ティーガーデン

大好きな紅茶を飲みながら、日々の生活で
咲いた花々(さまざまな素敵)をご紹介していきます。

Fukusaya Cube Castella

2017年04月12日 21時17分31秒 | Sweets

少し前に、ホワイトデーがらみかな~、

福砂屋さんのキューブカステラを頂きました~。

パッケージがとっても可愛いかったです~。

そして中を開けると、

美味しそうなイエローとブラウンカラーと、ふわふわしたカステラが、

桃から出て来た桃太郎~みたいに、キューブからひょっこり登場~。

折り畳みのフォークも付いていました~、便利~。

これだと、例えば職場の方々に差し上げたりしても、

フォークついていて手軽に食べきれるサイズなので、

小休憩の時間に喜ばれますね~。

そして肝心のカステラは、変わらない完璧なカステラの味で、

とても美味しいんですよね~。

 

福砂屋さんのHPに書かれていますが、

カステラが伝えられたのは、16世紀中期。

南蛮貿易の港町・・・、長崎で、パンとともにカステラが焼かれるようになり、

年月とともに、製法や使う道具の工夫や試行錯誤によって、

カステラは、元は南蛮菓子だが、日本らしい風味に変化して行き、

栄養価が高い事から、医学に携わる人達によって、全国に広まって行ったそうです。

ちょっと興味深いですね~、医学に携わる人達によって広まったところがね~。

 

私はカステラと言うと、昔よく読んだ、ぐりとぐらのカステラを思い出します。

フライパンを使って焼いていましたよね~、読んでいると、この絵本のこれ食べたいと思うほど、美味しそうに見えましたね~。

 

日本では、カステラが伝わって、製法も伝わり、カステラを焼く為の日本独自のオーブン的な、引き釜と言うものが生まれたそうです。福砂屋さんでは、昭和30年代までこれを使っていたそうです。

引き釜は、焼き加減や火加減を見ながら、色々な調整をし、時間をかけて1品ずつ焼いていたようです。

職人芸とも言える・・・、手わざであったそうですが、今も手わざは継承しているとの事。

電気窯が使われるようになり、流れ作業が主流になって来た時代でも、福砂屋さんは、あくまで一人の人が、全工程を責任持ってやる姿勢を持ち続け、それを継承して行く考えで、今日も、手わざを続けているようです。

HPの動画をちらっと見たのですが、

工場で手作業する方々が映っていて、

8人の男性が、それぞれ大きなボウルと泡だて器を持ち、

いっせいに足並み揃えて、手で泡だて器持って、卵を混ぜていたのです。

すごく大変そう~と言うか、案外体力が要りそうな気がしました。

どんどん材料を混ぜて行き、

型に流し込み、上面を平らにし、

窯で一人一台を担当して焼き上げていらっしゃいました。

できたカステラは、とってもとっても美味しそうでした~。

本当に手作業なんだ~と、映像を見て納得しました~。

頂いた方に後日皆でお礼を申し上げましたが、その時に口を揃えて、このカステラは好きとか、美味しかったと言う事でした~。

カステラって、懐かしいけど、このカステラは、古い良さと新しい良さがあり素敵です~

さかのぼると、外国から入って来たお菓子ではありますが、年月とともに、日本人に向く研究と改良があり、それは、伝わって来たもの以上のものに作り替えられ、今の老舗のカステラにたどり着いていますが、日本人の作り上げる技術・センスと、継承して行く精神を、今後も大切にして行けますように~

コメント
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