種を販売。
今回紹介した180mlの瓶牛乳は宅配&給食がメインで、
あまり小売をしていないようです。

500mlのパック牛乳は以前紹介しましたが、
2010年の春頃から牛乳(1L、500ml、200ml)がリニューアルされました。
こちらも、地元のデザイナーに頼んだこだわりのパックデザインです。


吉本乳業は
「佐川で搾り佐川で製品になった牛乳が、
佐川の子がデザインした瓶で売られていることをアピールしたい」とのこと。

四国はローカルメーカーが少なくなってしまいましたが、
吉本乳業は瓶やパックのデザインのように、
地元に密着した取り組みを意欲的に行ってます。

今後も何か面白いことをやってくれそうで、楽しみです。




オマケ。2008年1月時の旧瓶(200ml・加工乳)。

※左は高知ではお馴染み、ひまわり乳業製造の乳酸菌飲料「リープル」。
銀座1丁目の高知県アンテナショップ「まるごと高知」で販売しており、
東京でも購入できるようになった。


【関連商品】
055 吉本牛乳 500mlパック(旧)
169 吉本牛乳 200mlパック(新)


製造者:有限会社 吉本乳業

製造所:高知県高岡郡佐川町甲971

購入地:吉本乳業にて直接購入

購入日:2010年7月

196 田中牛乳 180mlビン (群馬県・タカシ牧場)

2010-11-13 | 瓶牛乳(関東)
群馬県桐生市のタカシ牧場さん製造、
田中牛乳180mlビンです!
「タカシ牧場」って名前が印象的です。





オレンヂ。シンプル。





横長すぎるロゴは、
田中の「T・N・K」に、ミルクの「M」。
かわいい。





キャップはこちら。
字のフォントが手書き感むきだしで、いい味出てます。


田中牛乳は宅配がメイン。
小売は、桐生市でもごく限られた店のみだと思います。
今回紹介した180mlのほか、900mlの大瓶もあるようです。





今回は、桐生市の銭湯「一の湯」にて購入。
一の湯は、元々は同地に広がっていた織物会社の従業員のための浴場。
時代とともに織物会社は無くなってしまったが、銭湯だけは生き延びたという。
建物は、なんと明治時代のものらしい。

そんなロケーションで飲む、桐生の地牛乳。
75℃15分殺菌の牛乳は、とても濃厚で格別の味でした。




一の湯の脱衣場。
「田中牛乳」仕様の冷蔵庫が鎮座。


製造者:(有)タカシ牧場

製造地:群馬県桐生市東久方町1-2-9

購入地:一の湯

購入日:2010年11月


※一の湯
桐生市本町1-4-35
毎月7、17、27日休(要確認)
午後3時~同11時

195 本間ラクトフルーツ 180mlビン (滋賀県・本間牧場)

2010-11-11 | 瓶牛乳(関西)
気がつけば牛乳が続いていたので、タマには色モノを紹介します。
再び、聖地・近江八幡編。
本間牧場さんの、本間ラクトフルーツ180mlビンです!





羽を広げた鳩さん?が可愛いデザインです。
フルーツの色と瓶の緑が、いい味出してます。





味も、瓶も、「SPECIAL QUALITY」な一品。





フードが風になびくぜ。





オレンジ色のキャップです。
うまく開けられず、右側が破れてしまった orz


本間牧場の製品は
・瓶牛乳(200ml180ml
・瓶フルーツ(180ml)
・パック牛乳(1L、500ml、200ml)
・パックコーヒー(500ml、200ml)
です。
何故か、フルーツは瓶のみで、コーヒーはパックだけ。
(09年8月調べ)
宅配メインのため、現地で直接購入する方法が確実かと。


瓶のフルーツは今、全国でどんどん減ってしまっています。
しかし、ここ近江八幡では、
荒川牛乳店、西牛乳処理場、太田牧場、そして今回の本間牧場と、
なんと4社で健在!
また、瓶ではないものの高木牧場もパック製品を作っており、
近江八幡のメーカー5社全てでフルーツを販売しています。奇跡…!!





【近江八幡市の牛乳】
033 本間牛乳 200mlビン (本間牧場)
109 西牛乳 180mlビン (西牛乳処理場)
122 荒川牛乳 180mlビン (荒川牛乳)
125 西牛乳 180mlパック (西牛乳処理場)
136 本間牛乳 180mlビン (本間牧場)
141 高木牛乳 200mlパック (高木牧場)


製造者:(有)本間牧場

製造地:滋賀県近江八幡市永原町上13

購入場所:本間牧場にて直接購入

購入時期:09年8月

194 津南牛乳 500mlパック (新潟県・津南ミルクプラント)

2010-11-03 | パック牛乳(甲信越)
新潟県は津南町の津南ミルクプラントさん製造、
津南牛乳500mlパックです!
200mlパックはすでに紹介しています。





200mlパックとは全く違うデザインです。
のどかな牧場風景が描かれており、
上部は雪印カラーの青&白&赤色です。
写真に少しだけ写っていますが、
サイドには「新潟県産牛乳」のマークが書かれています。


なお、1Lのパック牛乳は似たデザインですが、
「津南高原牛乳」と名称が違います。
前回紹介したように、200mlパックは全く違うデザインです。

こちらも、JR御徒町駅の目の前のデパート「吉池」で購入。
なお吉池御徒町店で販売しているのは、
パック牛乳の500ml、200ml、
パックコーヒーの200mlです。
1Lパックは売っていません。




吉池でゲット!オリジナルのストロー。
JAに取って代わった今、農協マークは貴重だ。


【関連商品】
157 津南牛乳 200mlパック


製造者:津南町農業協同組合津南ミルクプラント

製造所:新潟県中魚沼郡津南町下船渡丁5321

購入地:吉池 本店(JR・御徒町駅の目の前)

購入日:2010年1月