牛乳トラベラー ~牛乳パックはゴミじゃない!~

日本各地の牛乳瓶・パック等を集めています。ローカル色満載なご当地牛乳も多々あるので、牛乳の面白さが伝われば良いなー…

292 母さん牛の牛乳 240mlボトル (長崎県・長崎ジャージーファーム)

2014-01-31 | 瓶牛乳(九州)

長崎県諫早市の長崎ジャージーファームさんが製造する、
母さん牛の牛乳240mlボトルです。





無地ボトルにシールが貼ってあるタイプ。
「母さん牛」の名を表すように、親子の牛さんが優しいタッチで描かれている。





牛乳は65℃30分の低温殺菌。牧場の名のとおり、ジャージー牛!





【ラインナップ】
母さん牛の牛乳…ボトル(800ml、240ml)

ほか、ヨーグルト類やアイス、プリン、生キャラメルなど。
牧場のホームページから通販で購入可能


【買える場所】
長崎県の道の駅「彼杵の荘」で偶然発見。
牧場での直売のほか、雲仙市愛野町、大村市にも直売店があるみたい。
他の販売スポットは不明だけど、牧場のホームページによると全国の物産展に参加しているらしいので、思わぬところで遭遇するかも。




道の駅「彼杵の荘」にて


製造者:長崎ジャージーファーム 永田典博

製造所:長崎県諌早市長田町1147の3

購入地:道の駅「彼杵の荘」 (長崎自動車道・東そのぎインターすぐ)

購入日:2011年10月


291 らくれん牛乳 180mlビン (愛媛県・四国乳業)

2014-01-29 | 瓶牛乳(四国)

四国で最大のシェアを持つ四国乳業さん(通称らくれん)の、
らくれん牛乳180mlビンです。





ロゴと「らくれん」の文字が書かれた赤いオビが、下部をぐるっと一周したデザイン。
紙キャップではなくプラ栓なので、成分などはシュリンク部分に記載されている。





【ラインナップ】
らくれんの商品は膨大なので、公式サイトを参照。(ぶん投げw)
2014年1月に確認したパック牛乳には、45周年のロゴが入っていた。





【売ってる場所】
らくれんのパック製品は、愛媛、香川、徳島では売ってない店のほうが少ないぐらい圧倒的なシェアを誇る。
高知県のみ、ひまわり乳業のほうが流通。それでも、らくれん製品を置いている店も結構ある。

らくれんの少量瓶は牛乳、コーヒー、フルーツなど四国各地の駅などでタマに見かけるものの、牛乳はプレミアム商品の「夕しぼり」の取扱いがほとんど。
今回紹介した「らくれん牛乳」は愛媛県伊予市の銭湯「五色浜温泉」で発見。フルーツも売っていた。
瓶のらくれん牛乳は商品名から考えると四国乳業のスタンダード商品だけど、小売での流通は少ないよう感じる。





五色浜温泉は海沿いに立地しており、海水を使った「潮湯」が人気。
名は「温泉」だけど、地元に密着した「街の銭湯」だ。


【過去に紹介した四国乳業の製品】
085 らくれん牛乳 200mlパック


製造者:四国乳業株式会社 本社工場

製造所:愛媛県東温市南方1055の1

購入地:五色浜温泉 予讃線・伊予市駅および伊予鉄道・郡中港駅から徒歩5分程度

購入日:2014年1月


290 牧成舎牛乳 500mlパック (岐阜県・牧成舎)

2014-01-27 | パック牛乳(東海)

岐阜県飛騨市(旧古川町)で100年以上の歴史を持つ牧成舎さんの製品。
牧成舎牛乳500mlパックです。
同社の別ブランド「奥飛騨牛乳」の200mlパックは先日紹介済。





「低温殺菌だから味わえるおいしさ」。
このまえ紹介した奥飛騨牛乳は現代的なお洒落パックだったけれど、
この牧成舎牛乳は昔ながらのデザインといった感。
図柄、長いこと変えていないのかも。
昔から牧成舎の牛乳に親しんできた地元の人たちは、このパックに安心感や懐かしさを抱くのでは?←根拠は無いw





