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☆田中啓介牧師による礼拝メッセージをお届けしています。

北朝鮮宣教カンファレンス報告 Ⅲ

2007年01月12日 | Special
 その後、田中牧師がメッセージを語って下さった。
「皆さん、冒頭のビデオにあった衛星写真、北朝鮮だけが真っ暗でしたね。
けれども、もっと暗い国があるんですよ。それが日本です。
霊が死んでいるんです。
米国にあるオープンドアーズというクリスチャンへの迫害を
監視している団体によれば北朝鮮には20万人のクリスチャンがいるんです。
これは人口比率で見ると、実に日本の5倍のクリスチャンがいるということです。

 さらに中国には現在1億人のクリスチャンが今はいるそうです。
日本のクリスチャンは0.16%。これは、マイノリティ(少数派)にもならない数
なんです。全体の3%になってやっとマイノリティとなるんです。
そう考えると中国の全人口の10%がクリスチャンということになり
これは2000年前のローマと同じ状況なんです。
捕まえても捕まえても、拷問しても拷問しても
殺しても殺しても一向に減らず、最後にはキリスト教が国教になってしまった
というローマと同じなんです。

 民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。そのとき、人々は、あなたがたを苦しいめに会わせ、殺します。また、わたしの名のために、あなたがたはすべての国の人々に憎まれます。また、そのときは、人々が大ぜいつまずき、互いに裏切り、憎み合います。また、にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わします。不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。(マタイ24:8-15)

 私は最後、北朝鮮に福音が伝わったら世界の終わりが来ると思っていました。しかし、まだ福音の伝わっていない国は未だ世界に約60ヶ国あるのです。そのほとんどが、イスラム教国や共産国なのですが、誰もが知っている国がこの中に2ヶ国あります。それはイスラエルと日本なんです。ぜひ覚えて祈りましょう。それから、今北朝鮮で起こっている赦しがたい非人道的な行為。なぜこのようなな悲惨なことを、神様は赦されておられるのでしょうか? ハバクク書を見てみましょう。

 主よ。私が助けを求めて叫んでいますのに、あなたはいつまで、聞いてくださらないのですか。私が「暴虐!!」とあなたに叫んでいますのに、あなたは救ってくださらないのですか。(ハバクク1:2)

 実はこの時代、バビロニア人がイスラエル人を虐殺したのです。その中でハバククが神様に向かって叫んだ言葉でした。しかし神様は「もっと悪くなる」と答えられたのでした。しかし最後には「私は主にあって喜び勇み、私の救いの神にあって喜ぼう。私の主、神は、私の力。私の足を雌鹿のようにし、私に高い所を歩ませる。(ハバクク3:18-19)」と言ったのです。そして皆さん、新約聖書の信仰はこのハバクク書が基となっているのです。行いではない、信仰によって救われるとは、このハバクク書が基となった言葉なのです。

 現在、韓国には2千万人のクリスチャンがいますが、この内の70%が長老派教会に属しています。その長老派教会だけでも120以上の分派に分かれています。本当にこのような状態で宣教ができるでしょうか? 南北統一と共に、クリスチャンが一つとなるように祈らなければなりません。悔い改めましょう。そして苦しんでいる北朝鮮の人々のために祈りましょう。

 僕は今回のカンファレンスで北朝鮮の実情を知ってしまった以上、無視する事はできなくなりました。もし無視し続けるのならば、天国でイエス様と出会った時、彼は何と僕に語られるでしょうか? 沢山の友人が「他の国の事だから簡単に口出ししたらだめだ。」と言います。しかしながら、彼らはただ「助けて下さい」とか細く叫んでいる。僕が助けなければ誰が助けてあげる事ができるだろうか?

 2005年12月のある朝、奇蹟が起こりました。粥と味噌汁と沢庵という質素な食事を前に、こんな食事さえも食べる事のできない人達の苦しみを、僕は悟ったのです。それから食事の前には必ず「食べる事ができず苦しんでいる人達に、僕が与えられている以上の祝福を、霊においても心においても物質においても与えて下さい。」と祈るようになりました。とても小さな祈りですが、神様は祈りに報いて下さる方。今回のカンファレンスで新しく、僕の祈る思いを一新されました。(shin)

〔写真:集会後みんなで記念撮影。残念ながら望美さんは、立場上公に掲載できないのであしからず。〕

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