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中国元がドルと世界を飲み込む日

2010-04-30 15:44:59 | 書籍紹介
今、参議院選を前にして日本の政治の混沌した様をさらけ出しているように見えるが、目を転じて世界の情勢を見てみよう、世界情勢としては池上彰氏や寺島実郎氏が最近うまくまとめてわかりやすい本を出しているが、ドル没落後の混乱期をどう読んでいくかについて上記の本が見つかった。内容はドル・中国元の葛藤だが著者がカナダ人ベンジャミン・フルフォード、1961生れ80年代に来日、カナダと日本の大学卒、日系と米系の会社に記者として従事、現在はフリージャーナリスト、この本のエピローグが面白い、日本は現在までのアジアをリードしてきた経験がある、よきリーダーに恵まれれば"円"だって世界基軸通貨になれる。
2010年4月5日 初版発行 青春出版社 \1400E ISBN978-4-413-03750-1 
なお当日出版本に「日本を貶めた闇の支配者が終焉を迎える日」(KKベストセラーズ)、「ステルス・ウォー」(講談社)等がある。

世界権力者 人物図鑑

2010-03-11 13:26:51 | 書籍紹介
 少し前に出た本だが、アメリカドルの没落、新興国BRICsの台頭、日本の民主党政権の命運など、激しく変化する世界を誰が操っているのか、世界の政治、経済、金融を支配する重要人物76人を写真入で解説する。これで世界の権力構造がわかる。
著者は副島隆彦 平成22年2月28日第1版発行 1500円+税 日本文芸社
ISBN978-4-537-25743-4

世界の経済が一目でわかる地図帳

2010-02-25 10:17:10 | 書籍紹介
 だいぶ前に刊行された本だが、最近大型書店でベストセラー1位になっている小型の文庫本だが、世界で今何が起こっているのか、これからどうなるのか、最近の生きた情報が手っ取り早くまとめて理解できると読んだのだが、成程政治も経済もこんな図に描いて示せば理解しやすい。日々に飛び込む断片的なニュースも世界の動きの一端として受け入れるようになれる。

著者はライフサイエンス 2010年1月初刊 三笠書房 571円+税

世界を知る力

2010-01-22 09:05:28 | 書籍紹介
  2010年1月5日初版発行とあるからまだ新刊書の部類か、寺島実郎さんの本なので早速買ってきて読んだ。内容は戦後60年の日本はアメリカを通じて世界を見てきた。商社マン経験の彼はそうではなく世界の国々を、それらの歴史は勿論直接に個々の或いは相互の関連等を見てゆかねばならぬという。まずロシア、ユーラシア、一回り大きい大中国、ユダヤ、オバマ米国、英国と旧植民地国、EU、アジア中南米アフリカ、そしてそれらを結ぶIT革命後は・・・?。変化した日本の対処の仕方・・我々の世界の見方も・・・
目にウロコのところもあって面白い。
PHP新書本 720円+税 手軽に通勤の電車でも読める本だ。

医者と薬に頼らない病気の本当の治し方

2009-10-28 17:17:56 | 書籍紹介
 私はある病で入院し退院して1ヶ月余がたった今、たまたまN紙の広告でこの本を知った。直ぐ求めて熟読しているところである。2009年8月11日初版発行とあるがすぐ重版された。著者は目黒身体均整院院長「世古口裕司」氏である。略歴は愛知県一宮市生れ、気功法、整体法、自然免疫療法等を治療にとり入れ20万人を超える臨床経験と治癒実績を持ち、著書に「朝10分の気功術」(三笠書房)、「体の痛みがとれる本」(こう書房)等がある。本書のあとがきによるとこれまでの私の人生の集大成であり。魂をぶつけるようなつもりで書きましたとあり、もう晩年でこれ以上書けない、本書のつづきはブログでといってご自分の「世古口裕司の部屋」を紹介している、グーグルでもヤフーでも検索できる。
さて本書の内容だが、第1章に目からウロコの体の真理、第2章に自然に自分が変わる意識革命、第3章に各種病気論、第4章にあるガンの正体と経過は圧巻である、第5章には朝10分の健康法・気功術(図解)、最後に健康のために確たる信念を持つことをすすめている。
ISBN978-4-7745-1202-0 \1600E 現代書林