低温殺菌をアピール。





牧成舎牛乳も、この前紹介した奥飛騨牛乳も、ともに65℃30分の低温殺菌牛乳。
パックを見ても成分は同じでイマイチ違いがわからない。
どちらの牛乳も同デザインの1Lパックが存在するけれど、
奥飛騨牛乳の500ml、牧成舎牛乳の200mlは未確認。





バーコード面の欄では「10℃以下で保存」の記載なのに、ここでは「5℃以下」を推奨w





今回購入した牧成舎の3商品。


【過去に紹介した牧成舎の製品】
287 奥飛騨牛乳 200mlパック ←ラインナップ等こちらを参照


製造者:有限会社牧成舎

製造所:岐阜県飛騨市古川町増島町17の8

購入地:メルカートピッコロ淀屋橋店 大阪市営地下鉄&京阪電鉄の淀屋橋駅すぐ

購入日:2014年1月


289 スタジオーネミルク 200mlボトル (神奈川県・飯田牧場)

2014-01-24 | 瓶牛乳(関東)

神奈川県藤沢市の飯田牧場(イイダ牧場)さんが製造する、
スタジオーネミルク200mlボトルです。





可愛い牛さんのイラスト。
商品名の「スタジオーネ」は、イタリア語で「四季」の意味らしい。

んで、大きな牛さんの足元を良く見ると、小さすぎる子牛が!
でも、冷静に後ろの柵や山との対比を考えると、親牛が巨大すぎるよね。柵ひとまたぎで脱走できそうw





65℃30分の低温殺菌牛乳。
クリーミーで絶品だった。





ホルスタイン、ブラウンスイス、ジャージーの3種をブレンド。





【ラインナップ】
スタジオオーネミルク…ボトル(200ml、900ml)
ほかソフトクリーム、ジェラートなどが人気。

牛乳より、アイス系を買う人が多いみたい。





冬だけどジェラート。ラズベリー。


【買える場所】
飯田牧場で直売。他の小売場所は不明。
藤沢市と横浜市の一部に限り、週に一度の宅配も受け付けている。





飯田牧場は自称「日本一ちいさな牧場」。
直売所の裏には牛舎があり、牛さんたちを見ることができる。





飯田牧場は藤沢市と横浜市戸塚区の境界近くにある。
神奈川県民には、元ドリームランド(現・横浜薬科大学)近くと言えばわかりやすいかも。
訪問は車がオススメ。列車だと小田急線の六会日大前が最寄だけど、たぶん30~40分は歩くハメになる(笑)

この日は真冬の平日。
交通の便も良くない場所なのに、お客さんはチラホラ来ていた。
普段から人気なんでしょう。さぞかし夏場は盛況かと。

水曜定休(祝日は営業)で、10時から18時まで。





製造者:(有)飯田牧場

製造所:神奈川県藤沢市西俣野981

購入地:飯田牧場の直売所

購入日:2014年1月


箱036 堀田功乳舎 (熊本県天草市)

2014-01-22 | 牛乳箱(四国・九州)

熊本の離島(とは言え本土とは橋で繋がってる)・天草諸島。
天草唯一のローカルメーカー堀田功乳舎牛乳箱です。





ビンやパック製品でお馴染みの十字マーク!
シンプルだけどムチャクチャ格好いい!
薬箱に見えなくもないけれどw

かつての屋号は堀田牛乳店だったらしい。





「堀田ハイ牛乳」は加工乳。
今は「ハイミルク」の表記に変わっている。





こっちもハイ牛乳。


この箱、旧本渡市などの天草の市街地では見つけられなかった。
目星を付けた地区で音沙汰無しだったから諦めたんだけど、その後、市街地から5kmは離れた本渡楠浦郵便局の近くで偶然発見!
もっと残っていると思っていたけれど、天草を通じてコレ1個のみの遭遇だった。
まあ、市街地でも探せば残っているとは思う。





今回、天草でゲットした堀田功乳舎の製品たち。
左から堀田ハイミルク、堀田牛乳、堀田ラクトコーヒー、堀田牛乳、堀田ハイミルク。
瓶のコーヒーは製造していない。
上の宅配箱に出てきた加工乳「ハイ牛乳」は、「ハイミルク」として存続している。
左端のハイミルクのパックは、宅配や給食専門で小売されていないレアものらしい。


