東大寺大仏殿にて、
盧舎那仏像他、見ごたえ十分でありましたが、
そうそう~、次へ行く前に~、
忘れてはならない存在を、ご紹介しておかねばと思います~
私達は、大仏殿入ってすぐ、
盧舎那仏像を見て、久しぶりの再会に感動しながら~、
左 から右方向へまわり~、進んで行きましたが、
大仏殿を出て、
ふと左を見ます(中門を背にして、大仏殿を見た時に、向かって右側・・・と言う事です)と~、
賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)が、いらっしゃいました~。
大仏殿の外すぐにいらっしゃるのですが、
盧舎那仏像とは、又別の意味で、
最後に、ものすごいインパクトを感じる存在でありました~。
木像(江戸時代の木造り)ゆえ、外にいらっしゃる事もあり、
何とも言えぬ、雰囲気あふれるお姿であり、
とても気になるな~と。
説明書きには、
下記のような事が書かれているようです。
↓↓
仏弟子で、如来、菩薩以前の修行課程にある十六羅漢(らかん)のうち、第一聖者である。
説法に優れ、獅子吼(ししく)第一と呼ばれたが、釈迦にとがめられたほどの神通力の持ち主であったという。
後には、種々の伝説があり、中国ではそれをもとに、聖僧として食堂(じきどう)に像が安置された。
日本では、その像を、伽藍(がらん)の前に安置し、病人がわずらっている場所と同じ
部分をなでると、病は消えます。
上記と重なる内容ですが、一説には、
釈迦の弟子で、持っている神通力を、いたずらに使用したとして、
釈迦に怒られた後、改心し、
庶民を救済する存在になり、
病気が治る、ご利益のある存在に・・・。
・・・そんなような事も聞きます。
・・・なので、そう言った事を知る人は、
この日も、びんずる様の、身体の部分部分を触っていらっしゃる方が、
幾人かいらっしゃいました~。
やはり、見た目に、惹き込まれる人が結構いらっしゃるようで、
じっと眺めている方々もいらっしゃり(苦笑)~、
特になでないといけないような、気になる部分がない私は、
触ることなく~、
その不思議な魅力に、しばし目がとらわれた感じでした~(苦笑)
・・・でももし、不調があった時には~、
気になる箇所に触れ、
除病の念を送っていただき~、
パワーをいただきに来たら良いのね~
びんずる様は、
他にも安置されていらっしゃるようで、
ここ東大寺は、
大仏殿の西側にある、小さめなお堂の指図堂にもいらっしゃり、
又、
興福寺は、東金堂の、少し西の方にある、
南円堂にもいらっしゃるようで、
全てに共通なのは、
お堂の外に安置されていらっしゃる事です。
釈迦により、
お堂の外においやられたとされているようですが、
その後、態度を改めた事により、
堂の側に、置かれる存在になったと言う事でしょうか~。
私にとっては、
かなり謎めいた存在なのですが、
上記のような事が、わかりました~
詳しく、ご存じの方がいらっしゃいましたら、
又教えていただけると、ありがたいです~
諸説ありますが~、
・・・、とりあえずのところ~、
これだけわかれば~、十分でしょうか(苦笑)~、
いずれにせよ、ありがたく、ご利益のある存在の方である事が、
わかりまして、安心しました~