読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

元ヤンキース伊良部,死去

2011-08-03 10:54:26 | 新聞
wsjのホームページを見て驚いた。最近、伊良部のニュースを聞かないなと思っていた。
南カルフォルニアで死亡しているのが発見されたと言う。何があったのか。マスコミの受けは良くなかった事はテレビなどの報道では感じられた。
伊良部秀輝氏(42)がニューヨーク・ヤンキース入りしたのは14年前、国際的に大きな関心を呼んだ。この一風変わった剛速球右腕投手は米大リーグの人気チームで先駆的なスターになる可能性が有ると思えた。

 しかし、彼はこの大きな期待には応えられず、彼の経歴は下降線をたどった。伊良部氏は27日、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊の富裕層が多く住むランチョパロスベルデスの自宅で死亡しているのが発見された。

 伊良部氏がロッテ時代の1995年に監督だったボビー・バレンタイン氏は「彼はワールドクラスの投手だった。ノーラン・ライアンが彼を見た時、こんな投手は見たことがないと話していた」と当時を振り返る。

 ロサンゼルス郡検視局のエド・ウィンター氏は、伊良部氏の死を自殺として調べていると述べるにとどめ、それ以外の状況については明らかにしなかった。司法解剖は29日か30日に実施される。

 伊良部氏は1997年に「和製ノーラン・ライアン」の触れ込みで訪米。98マイル(約157キロ)の剛速球先発投手として脱三振スペシャリストの称号を得た。

 その年の夏にヤンキースで華々しくデビュー。ヤンキースには3年間在籍したが次第に成績が下降線をたどった。ヤンキースの当時のオーナーであるジョージ・スタインブレナー氏が、登板していた伊良部投手が1塁ベースのカバーに入らなかったことから「太ったヒキガエル」と言われた。これがいつまでも彼につきまとった。

 伊良部氏のヤンキースなど大リーグ在籍中の成績は34勝35敗 防御率5.15。その後、米独立リーグで投げたほか、南カリフォルニアに在住しながら、日本の四国・九州アイランドリーグでもプレーした。近隣住民によると、伊良部氏は離婚したこともあり、最近元気がなかったという。