またまた坂本の続きです。
京阪坂本駅の前を通り過ぎ、さらにもう少し上ります。
すると、右手に比叡山 生源寺。
左手に日吉そばさん。
日吉そばさんとこの掲示板の間の道をまっすぐ進みます。
すると右手に
本家鶴喜蕎麦さん。
坂本は、比叡山延暦寺の門前町として栄え、昔は、比叡山延暦寺の台所とされ、にぎわっていたようです。
そんな坂本の地で、享保元年、初代の鶴屋喜八氏が、こだわりの手打ち蕎麦屋を創業して以来、300年もの間、人々に愛され続け、今では、9代目にまで、代々伝わり、ご活躍のようです。
延暦寺は、京都御所より、度々の御来賓があったのですが、山上で食べ物の準備がが不自由だった為、こちらの蕎麦屋さんが、蕎麦を作り、山上へ出仕していたそうです。坂本に存在する、他の蕎麦屋さんも、そうだったかもしれません。
又、比叡山で断食の修行を終えた修行僧の方々が、断食による弱った胃を徐々に慣らす為、蕎麦を食したといわれています。
この辺りのお蕎麦は、どこのお店も美味しいです。
人通り少ないけど、蕎麦屋さんや和菓子屋さんは、それなりの賑わいが見られます。
私も何度か利用した事あります。
鶴喜蕎麦屋さんは、冷たいお蕎麦、温かいお蕎麦、蕎麦定食等、色々あり、メニュー豊富。
月見蕎麦やにしん蕎麦、夏季を除いてのものですがゆば蕎麦なんかもあります。
にしん蕎麦のにしんや蕎麦、蕎麦つゆは、お土産用のもあります。
お土産コーナーには、そばぼうろもあります。
現在のこの建物は、築130年の入母屋造り。
平成9年5月23日に、国の登録有形文化財に指定されたとの事。
この辺りに来たら、お蕎麦が食べたくなりますね〜♪