読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

日本ライン

2007-07-31 13:25:43 | Weblog

 

写真

少し前、東海ラジオで「日本ライン」の名をだれが命名したかを放送していた。志賀重昂が『日本風景論』の中で「この川はドイツのライン川に似ていると言った。」とされる事が始まりと紹介されていた記憶が有る。「そうか?」と思いながら聞いていた。と言うのは司馬遼太郎が歴史随筆の中で明治期、政府の招請で来日し、木曽三川改修計画を担当したオランダ人技師ヨハネス・デレーケ(写真)が犬山に来たとき「この川はラインに似ている」と言い、それが大正期に入ってから、その川がライン川と言われるようになったと書いていたと言う記憶が浮かんで来たからだった。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