福井県福井市の牛乳屋さん、
渡辺牧場さんの渡辺均質牛乳900ml瓶です!
昭和を感じさせる赤ちゃんのイラストが目をひきます。
そして、周囲の円をよーくみると…
なんとトランプのマーク!とても凝ってますね!!
裏には大きく牧場名が記載。
キャップはオーソドックスなタイプ。
日付の文字が赤文字です。
実はこの渡辺牧場さん、
かつては180ml瓶と900ml瓶の2種を製造しておりましたが、
2~3年前に一度廃業を決意。
3カ月ほど製造を辞めていたそうですが、
周りの惜しむ声に押されて製造を再開したという経緯があります。
確かに、コクがあってとても美味しい牛乳でした。
そして復活の際に、製造は900ml瓶に専念。
製造日も週に1日のみになったため(たしか水曜日だったと思う)、
タイミングが合わないと入手は難しいです。
渡辺牧場ではこの牛乳のほかに、
同じ福井市にある名津井牧場の牛乳900ml瓶を委託製造しております。
渡辺牧場の牛乳は宅配専門ですが、
名津井牧場の牛乳は市内2カ所で取扱いをしているようです。
キャップは、渡辺均質牛乳と同一のものを使用。
そして実はこの渡辺牧場、製造中止と思われていた180mlの牛乳も、
週に18本だけ特別に製造しているそうです。
ただ、これはあくまでも個人的に作っている…とのことでした。
ちなみに週の製造ですが、
渡辺牧場の900mlは120本、委託製造している名津井牧場の900mlは75本。
つまり、900mlが合計195本、180mlが合計18本ということです。
名津井牧場の牛乳は店舗販売もしていますが、渡辺均質牛乳は宅配のみ。
予約して購入する方法が確実です。
私はレンタサイクルを利用して、渡辺牧場を訪問。
福井駅から約10分ほどで到着しました。
【渡辺牧場のラインナップ】
渡辺均質牛乳900ml瓶、180ml瓶(180mlは少数を特別に製造)
名津井牧場の牛乳900ml瓶(委託製造)
【買える場所】
渡辺均質牛乳…宅配のみのため、予約して直接購入
名津井牧場の牛乳…ファームビレッジさんさん、ふぁーむさるーと(両店とも福井市)
製造日&製造量が限定されているため、
購入したい人は前もって予約したほうが安心だと思います。
とっても美味しい牛乳でした。
製造者:渡辺牧場 渡辺英二
製造地:福井市加茂河原町2-11-4
購入地:渡辺牧場にて直接購入 (福井駅から自転車で10分ちょい)
購入日:2011年4月
石川県七尾市の北陸乳業さんが製造する、
農協こだわり牛乳200mlビンです!
北陸乳業は石川県で最大規模の乳業会社ですが、設備の老朽化などが原因で、
まもなく能美市の小松牛乳へ事業を譲渡して統合する予定です。
新会社は「アイ・ミルク北陸」で、すでに小松牛乳は3月1日に社名を変更済。
4月1日からは、事業統合した新会社として新たに歩みだす予定です。
無地瓶なので、つっこみようがありません。
シュリンク部分に色々書いてあります。
上部に「宅配」と書いてありますが、普通に売っていました。
裏っかわも、もちろん無地。
かつては印刷瓶だったようです。(漂流乳業様のサイト参照)
シュリンク部分に色々書いているので、紙キャップはとてもシンプル。
北陸乳業は大瓶のみ製品独自のキャップで、
その他多くの製品では共通キャップを採用しています。
今回購入した牛乳は、七尾駅の売店で購入した…と思う。多分。
ひょっとしたら、駅前のスーパー「パトリアピアゴ七尾店」だったかも。
うろ覚えです、すみません。
北陸乳業はオレンジ色のパック牛乳「農協牛乳」が大量に出回っており有名で、
今回紹介した瓶牛乳はあまり見かけません。
他のラインナップは膨大なため、HPを見てください。(丸投げw)
なお、両社の主力製品「農協牛乳」や「小松牛乳」は、
統合後も同じ名前で継続して製造するそう。
こういう配慮って、慣れ親しんだ人たちにはとても嬉しいものでしょう。
統合して全部新製品になってしまったら、なかなかピンと来ないと思いますし。
長いこと地元に根付いてきた商品名ですから、今後も大事にしていってほしいです。
といったわけで、七尾市の北陸乳業で製造した牛乳を飲めるのは3月末まで。
北陸地方にお住まいの方、最後なので記念に同社の製品を飲んでみては…?
