ヒマラヤ山麓に位置するダージリン地方のお茶、世界三大銘茶の1つダージリン。
茶葉の収穫は、2月下旬から11月下旬くらいの期間。
冬は茶樹のお手入れ期間となり、工場はお休みになります。
収穫期間の中で、2月下旬から4月上旬(茶園により違うので、幅をもたせた期間)のものは、ファースト・フラッシュ。
ブック・オブ・ティーには、このファースト・フラッシュだけをブレンドしたお茶が入っていました。
画像上のお茶です。
ブレンドのダージリンは、どこのメーカーのも、あまり期待していないのですが、
これは、とても美味しいお茶でした。
厳選されたファーストだけをブレンドしているからと言うのと、ブレンド技術者の腕が良いと言う事でしょうか。
水色が明るく透明感のある薄い系のオレンジで、香りはフルーティーでとっても優雅、そして春らしい爽やかな渋みが感じられるお茶でした。
スイーツは、ローズフリアンと言う、ルピシアの新作のパウンドケーキ。
アーモンドとバターの風味のきいたリッチな生地に、
ローズペーストを練りこんである優雅なケーキ。
ちょこっとピスタチオやイチジクやドライラズベリーもアクセントで、可愛くて女性が好みそう。
ダージリンのファーストととても合います。
午後のおもてなしにも良い組合せかも。
上の画像の絵葉書は、昔レピシエから、春摘みのダージリンの案内として、いただいたもの。
「午後4時 茶摘を終えて」と言うタイトルのフォトで、これは、「in Assam・・・」と添えられています。
景色を見ると、アッサム茶園ですね。
ダージリンのお知らせだけど、フォトは、アッサム茶園のものなんでしょうね。
素敵な絵葉書でずっと保管しています。
茶摘婦さん達・・・のお陰で、世界中の人々が、美味しい紅茶を飲めますね。
葉を摘む作業は、手作業ですからね。この方々の労力に感謝ですね。
改めて、1杯のファーストの奥深さを味わいます~