牛乳トラベラー ~牛乳パックはゴミじゃない!~

日本各地の牛乳瓶・パック等を集めています。ローカル色満載なご当地牛乳も多々あるので、牛乳の面白さが伝われば良いなー…

インスタグラム始めました

2020-09-11 | Weblog
数年ぶりにコンニチハ
更新するする詐欺を打開するために、インスタ始めてみました。

https://www.instagram.com/gyunyu_traveler
↑直リン
@gyunyu_traveler
↑検索用

インスタは過去の情報を検索しにくい気がして、しかも情報がほとんどない投稿も多く、
せっかく投稿しても流れてしまうと思い苦手意識があったのだけれど、
牛乳パック系コレクターも増えているようだし、
昔から情報発信していた自分がやらないのも損かと思い、重い腰をあげました。
本当は自分の投稿を辞書みたいに引ける個人ホームページの開設が理想なんだけどね。
とりあえずリハビリがでらインスタ更新するので、よろしければチェックしてください。
気が向いたらTwitterもやります。気が向いたら。

で、ブログを久々に覗いたら、いつのまにか累計260万ページビューと信じられない閲覧数でビックリです。
何年も放置しているのに1日1000アクセスぐらいあるようで、googleで牛乳名を直接入れるのはもちろん、
「県名 牛乳」で検索すると当ブログが上のほうに出てくるため、狙わずして踏んでいる人が多いのかと思います。ありがたや。
それゆえインスタを始めたとしてもブログを放置するのはもったいないと感じたし、
個人ブログは時代に合わないと言われようとも細々でいいから続けて行こうと決意しました。

コメントいただいた皆様、返事してなくてスミマセン。順番に返します。
書籍に協力系のお誘いもあったようですが、コレを気づかずスルーしてしまうタイミングの悪さ。
自分を信頼していただきお誘いいただいたのに、無視してしまい申し訳ございませんでした。
本当にごめんなさい。

発信していませんでしたが、私は相変わらず細々と牛乳を集めていました。
ただ、インスタを検索すると、かつてゲットした牛乳がリニューアルしていることも多いようで、
もう一度本腰を入れて集めようと気持ちが燃えてきました。
リニューアル情報がそこそこわかり、インスタもまぁ便利かも…と思ってしまったり。笑
インスタでもブログでも、現地訪問による直接ゲット&インスタにそぐわない情報過多でヘドが出る長文解説付の投稿にこだわるつもりです。笑

ブログを始めた頃は神奈川のド田舎に住んでいましたが、4年前から熊本に住んでいます。
当面はコロナの影響で九州の情報が中心ですが、未紹介のストックはありますので、マイペースでやってきます。
よろしくお願いします。

インスタアカウント
https://www.instagram.com/gyunyu_traveler
↑直リン
@gyunyu_traveler
↑検索用

お久しぶりです。

2017-05-29 | Weblog
すみません、完全に放置してました…

ブログ引越しは手付かずなので(笑)、まずはこのブログで再開します。
気が向いたら引越しします。

コメントのお返事は数日以内に順次お返しいたします。
新しい記事も膨大に溜まっているので、ちょっとずつ更新していきたいです。

お久しぶりです。ブログ引越しの告知です。

2016-03-10 | Weblog
当ブログは3~4月をメドに引越しを予定しております。
しっかり告知する&旧ページ(このブログのこと)からも飛べるようにするので、
しばしお待ちください!

台湾・高雄の高大鮮乳をようやくゲットしたり、
長年の課題だった牛窓(岡山)の石原牧場をようやく訪問できたり、
電話が通じず現況が全く不明だった秩父(埼玉)の新井牛乳の入手に成功したり、
佐渡島では五島牛乳をようやく飲めた&廃業している伊藤牛乳から往時の瓶やキャップを頂いたり、
収集自体は順調です(笑)

ちゃんと更新する意志はありますので、気長にお待ちいただければ幸いです。

300 藤本均質牛乳 200mlビン (秋田県・藤本乳業)

2015-10-20 | 瓶牛乳(東北)