次回は、同社のパック製品「農協牛乳」を紹介します。
石川県内の多くのお店で取り扱いがあるほど、県下で浸透している製品です。
製造者:北陸乳業株式会社
製造所:石川県七尾市八幡町ほ36
購入地:七尾駅売店 or スーパー「パトリアピアゴ七尾店」
購入日:2010年4月
三浦牛乳180mlビンです!
まさかのロケットww
そして、高層ビル群が下にwww
まさに「昭和時代の未来都市想像図」です!
味のあるデザインですね~。
「三浦乳業」のフォントの昭和っぷりも、最高です!
おそらく、宇宙や高層ビルに憧れがあった時代にデザインしたのでしょう。
昔から、ずっと変わっていないデザインだと思われます。
こんな素敵な瓶に出会えるなんて、遠路はるばるココまで来た甲斐がありました。
NASAのスペースシャトルは終了してしまいましたが、
三浦乳業にはいつまでもこのデザインを守り続けてほしいものですねw
キャップは王道デザインです。
三浦乳業は、180mlの瓶製品3種のみの製造。
今回紹介した牛乳のほか、加工乳の「センチュリー」、そして「コーヒー」です。
牛乳とコーヒーは、このロケット瓶を使用。
センチュリーだけ別の瓶で、緑色の印刷で牛さんの顔が描かれています。
基本的に宅配のみということなので、現地で直接購入する方法が確実。
三浦乳業は、JR七尾線・能登部駅から徒歩5分程度です。
今回の訪問で応対していただいたのは、なんと90歳を超える元気なおばあちゃん。
無理せず、体に気をつけて、いつまでもお元気で!
製造者:三浦乳業 三浦くに
製造所:石川県鹿島郡中能登町能登部下91-59
購入地:三浦乳業にて直接購入
購入日:2010年4月
宮川牛乳さん製造、宮川牛乳180mlビンです!
瓶には、横向きの牛さんがズドン!
反対側には宮川牛乳の文字。こちらは、シンプルです。
フードは、ビニールではなくプラ製。
でも、キャップはしっかりと紙栓です!
アナログ感あふれるフォントがナイス!
エメラルドグリーンは、少数派でしょう。
宮川牛乳は、宅配専門です。
今回紹介した180mlの瓶牛乳1種の製造という、潔いラインナップです。
宅配エリアは魚津市を中心としたエリア。
富山県内でも、限られたエリアでしか飲まれていません。
社長さんと色々お話させていただいたのですが、
なんと「明治時代から5代、100年ぐらいは続いている」そうな。
年季の入った建物で(褒め言葉)、現在も自社製造を続けております。
しかし「跡継ぎの6代目がいない」とのこと。
6代目、7代目とこれからもずーっと残ってほしいのですが…
今後がちょっと心配です。
宅配専門のため、購入するには宮川牛乳を訪問する必要があります。
富山地鉄、西魚津駅から徒歩5分程度。
余分に製造していない場合もあるので、電話で確認したほうが無難です。
製造者:宮川牛乳 宮川政昭
製造所:富山県魚津市住吉2130
購入地:宮川牛乳にて直接購入
購入日:2010年4月
富山ヤクルトさんが販売するアルペン牛乳180mlです!
製造は以前紹介した、とやまアルペン乳業さんです。
立山連峰を描いた、可愛いイラストがナイス!
裏面のシンプルな「ALPINE」の文字も印象的です。
瓶に「立山黒部アルペンルート」と書いてあり、観光客には嬉しいですね。
キャップはオーソドックスなデザイン。
色はエメラルドグリーンです。
同ルートは、長野県大町市の扇沢駅と、富山県立山町の立山駅を結んでいます。
立山連峰の絶景を望む山岳観光ルートとして有名で、
ロープウェイやケーブルカー、トロリーバス、さらには黒部ダムを徒歩で抜けるなど、
険しい道のりを様々な手段で移動します。
立山駅から扇沢駅まで、東西の直線距離は約25キロ程度。
しかし最大高低差はなんと1975mで、
最高地点の室堂駅は標高2450mの高さです。
まあ、とても素晴らしい所なので、興味ある人は調べてください(笑)
咲き誇る高山植物や地獄谷巡り、日本最高所の温泉宿「みくりが池温泉」など見所満載です。
この時の旅は、2連休がとれなかったのため、
神奈川からムーンライト信州&ムーンライトえちごを駆使して日帰りを強行w
朝6時頃に長野側から入り、午後2時過ぎには立山側へ抜けました。
あとは富山を適当にぶらぶらして、夜に日本海を北上。
深夜1時頃、長岡からムーンライトえちごに乗って新宿へ向かいました。
なんとかなるものですねw
なお、前に紹介した松田牛乳も、アルペンルートの道中で購入したものです。
製造元の富山アルペン乳業は、
以前紹介した「とやまの牛乳」のようにパック製品が主流です。
ただ、「牛乳・乳製品ファンの掲示板」主催のkazagasira様によると、
「とやまの牛乳」の瓶製品も近年製造を始めたそうです。
販路は不明ですが、給食用との噂もあり、ちょっと気になるところです。
販売元の富山ヤクルトに関しては、いまひとつわかりません。
またネット上で、この牛乳の昔のキャップの画像があるのですが、
製造元が砥波市のとなみ乳業になっています。
かつては、富山アルペン乳業ではなく、となみ乳業が製造していたようです。
こんな感じで売ってます。
1本150円。持ち帰りは瓶代別途50円。合計200円也。
立山ケーブルカーの立山駅売店で売ってます。
他の販売スポットは不明です。
【関連商品】
106 とやまの牛乳 200mlパック (富山県・とやまアルペン乳業)
販売者:富山ヤクルト(株)
製造者:とやまアルペン乳業
製造所:富山県富山市林崎1223-1
購入場所:立山駅(立山ケーブルカーのほう)
購入日:09年8月
新湊乳業さんの新湊均質牛乳180mlビンです!
