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ところが、何とそのスイス人夫婦は、次の駅でさっさと降りてしまったではないか!? 唖然としている内に人が乗り込んできて、元の席に戻ろうにも戻れない。「いったいさっきの夫婦な何なんだ!」と、怒りを抑えることもできずにいると、暫くして、前方の席から何やらざわめきが聞こえてきた。すると、目の前に西日にきらきらと輝く湖とアルプスの絶景が現れた。思わず感嘆の声が出るほどの美しい景色に「あぁ、来て良かった!!」と夫婦共々感動覚めやらぬ頃、やっと彼らは気が付いた。「そうか、あの夫婦は、私たちにこの景色を観せるために、わざわざ強引にしてまで席を変えさせたのだ!」と。
なぜ私たちは神様に感謝できないか、神様を信じることができないか、神様の言葉に従うことができないのか。その答えがこの話の中にある。アメリカ人はスイス人を単なるわがままな人と思い込んだ。彼らの好意など考えもしなかった。そして私たちも同じように、神様の恵みを信じず、その愛を疑ってしまうために、感謝すること、従うことができないのだ。 現在、急増しつつある少年犯罪。犯罪心理学のプロは、子供たちに「愛されている」実感がないことが、彼らを犯罪へ走らせる原因のひとつだと言う。つまり、セルフ・アイデンティティの欠如である。セルフ・アイデンティティとは、一朝一夕で構築できるものではなく、長い人生の積み重ねの結果によって築かれるもの。神様にあるセルフ・アイデンティティは、子供の成長過程と同じような段階を経て得られていく。
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児童心理学者のエリクソンは、「赤ちゃんは親の背中や腕の中で『自分がここにいていいんだ』という居場所の確認と、無条件な親の愛によって『愛されていること』を学んでいる。」と語った。つまり第一に学ぶことは、信頼。
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立てない赤ちゃんから動けるようになると、子供は自立を学ぶ。選択肢を与えられ、そこから選び取ることから自主性が身につく。そして、第二ステップの自立を学ぶ。
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親から言われたことをそのまましているポイントから成長すると、言われなくてもすべきことを率先してするようになる。そして、第三ステップとして主体性を得る。
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次のステップとして、個性が育つ。親子と言えども異なるそれぞれの考え方、それぞれの人格を認め、長所を伸ばしていくことで、その人ならではの個性が際立ってくる。
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この4つのステップを踏まえて初めて、自己同一性、自己受容ができる。神様は私を愛してくれているのだ、と実感できる。そして、神様にあるセルフ・アイデンティティが確立される。
人間は不完全なものだ。人間の親も同じくパーフェクトな子育てはできない。取り巻く社会もまた、完全でない。だから、人間には親替えが必要なのだ。人間の親から、完全で全能の創造主、神様を親とする時、不完全なまま育てられてしまった部分が、完全な形に直されていく。神様の「御言葉」というフィルターを通して、人生の良いことだけでなく、悪く見えることもすべてが「善い」ものへ変えられる。だから喜び、祈り、感謝の人生へと導かれるのだ。(睦美)
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