あろうことか半年近く放置してしまった…orz

秋田ネタ、続編。
秋田県横手市の藤本乳業さんが製造する、
藤本均質牛乳200mlビンです!
ここも、インターネットでの情報が少ない牛乳屋さんです。





アナログチチックなカクカクした茶色の文字で「藤本乳業」。
電話番号の市外局番が書いていないのは、
遠方での流通を考えていないからでしょう。
下に「横手市」と書いてありますが、
前回紹介した佐々木牛乳店さんも「湯沢市」と市名が表記してありました。





裏は山脈に牛さん。容量の「200」の文字が目立ちます。
でも、山はババロアみたいに見えなくもないし、
牛さんは目の位置が後方で、しかもややうつろな気がw

とても味わいのあるイラスト&デザインだと思います。
昔の牛乳瓶っぽい着飾らない雰囲気が残っていて、とても気に入りました!!





キャップはオーソドックスなデザイン。
80℃15分の中温殺菌牛乳です。


【ラインナップ】
藤本均質牛乳(ビン…200ml)
これ1種のみ!!!
瓶代込で120円でした。

(過去にはコーヒーも製造していたようです。キャップは牛乳と同じものを使用していたとのこと。
みるくばろんさん、情報ありがとうございました!)


【買える場所】
販路は近隣への宅配only。
店頭での小売はしていないので、藤本乳業さんで直接購入する必要があります。
宅配以外の販売を想定していない牛乳屋さんなので、
事前に電話で在庫を確認したほうが良いかと思います…!

藤本乳業さんは、JR横手駅から徒歩15分弱。
Googleで地図を検索する場合、語句は「横手市 藤本牛乳」にしてください。
「横手市 藤本乳業」だと地図が出ません。





藤本乳業さんの外観です。
創業はなんと大正2年!!!
100年以上も営業している老舗中の老舗です。
気さくな社長さんが温かく迎えてくれました。

濃厚な牛乳、美味しかったです!!





…夜に仙台へ行かねばならなかったので、そのままトンボ帰り。
牛乳屋さん以外は、
横手焼きそばの名店「藤春食堂」と道の駅「十文字」ぐらいしか行ってない(笑)


製造者:有限会社藤本乳業

製造所:秋田県横手市蛇の崎町7-33

購入地:藤本乳業で直接購入

購入日:2015年3月


299 佐々木均質牛乳 200mlビン (秋田県・佐々木牛乳店)

2015-05-01 | 瓶牛乳(東北)

今回紹介するのは、インターネットでも情報が少ない牛乳屋さん。
秋田県湯沢市の佐々木牛乳店さんが製造する、
佐々木均質牛乳200mlビンです!





「湯沢市 佐々木牛乳」。
はい、超シンプル(笑)
続いて裏側です。





昔ながらの可愛いデザイン!!!
これ、凄くいい。はるばる秋田まで来た甲斐がありました…!

実は、瓶の表のデザインはネットで1件だけ確認できるのですが、
裏側の画像は見当たらず、謎だったんです。
無地の可能性も考えていたのですが…何とも嬉しいイラスト入り!!

以前紹介した菅牛乳さん(湯沢市秋ノ宮)、畠中牛乳さん(山形県遊佐町)と似ている赤ちゃんのデザイン。
佐々木牛乳店のご主人によると、昔からこのデザインで変わっていないそうです。





キャップは佐々木均質牛乳の表記。
75℃15分の中温殺菌牛乳です。
征悦さん(多分ご主人)の個人名も入っています。

と、なんとなく3枚のキャップを眺めていたら……(3本飲んだw)





あれ!?1枚だけ製造者の名前が違う!!!

消費期限は同じ26日なのに、キャップの印字が桂子さん名義で別バージョンです。
経緯は不明ですが、2種類が混在してるってことか。
たまたま2種を入手できたのは運が良かったです。


→後日みるくばろんさんから頂いた情報によると、
今後は桂子さん(奥様)名義のキャップに変更となるようです。(2015年6月追記)


ところで今回の購入にあたり、
電話で予約するため「湯沢市 佐々木牛乳」で検索すると、
真っ先にヒットするのは「メグミルク佐々木販売店」。
ここは、同じ湯沢市ですが別の店なので注意!