日本人よ、もっと悪人になりなさい

2009-08-26 13:26:44 | 書籍紹介
初版が2009年6月29日となっているのでもう新刊本でないかもしれないが、店頭で拾い読みしているうちに買ってしまった。内容はこの4月に亡くなられた上坂冬子さんとゴーマンの小林よしのり氏の対談が大半の本であるが、亡き上坂さんへの追悼文も載せ、「A級戦犯」「靖国神社」「北方領土」「従軍慰安婦」等日本国家の問題と政治家とのギャップとう語って面白い。因みに上坂さんは1930年生れの我々と同じ戦中、戦後を経験したノンフィクション作家、小林氏は1953年生れのご存知漫画家であるが、近年は戦争論、天皇論も書き上げた思想家ともいえる戦後派を代表する作家で色々と啓発された。戦後の我々が言う若者もかくあって欲しいという老人の願いも代表する異色の「小林よしのり」を見た。

老筋力

2009-07-23 09:03:50 | 書籍紹介
 またまた書籍紹介です、本屋で見たときは古い本?・・の印象だったが、手にとって見ると2008年12月5日初版となっていてまだ新しい。最近老化防止若さ維持にいろいろと中性脂肪、血管の若返り、内臓の強化、さては脳トレの訓練等体内の健康維持が叫ばれ、それに付随して摂取する食物や水分の善悪まで論ぜられている。
この本は100歳まで歩けるか、それにはどんな健康法、心臓の次に大事なのは足である、動けなくなって歳をとっていくのは人生の楽しみはない。この本は名古屋の有名なきんさんぎんさんの歩行を助けた整骨師の著者が運動選手のリハビリから高齢者の障害の治療、生活習慣の改善等写真入で述べている。80過ぎた我々には教えられることが多かった。
著者 久野信彦 接骨院経営 マスコミその他にも広く活躍
株式会社 祥伝社 1300円+税

オバマ外交で沈没する日本

2009-07-17 06:55:16 | 書籍紹介
 2009年6月30日一版発行というからもう新刊本のうちに入らないかもしれない。
著者がワシントン通の日高義樹氏で耳新しいことも載っているので、下に各章のみ転記してみる。
・第1章 オバマは北朝鮮と正式国交を樹立する
・第2章 オバマは日本防衛に関心がない
・第3章 オバマの中国戦略は失敗する
・第4章 オバマは中東から追い出される
・第5章 オバマには世界戦略がない
・第6章 日本はどうする ?
  第1部 ドイツとロシアは同盟体制をとる
  第2部 2010年代は地政学的対立の時代になる
  第3部 日本の国会は国権の最高機関ではない
  第4部 日米関係はどう動いてきたか
  第5部 優れた指導者を選ぶことは核兵器をつくることよりも難しい
  
第1部については過日の日高リポートでちょっと触れたが、日本の政治の内憂よりも外憂の方が大事ではなかろうか。

歴史群像スペシャル

2008-12-15 16:51:59 | 書籍紹介
  NHKの大河ドラマ篤姫は14日の最終回をもって大高評裡のうちに終了した。さてそれでは来年の大河ドラマはというと「天地人」戦国時代の雄、上杉謙信の家臣で直江兼続がドラマの中心、主役は妻夫木聡がやることになっているが、ストーリーその他が見えてこない。NHK出版の解説本も時期早で書店に出ていないので見渡すと上記の雑誌が見つかった。実は私も家内も越後や米沢に関係があったので特に興味を持った。雑誌歴史群像は前から刊行されていたがその「スペシャル」版は初めて見た、そのタイトルに甦る人間遺産、謙信の薫陶を受け戦国を駆け抜けた智将、秀吉が惚れ家康が恐れた男、愛に生き義を貫いた苛烈な生き様「直江兼続」とある、痛快ではないか、来年の大河ドラマに期待したい。因みに「篤姫と明治維新」も特集している。
2009年1月1日刊行 学習研究社(Gakken)発行 600円 

iPS細胞ができた

2008-07-04 17:48:02 | 書籍紹介
昨年11月20日山中教授チームがヒトの皮膚から「iPS細胞」を作ることに成功と発表され、ノーベル賞ものと世界に喧伝されたのが耳新しい。マスコミの断片的ニュースを綴り合せただけでは内容は理解し難い。ES細胞とは?、iPS細胞とは?、それらを万能細胞に発展させるには、と素人には中々わかり難い。
この本は京大教授山中伸弥氏ご本人と京大名誉教授畑中正一氏の対談形式で紹介され、字も大きく入門の入門として山中先生の研究の理解を進めるにはよい。

ISBN978-4-08-781395-1 集英社版 定価1155円(本体1100円)