【過去に紹介した堀田功乳舎の製品】
270 堀田牛乳 200mlビン ←ラインナップや販売場所など詳しくはこちらを
282 堀田牛乳 200mlパック


【関連商品(魅惑の離島牛乳たち)】

・佐渡島(新潟県。日本最大の離島といえばココでしょう)
147 佐渡牛乳 200mlパック (新潟県・佐渡乳業)
箱015 小木酪農 (新潟県佐渡市)

・伊豆大島(住所は東京都。近くて遠い…)
007 大島牛乳 200mlパック (東京都・大島牛乳)

・八丈島(同じく東京都。飛行機だとひとっ飛び、船だと10時間以上)
266 八丈牛乳 200mlパック (東京都・楽農アイランド)

・淡路島(兵庫県。でっかい橋が架かってるし、もはや離島じゃないな)
015 淡路島3.7牛乳 200mlパック (兵庫県・淡路島酪農農業協同組合)
019 淡路島コーヒー 200mlパック (兵庫県・淡路島酪農農業協同組合)

・小豆島(香川県。肥田乳業は残念ながら製造中止です…)
メーカー訪問記001 さよなら肥田乳業 ~小豆島へ行ってきました~
036 肥田特濃ミルク 180mlビン (香川県小豆島・肥田乳業)
037 肥田牛乳 1Lパック (香川県小豆島・肥田乳業)
044 しょうどしま牛乳 200mlパック (香川県小豆島・肥田乳業)
047 肥田牛乳 200mlパック (香川県小豆島・肥田乳業)
186 肥田牛乳 200mlビン (香川県・肥田乳業)

・因島(広島県。しまなみ海道で本州~四国と繋がってるけどね。既に廃業)
箱007 中郷牧場 (広島県尾道市因島)

・天草諸島(熊本県。ココも橋で繋がっているけれど、遠い)
270 堀田牛乳 200mlビン (熊本県・堀田功乳舎)
282 堀田牛乳 200mlパック (熊本県・堀田功乳舎)


メーカー:(資)堀田功乳舎

製造所:熊本県天草市本渡町広瀬581-2

撮影場所:天草市・本渡楠浦郵便局の近く(うろ覚え)

撮影日:2013年1月


288 山陽牛乳 180mlビン (広島県・山陽乳業)

2014-01-20 | 瓶牛乳(中国地方)

広島県三原市の山陽乳業さんが販売する、
山陽牛乳180mlビンです。
製造は山口県下関市、やまぐち県酪乳業さん。
三原と下関、150kmはあるんじゃね?ってぐらい遠いけどw





無地の軽量瓶に、シュリンクが印刷されたタイプ。
シュリンクの上部には薄紺&薄緑のライン。
それ以上ツッコミようが無いほどシンプル…w





製造はやまぐち県酪、販売は山陽乳業。越境牛乳。





【山陽乳業のラインナップ】
山陽牛乳…ビン(180ml)
山陽コーヒー…ビン(180ml)
山陽3.5牛乳…パック(1L、500ml、200ml)
広酪げんき牛乳…パック(1L、500ml、200ml)
などなど。

パック製品は自社で製造。
瓶牛乳も、かつて自社でオリジナルの印刷瓶および紙キャップを使用し製造していたみたい。

山陽乳業は、もともと広島県東部酪連が前身。
経緯は漂流乳業さんのサイトに詳しく載っている
なお同サイトによると、広酪げんき牛乳は、もともと広島県北部酪連のブランドらしい。


【買える場所】
尾道の対岸・向島で大正5年から営業している老舗「住田製パン所」で発見。
山陽コーヒーの180ml瓶も売っていた。
この瓶牛乳および瓶コーヒーは、公式サイトにも記載ナシ。
メインは宅配で、ごく一部の小売店で細々と販売しているんだと思う。