なお、「湯沢市 ささき牛乳」と平仮名で検索したところ、
なぜか日本乳業協会のページ内の佐々木牛乳店の項目が先頭でヒットします(笑)

んで、ナビに住所を入力(上記のメグミルクさんと間違えないよう注意)。
「え?本当にここでいいの?」といった道を案内され、
集落の最奥地に到着すると…





これが佐々木牛乳店さんの外観。看板などはありません。
奥の建物が牛乳工場。自宅は左側。右手前の建物は不明。
勇気を出して、左の自宅をピンポンしましょう。


自宅から出てきたのは、電話で親切に応対してくれた男性(ご主人の息子さんかな?)。
案内された隣接した工場には、やや高齢のご主人がいました。

俺「2本いただけますか?もし可能なら瓶代も払いますので…持ち帰りはできないでしょうか?申し訳ないです…」
ご主人「はいはい、大丈夫だよ。ありがとう。260円ね」

俺、560円を渡します。
するとご主人、400円を返却。

俺「あ、すみません。お釣り100円多いですよ!!」
ご主人「いや、160円だよ。2本で160円だから

安ッ!!!!!!!!!w
値段を聞き間違えていたようです。
手作りの中温殺菌牛乳が1本80円!
しかも、色々とお話しをしていたら、何故か1本オマケで頂けることに…
もうほんと、申し訳ない。感謝です…。


【ラインナップ】
佐々木均質牛乳(ビン…200ml)
直球勝負の小容量の牛乳1種のみ!!!
上記の通り、キャップは2種類を確認。


【買える場所】
ご主人に伺ったところ、
湯沢市の榎本酒店(湯沢駅から徒歩10分弱)が唯一の小売場所。
同店の入荷数や、持ち帰りの可否は不明です。
他に販売場所は無く、近隣への宅配のみ。給食などもやっていません。

なお、徒歩で佐々木牛乳店さんへ行くなら、
湯沢駅から1駅南の上湯沢駅から、東へ25分程度かと。



自宅を兼ねた小さな工場で、製造は瓶牛乳1種。
販路は近隣への宅配がメインです。
昔ながらの営業形態を保った貴重な牛乳屋さん。
地域の宝物として、いつまでも頑張ってほしいものです…!

牛乳、美味しかったです!!!
おじちゃん、本当にありがとう。

この後、横手市の藤本乳業さんにも突撃し、無事に瓶牛乳を購入(次に紹介します)。
コレクターとして至福の一日でした(笑)



製造者:佐々木牛乳店 佐々木征悦 or 佐々木桂子 (2パターン存在)

製造所:秋田県湯沢市関口字戸沢173

購入地:佐々木牛乳店で直接購入

購入日:2015年3月


箱037 松永牛乳 (福島県南相馬市原町区)

2015-03-30 | 牛乳箱(北海道・東北)

福島県南相馬市(旧原町市)で見つけた、
松永牛乳牛乳箱です!
今回は、4種を一気に紹介します。





まずは木箱。
牛さんと、チェック柄に「まつなが」のロゴが目を引きます。
塗装がハゲて牛さんの目が消えてしまい、ちょっと恐い(笑)

このロゴ、かつて存在していた瓶牛乳にもしっかり印刷されています。
漂流乳業さんのサイト参照。松永牛乳の歴史も詳しく載ってます!

市外局番は「原町」と地名のみ。
このような表記は日本各地の古い宅配箱で頻繁に見かけますが、
地元以外はわかりようが無いよね(笑)





サイドはヨーグルト。





んで、こっちも再度、ヨーグルト。





続いて、古いタイプのプラ箱です。
木箱と同じく、松永牛乳のロゴ入りです。
こっちは目がちゃんと残ってました(笑)

上部がギザギザになっている特徴的な形状の箱は、
御木沢農協さん(三春ミルクプラント・福島県田村郡三春町)と同タイプ。
他にも東北の何処かで見た気がするけど…思い出せない。

