化け猫が日本史上に出現するのは割合に古く、鎌倉時代の歌人、藤原定家の「名月記」の中で奈良に「猫股」と言う怪物が出て、一晩に七人も八人もの人間を食い殺すと言う話を載せている。兼好法師も「徒然草」の中で、奥山に「猫また」と言うものがいて、人を食うと言う話を載せている。鎌倉時代には既に、年老いた猫が化け物になると言う事が信じられていたらしい。そうした話が江戸時代になって、芝居や浄瑠璃で演じられるようになり、猫が化けると言う話が全国に広まったと言う事のようだ。
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