桜のロゴが、昭和の匂い!(←褒め言葉)
均質って響きも、なんだか懐かしいですね。
シンプルですが、格好良いデザインです。
キャップは、やはり桜のロゴが可愛い!
賞味期限の円の左右にある切れ込みが、珍しいです。
新湊乳業は、多くの製品を製造しています。
瓶製品は均質牛乳、ホモゲミルク、デラックスミルク、コーヒー、フルーツ、バーモントの6種。
珍品のバーモントは、果汁入り清涼飲料です。
200mlの小パック製品は牛乳(2種)、コーヒーの3種。
他、リッターサイズの牛乳など、大きいものも各種あるようです。
瓶製品は宅配の他、周辺の銭湯などで売っているようです。
また、道の駅「カモンパーク新湊」でデラックスミルクが売っていました。
パック製品は、近隣のスーパーなどで買えます。
また、高岡牛乳の製品も委託で製造しており、
売ってもらうことも可能です。
ビン製品は牛乳、ホモゲナイズミルク、ゴールドミルク、コーヒーの4種。
パック製品は牛乳(200ml、1Lを確認。500mlの有無は不明)のみです。
なお、1Lの牛乳は近隣のスーパーで販売しているようです。
製造者:新湊乳業協業組合
製造所:富山県射水市松木字川田1780番地
購入場所:新湊乳業にて直接購入
購入時期:09年5月
富山県を代表する祭り「おわら風の盆」で有名な八尾町のメーカー、
八尾乳業さんの八尾牛乳の200mlビンです!
おわらのシルエットが印刷されたビンがキュート!!
編笠をかぶった、おわらの踊り手の女性が、抜群の存在感を放ちます。
ありそうで、無いデザイン。
フードがピンクなのは珍しいですね。
普通の牛乳は、紫が一般的です。
リサイクルしなくてゴメンナサイ!
地球にやさしくなくてゴメンナサイ!
大事にコレクションするので、許してください。
日付以外に英字の記号が入っており、珍しいです。
印字がはみ出していて、ちょっと不恰好かな。
キャップ自体のデザインは、とても可愛いです。
八尾乳業の製品は、
1Lパックや500mlパックなら富山県内のスーパーで比較的流通しており、
それなりに目に触れる機会がありました。
ただ、ビンの製品は探した限りでは八尾町でしか出会えませんでした。
八尾町ならビン製品も小売で結構流通していて、
駅の売店や、駅近くの商店でも売っていました。
もちろん、各種パック製品も勢揃い。
なお、他のラインナップとして、
少量パックとして牛乳2種、コーヒー1種を確認しています。
このうちの牛乳1種およびコーヒー1種は、
富山駅改札外の売店でも売っていました。
こういうコテコテのデザイン、結構好きです。
地域を感じる図柄は、観光客への訴求も高いはずです。
【2015年10月追記】
2010年1月末、魚津駅前のビジネスホテル「魚津マンテンホテル」の浴場前にある自販機で、瓶製品を販売していたそうです。
蛸田観光バスさん、ありがとうございました!
2015年夏頃、富山市上袋の長八温泉で、瓶製品を販売していたそうです。
また、キャップの住所が「福島589」に変更されたようです。
みるくばろんさん、ありがとうございました!
製造者:八尾乳業協同組合 ←音楽が流れるので注意!
製造所:富山県富山市八尾町福島590
購入場所:越中八尾駅から徒歩2~3分のスーパー
購入時期:2009年8月