三春ミルクプラントは昭和52年前後に銘柄廃止(漂流乳業さん参照)なので、
この箱も昭和50年代前後の可能性が高いかと…。





また、下には「松永アイスクリーム」の文字。
同社のまつなが3.6牛乳を紹介した際も載せましたが、
松永牛乳と言えば名物はアイスまんじゅう!
同社のネット情報も、多くはアイスまんじゅうに関連するものです。

アイスクリームの委託製造もしている松永牛乳。
この古い箱の時代から、
アイスクリーム類は松永牛乳の主力製品だったのでしょう。





これ、ガチで美味い。
中のアンコと外のミルクアイスのバランス加減が絶妙!
(「手造り」じゃねえだろ!wってツッコミは無しね)





3つ目はこちら。やや新しいプラ箱です。

文字が消えかけてますが、
うっすら見える文字は「パスチャライズ」、「松永さんちの牛乳」、そして電話番号。
そんなに古い箱では無いはずなのに、木箱と同じく市外局番は「原町」です(笑)





ネット情報によると、松永牛乳さんは平成14年に工場を市街地から海側へ移転。
箱の文字「松永さんちの牛乳」は瓶牛乳の商品名で、
旧工場および新工場の住所が記載された同製品の紙キャップ各種が確認できます。

ところが移転からほどなくして、
瓶製品は他社(不明。情報求む!)の委託製造に切り替わったようです。
(その際にコーヒーの瓶製品は終売。自社製造のパック製品のみに)
また、平成17年度からは紙キャップがプラ栓に変わり、
平成22年頃までに瓶製品自体が完全に姿を消した…とのこと。
また、工場移転前の平成13年頃にはすでに小容量の瓶牛乳が無地瓶&プラ栓になり、
印刷瓶&紙キャップは大瓶のみだった…との情報もあります。

このあたりの経緯は全て寄せ集めの伝聞なので、確証はありません。

少なくとも、平成18年当時の小容量の瓶牛乳は無地瓶&プラ栓で、
現行のパック牛乳と同じ「まつなが3.6牛乳」の商品名。
箱に名前のある「松永さんちの牛乳」ではありません。

「松永さんちの牛乳」、いつまで存在したのでしょうか?
プラ栓化後も、大瓶のみ「松永さんちの牛乳」だったのでしょうか?
大瓶のプラ栓化後、印刷瓶から無地瓶に切り替わったのかも不明です。
また、プラ栓化前の小容量の瓶牛乳が「松永さんちの牛乳」だったのかも気になる…

詳細を知っている方、情報ぷりーず!!





んで、4種目。おそらく最新(現行?)のものです。
無地の箱にシールを貼ったタイプ。
「自然・元気・友達」の言葉が新たに入りました。
そして、ようやく市外局番が数字に(笑)





なお、松永牛乳のある南相馬市原町区は、東日本大震災で大きな被害を受けました。
松永牛乳は海からも比較的近く、
同社のわずか100mほど海側は津波で壊滅状態でした。

また、原町は福島第1原発から北へ約25km。
放射能検査の結果をHPで公開するなど、苦労を重ねながら操業を続けてます。


名物「アイスまんじゅう」はもちろん、牛乳もコーヒーも美味しいです。
南相馬市はもちろん、浜通り北部ならスーパーでもよく見かけるので、
近くを訪問の際は是非…!





オマケ。
原町の商店街、まつなが食堂脇にあった素敵な看板。
「のんだら乗るな のむなら牛乳」





【関連商品】
212 まつなが3.6牛乳 200mlパック


メーカー:松永牛乳株式会社

所在地:福島県南相馬市原町区上渋佐原田159

撮影地

木箱:原ノ町駅から駅前通りを直進。「栄町2丁目」の信号を左折し、ほどなく右手。駅から徒歩10分弱かな。

古いプラ箱:原ノ町駅から駅前通りを直進。「旭公園前」の信号を右折し、2つ目の角を左折するとすぐ右手にある諸井電気店。こちらも駅から徒歩10分弱。

3つ目の箱:鹿島駅(原ノ町駅の北隣)近くの北西の住宅街で2つ発見

4つ目の箱:原町の市街地(詳細忘れた)

撮影日:2010年10月(木箱)、2013年11月(4種目)、2015年3月(2~3種目)


298 親子2代放牧牛乳 200mlパック (宮城県・山形屋農場)