パックの山陽3.5牛乳は、三原市周辺のスーパーで頻繁に見かけた。
1Lと500mlばかりで、200mlは見つけられなかったけど。




向島(兼吉)のフェリー乗り場から尾道を眺める


広島から愛媛までを橋で繋ぐ「しまなみ海道」で最初の島にあたる向島は、尾道大橋を渡り車で行くことも出来るけれど、断然のオススメは渡船。
わずか数分の船旅だけど、料金は大人100円、自動車110円~、原付や自転車は10円と格安!
約5~10分間隔で運行しているので、自転車の学生や郵便局員なども利用しており、しっかり生活に根付いているようだった。





オマケ。住田製パン所。あんぱん、ネジパンが名物らしい。
朝6時開店、年中無休と書いてあるけど本当か…?w





ネジパンとネジキナコ。ともに90円なり。





こしあんぱん、90円。袋はオリジナル!
老舗ならではの懐かし系の味で、美味しかった。


【関連製品】
275 酪農3.5牛乳 200mlパック (山口県・やまぐち県酪乳業) ←旧バージョン
278 農協3.5牛乳 200mlパック (山口県・防府酪農農協) ←やまぐち県酪製造
280 酪農3.5牛乳 200mlパック (山口県・やまぐち県酪乳業) ←新バージョン
281 ヒカリ3.6牛乳 1Lパック (山口県・ヒカリ乳業) ←やまぐち県酪製造


販売者:山陽乳業株式会社

販売者所在地:広島県三原市南方1の2の1

製造者:やまぐち県酪乳業株式会社

製造地:山口県下関市菊川町田部夢団地1番

購入地:住田製パン所 ←向島・兼吉の渡船場から徒歩5分弱。尾道・土堂から出ている船に乗る

購入日:2014年1月


287 奥飛騨牛乳 200mlパック (岐阜県・牧成舎)

2014-01-18 | パック牛乳(東海)

岐阜県飛騨市(旧古川町)で100年以上の歴史を持つ牧成舎さんが製造する、
奥飛騨牛乳200mlパックです。





エメラルドグリーンと白を使った、鮮やかなパッケージ!
イラストや文字のレイアウトなどが可愛く、こだわりを感じます。
これ、デザイナーさんの手が入ってるかも。

パックの形状は富山県・水口乳業と同じく、奥行きの薄い珍しいタイプ。





ストロー口には牛さんが鎮座。めくるのをためらう可愛さ…!





【ラインナップ】
牧成舎牛乳…パック(1L、500ml)
奥飛騨牛乳…パック(1L、200ml)
白の命…ビン(720ml、180ml)
牧成舎珈琲…ビン(200ml)、パック(200ml)
濃くてまろやかなコーヒー…パック(500ml)
生クリームヨーグルト…ビン(容量不明)
飲むヨーグルト…パック(1L、180ml)
骨づくり…ビン(200ml) ←加工乳
などなど。
※瓶製品は、いずれも紙キャップ

商品が多いうえ、牛乳やコーヒーにも種類があるため、全体像はイマイチ不明。
牧成舎牛乳と奥飛騨牛乳も、サイズは確認できたもののみを記載。
この両牛乳、ともに65℃30分の殺菌。違いはよくわからない。


牧成舎は岐阜県の飛騨地方が本拠地だけど、商品は神出鬼没な感。
福井県大野市のスーパー「ハニー新鮮館こぶし通り」で牛乳&コーヒーの小瓶に出会えたし、今回の牛乳も大阪・淀屋橋のスーパー「メルカートピッコロ淀屋橋店」で購入。
同店では奥飛騨牛乳の1Lパックのほか、牧成舎牛乳の500ml、牧成舎珈琲の180mlパック、飲むヨーグルトのパック2サイズも販売していました。
いずれも事前情報を知らなかった中での発見であり、まさかの出会い!

※牧成舎の公式サイトには飛騨地方以外での取扱店および販売商品が細かく記載されています

飛騨方面はロクに行ってないため、現地での販売状況は不明。
ネット情報によると、スーパーやイベントなどで多く出回っているようです。


製造者:有限会社牧成舎

製造所:岐阜県飛騨市古川町増島町17の8

購入地:メルカートピッコロ淀屋橋店 大阪市営地下鉄&京阪電鉄の淀屋橋駅すぐ

購入日:2014年1月


286 しおのえふじかわ牧場の牛乳 200mlボトル (香川県・藤川牧場)

2014-01-16 | 瓶牛乳(四国)

香川県高松市(旧塩江町)の藤川牧場さんが製造する、
しおのえふじかわ牧場の牛乳200mlボトルです。





無地のボトルにラベルを巻いたタイプです。
牛を思わせる黒と白を多様しつつ、上下には紺のライン。
左下には小さく「大量生産はできませんが少しでも多くの方々に飲んで味わっていただきたい、そんな牛乳です」の文字が入り、
左上の要冷蔵表記も8℃以下だし(通常は10℃以下が多い)、ちょっとしたプレミアム感を演出しています。




とてもクリーミーで美味しかった


【ラインナップ】
しおのえふじかわ牧場の牛乳…ボトル(900ml、200ml)

生チーズケーキが人気商品らしく、ほかにはヨーグルト、バター、プリンなども。
公式サイトから通販で購入可能です。


牧場の住所は香川の県庁所在地である高松市だけど、2005年の合併前は塩江町。
塩江は面積のうち84%を山林が占める、峡谷の町だそうです。
牧場では、バターやチーズ作りなどの体験もできるもよう。





製造者:有限会社 藤川牧場

製造所:香川県高松市塩江町上西乙585

購入地:高松自動車道・府中湖PA上り線の売店

購入日:2014年1月


箱035 はまゆう牛乳舎 (宮崎県東臼杵郡門川町)

2014-01-14 | 牛乳箱(四国・九州)

2014年の初更新!
更新するする詐欺の状態が続いているのでw、
今年は「何日に1回は投稿する」などの戯言は慎みます。
適度にぼちぼちやっていきますよ、ってことで。

ってことで、
旭化成の企業城下町とも言われる宮崎県延岡市で発見した、
はまゆう牛乳舎牛乳箱です。
新年1発目にふさわしい、おめでたい図柄なんじゃないかと…





日本の国旗を思わせる、格好良い紅白のデザインです!
下部には、はまゆうの花が小さく描かれています。





サイドには「日の丸牛乳」の文字。

昭和時代の牛乳瓶を掲載している漂流乳業さんのサイトによると、
はまゆう牛乳舎は1971年(昭和46年)、日の丸牛乳と延岡酪農業共同組合(ともに延岡市)が共同出資して発足。
よって、正面のイラストは名前通り、日の丸を意識したものでしょう。





反対側も「日の丸牛乳」。

はまゆう牛乳舎の発足後も、日の丸牛乳および延酪の独自ブランドは存続しましたが、
1973年(昭和48年)に統一ブランド「はまゆう牛乳」に一本化。
統一後、日の丸牛乳は「はまゆう牛乳舎日の丸販売店」になったそうなので、
「日の丸牛乳」の旧名が入ったこの箱は、1971~73年の間に作られた可能性もあります(このあたりの扱いは適当で、旧名のまま表記された箱が存在するメーカーもいくつかあるので、怪しいですが)。
この箱は日の丸牛乳バージョン。延酪の名が入った箱も存在するかもしれません。


はまゆう牛乳舎はその後、1985年(昭和60年)に延酪が脱退。
しかし、1990年(平成2年)に旭牧場(延岡市)、丸山乳業社(日向市)が加わり宮崎県乳業協同組合を設立すると、延酪も一部製品を委託するなど関係が回復しました。
しかし何らかの理由で揉めたようで、旭牧場が脱退。延酪との関係も再び潰え、丸山乳業社はもともと資本参加のみで製造販売は自社で賄っていたため、はまゆう牛乳舎のみ残ってしまいました。
結局、平成10年代に乳業事業から撤退。
現在は「(株)企照」と名を変え、介護関係に鞍替えしています。

※漂流乳業さんのサイトを大いに参考させていただきました。ありがとうございました。


メーカー:はまゆう牛乳舎

製造所:宮崎県東臼杵郡門川町上町2の9 (はまゆう牛乳舎)

撮影地:アーケード商店街の「山下新天街」だった気が (延岡駅から徒歩数分)

撮影日:2011年1月