2015-03-26 | パック牛乳(東北)

宮城県黒川郡大郷町の山形屋農場(菊池牧場)さんが販売する、
親子2代放牧牛乳200mlパックです!
製造は、前回紹介した大崎市の古川乳業さんです。





商品名だけで作り手のイメージが湧く、印象的なネーミングの牛乳です。

池(?)の周りに放牧された牛さんのイラスト。
山形屋農場さんの風景かと思い検索したところFacebookがヒットし、
イラストと同じアングルの農場で、
水中や周りを気持ちよさそうに闊歩する牛さんの写真を見つけました!

パック正面には「親子2代」と思われる2人の名前がクレジット。





Facebookによると、
山形屋農場は約150頭の牛さんが東京ドーム約4個分の敷地で過ごしているそうです。
朝に牛乳を搾り終わった牛さんたちは、
暗くなるまで水浴びや散歩、牧草を食べるなど、
外でストレスなくのびのびと過ごしている…とのことです。

ストレスの少ない健康な牛さんからは、もちろん美味しい牛乳が取れるはず。
生産者の情報がわかりやすく、情報も発信しているので、
贔屓にしている固定客も多そうですね。

仙台城(青葉城)から仙台駅まで1時間近くブラブラ歩いた後に飲んだこともあってか、
とても美味しく感じました。





山形屋農場の後ろにカッコで菊池牧場。





【ラインナップ】
親子2代放牧牛乳(パック…1L、200ml)
そふとヨーグルト(400g)
飲むヨーグルト(プラボトル…150ml)

上記以外にあるかもしれませんが、現状不明。


【買える場所】
仙台駅西口から徒歩すぐ、デパート「さくら野」の地下食品売り場で購入。
1Lパックの牛乳も売っていました。
ヨーグルトも売っていた…はず。多分。

また、岩出山町の「あ・ら・伊達な道の駅」で、牛乳2種が売っていました。

Facebookから通販の注文も出来るようです。
「山形屋農場」で検索してみてください。


【関連商品】
297 古川牛乳 200mlパック (宮城県・古川乳業)


販売者:山形屋農場(菊池牧場)

販売者所在地:宮城県黒川郡大郷町大松沢石撫1

製造者:古川乳業株式会社

製造所:宮城県大崎市古川北稲葉1-2-59

購入地:デパート「さくら野」の地下食品売り場(仙台駅から徒歩5分弱)

購入日:2014年6月


297 古川牛乳 200mlパック (宮城県・古川乳業)

2015-03-18 | パック牛乳(東北)

更新するする詐欺のまま、半年サボっちゃいましたw
新年一発目の投稿。2015年もよろしくお願いいたします。
もう3月ですがw

ってことで宮城県大崎市の古川乳業さん製造、
古川牛乳200mlパックです!
2006年の合併で無くなってしまった旧古川市のメーカーです。





赤青白と、フランス国旗のような色使い!
床屋カラーとも言えるかな(笑)
正面に配置された小文字の「f」は、古川の頭文字でしょう。
これ、シンプルながら凄く目立つ牛乳パックです。
良い意味で昭和のアナログ感!印象に残る素敵なデザインだと思います。





側面もトリコロール





こっちは青字のみ





ワンポイント赤色





スーパーに陳列された古川牛乳、なかなかのインパクト…!
地元の人は「牛乳=古川牛乳の3色パック」なイメージかも??


【ラインナップ】

この古川乳業、ネット上の情報が少ないんです。
同社の歴史は漂流乳業さんのHPが詳しいです!
商品ラインナップもイマイチわかりませんが、

古川牛乳(パック…1L、500ml、200ml、100ml)

は販売を確認しております(100mlのみネット情報)。





また、1Lパックの側面にジャージー牛乳(大瓶)の広告が載っています。
(店では未発見。紙キャップではなくプラ栓との噂)

ジャージー牛乳(パック…1L、200ml)
も検索でヒットしましたが、古い情報のため現況は不明…

他、黒川郡大郷町の山形屋農場(菊池牧場)の「親子2代放牧牛乳」や、
宮城県登米市に本社を置くウジエスーパーが販売するプライベートブランドの牛乳、
「上野牧場牛乳」なども製造しています。(朝倉2号さんのブログ参照

なお、小量パックは、
大崎市(旧古川市域のみ)、加美町、色麻町の給食に採用されているようです。


【買える場所】
旧古川市のスーパーなら取扱店は多そうです。
古川以外の大崎市は不明。給食でも採用されていないので、はたして…
また、仙台や石巻、気仙沼など県内の他地区でも、私は見たことがないです。

今回購入したのは大崎市ではなく隣の美里町(旧小牛田町)ですが、
ココは古川に近く、大崎市に食い込んでいるような立地。
(神奈川県に食い込む東京都町田市みたいなモノw)
販路は旧古川市を中心に、そんなに大きくない印象です。



まったくの余談ですが、
過去にブログで取り上げた島根県出雲市(旧平田市)の古川牛乳
今回の記事を書く際、同じ名前のため久々に調べてみたのですが…
なんと2013年3月に廃業していたことを知りました。
なんでもオジさん(社長さんかな?)が転んで大怪我をしてしまい、
廃業せざるを得なかったとか。残念無念…
突然の訪問客にも楽しい話をしてくれた、親切な牛乳屋さんでした。悲しいです。



製造者:古川乳業株式会社

製造所:宮城県大崎市古川北稲葉1-2-59

購入地:ヨークベニマル小牛田店(JR東北本線・小牛田駅から徒歩約5分)

購入日:2014年6月


296 上玉利牛乳 180mlビン (鹿児島県・上玉利牧場)

2014-09-08 | 瓶牛乳(九州)

【2015年12月加筆】
残念ながら2015年5月で製造を辞めたとのことです。
(ゴエモンさん、情報ありがとうございました)
以下の文は、営業当時の情報になりますので、ご注意願います。



この牛乳を手に入れるため、どれだけ苦労したことか…(笑)
鹿児島県鹿屋市(旧吾平町)の上玉利牧場さんが製造する、
上玉利牛乳180mlビンです。





首や頭に飾りをつけた牛さんが、こちらをチラ見。





ローカル全開な文字がしびれる。素晴らしい。





まる正マーク。ビニールフードには輪ゴム。





キャップ。デザインはオーソドックスだけど、丸文字で可愛い。


【ラインナップ】
上玉利牛乳(瓶…180ml)
牛乳1種のみ。潔し!


【購入できる場所】
宅配限定で直接購入のみ…と思っていましたが、小売場所を見つけました!
上玉利牧場の近くにある「久木山商店」で売っています。
ただし、限られた本数で瓶を回しているので瓶は返却しましょうね。

上玉利牧場さんで直接購入する場合は、事前に電話でお願いをするのが無難かと。
ただ、瓶が少ないため、持ち帰りでの販売は基本的に行っていないそうです。
電話で牛乳を集めている旨を説明し、瓶も集めていると伝えたところ、
瓶代を払うことで特別に持ち帰りを許可してくれました。ホント感謝です。
まあ、うまく交渉してみてください(笑)




久木山商店


何が苦労したって、上玉利牧場の立地です。
とにかく遠い。鹿屋(吾平)は鉄道が通っていないため、車は必須でしょう。
私は観光も兼ねていたので、宮崎市でレンタカーを借りました。
青島の手前であろうことかポリスに捕まりつつwww、日南海岸を南下。
志布志から吾平へと抜けました。

上玉利牧場の最寄り駅は鹿児島県の志布志駅。
しかし、超ローカル線のため、志布志まで行くだけで非常に時間がかかります。
日豊本線の都城駅(宮崎)からレンタカー…というのが一番手っ取り早いかな。
まあ、最寄の志布志駅から20~30km、都城駅からだと50km以上あるんだけどw

しかも、吾平についたとしてもまだ安心はできません。
目印となる看板が一切無いので、牧場の位置がわからない。
カーナビも、ざっくりとした地図しか出てきませんでした。
私は近所の人に聞き、なんとかたどり着いた具合。

上記の通り、商店でも入手可能だけどね。
吾平まで来たのなら、せっかくだから製造元まで行きたいところ。





配達は、なんと自転車。
修繕を重ねながら長年愛用しているようで、凄味さえ感じる外観です。

濃厚な牛乳、絶品の味でした。
本当に美味しかった!!!

アクセスは最悪ですが(笑)、その先には素敵な牛乳が待っています。
昔の形態のまま生き残る貴重な牛乳屋さん。チャレンジャーは是非!!!
(白バイには気をつけましょう)




製造所。看板はない。


製造者:上玉利敏郎

製造所:鹿児島県鹿屋市吾平町麓3368

購入地:上玉利牧場にて直接購入

購入日:2012年1月


295 龍ちゃん牛乳 200mlパック (岩手県・岩泉乳業)

2014-08-14 | パック牛乳(東北)

ホントすみません、ずっと放置してました…。
辞める気はサラサラ無いので、ボチボチ更新していきます。
毎度毎度、同じことを言ってる気がするけれどww


復帰1回目に紹介するのは、
岩手県下閉伊郡岩泉町の岩泉乳業さんが製造する、
龍ちゃん牛乳200mlパックです!
商品名から、真っ先にダチョウ倶楽部の上島竜兵さんを思い浮かべてしまいましたがw





葉っぱや川が描かれた、爽やかなデザイン。
自然豊かな岩泉をイメージしたのでしょうかね。
ぜんぜん牛乳っぽくないパックなんだけど(笑)、異色なので逆に印象に残っちゃいました。





上部には、岩泉の観光の目玉・日本三大鍾乳洞の1つ「龍泉洞」にちなんだ町のキャラクター「龍ちゃん」が。
いや、小さくて見にくいけれどねw





【岩泉乳業のラインナップ】
岩泉牛乳(パック…1L、500ml)
龍ちゃん牛乳(パック…200ml)
他、1Lの牛乳数種、飲むヨーグルト、カップヨーグルトなど。
ヨーグルト類はモンドセレクションで金賞を受賞。同社の看板商品のようです。
龍ちゃん牛乳は、何故か公式ホームページ未掲載。


この牛乳、以前はパック前面に「龍ちゃん」を大きく載せたデザインでした。
2012年に「龍ちゃん」のデザインがリニューアルされたため、その際に牛乳パックも変わったようです。

同社はかつて、コーヒー牛乳も製造していました。
1L、500ml、200mlのパック製品「龍ちゃんコーヒー」がありましたが、
2009年3月頃、1Lと500mlパックは「岩泉珈琲」と名を変えたようです。
200mlのみ「龍ちゃんコーヒー」の名で販売を続けたものの、
「岩泉珈琲」、「龍ちゃんコーヒー」ともに現在は製造終了になった模様。





【買える場所】
かつて、東京・銀座の岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」で、
龍ちゃんコーヒーの200mlパック、岩泉珈琲の500mlパックを売っていました。
その際、龍ちゃん牛乳の200mlパックは売っていませんでした。現況は不明です。

今回紹介した牛乳は、岩泉町の道の駅「いわいずみ」で購入。
同町のもうひとつの道の駅「三田貝分校」でも売っていました。
ネット情報によると、町内のコンビニでも取り扱いがあるようです。


蛇足ですが、訪問日は2014年3月。
このクソ寒い時期に岩泉町を訪問した目的は、
同年4月1日をもって廃線になるJR岩泉線の各駅舎を撮影するため。
区間によっては1日に3本しか列車が止まらない全国屈指のローカル線で、
2010年7月31日の土砂災害で運休になってからは、代行バスによる運行が続いていました。
せめて最後に撮影しておこうと思い立ち突撃したのですが…



…なんと、駅舎の看板や、ホームの駅名標が撤去されているではありませんか!!
廃線は4月1日だから、それまでは残っていると思ったのですが(泣)


なお、「ついでに」観光した龍泉洞(←岩泉町的には観光の目玉)、洞内の水の透き通り具合に驚愕!!
日本三大鍾乳洞だけあって素晴らしかったです。


製造者:岩泉乳業株式会社

製造所:岩手県下閉伊郡岩泉町

購入地:道の駅「いわいずみ」

購入日:2014年3月