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空は晴れたけれど

2018年07月10日 08時27分29秒 | Weblog
今日は朝早くから
空晴れわたり
まだ梅雨であることを
忘れてしまいそうな青空

私は 暑くなる前に
慌てて 散歩に出かけた

今回の西日本豪雨は
とりわけ酷く
まだ今後の雨も油断できず
そして
これからの被災地では
後始末や復旧が 待っている

私らは
長女が 0歳児の頃
転勤直ぐの時に
大水に遭って
深夜に 高台まで
自力避難した

当時 阿蘇カルデラ内の
阿蘇谷に居住し
ここは水害だけはないよね
と 2人して
勝手に決めつけていた

ところが
外輪山にぶつかった気流が
大量の雨をもたらし
ずっと降るわ 降るわ!

あっという間に
床下から床上まで
浸水が進み とうとう
深夜に 自力の脱出となった

その時
ボートなどの救助はなく
私らは
偶々持っていたボートを
引っ張り出し
寝ていた娘を乗せて
私らは 胸までの水の中を
恐る恐る足でまさぐりながら
少しずつ夜の山の方へ向かう

崖下の山道は
ゴウゴウと細い川と化し
ふくらはぎ位の流水の中を
山中の旅館目指して進む

避難所では
オニギリやお茶などと共に
毛布なども用意されていたと思う

その後 町営住宅に戻ると
テーブル上に上げたはずの
冷蔵庫が転がっていて
トイレの逆流はあり
畳は水をタップリと吸い
少ない家具や家財ながら
生活を戻すのは大変だった

しばらくの後
家の内外の消毒をして貰い
使い物にならない重い畳は
熊本市から駆けつけた義父と
2人で 奥の小屋まで運んだ

家の中が ちゃんとなるまで
家内と子どもは 実家に預け
私は しばらく
職場の人の家に お世話になり
そこから通勤をしたが
大変ありがたかった

家が残っても
屋内は滅茶苦茶になり
衣類や家具類は使い物にならないし
生活を元に戻すのには
相当なエネルギーと資金がいるだろう

また 家ごと流された家族は
敷地から家屋の再建と
それまでの生活拠点と物資が要る

これからは
喫緊の支援と息の長い支援を
バランスよく使い分けながら
復旧と復興を進める必要があると思う

Ps2018.7.8 草稿 7/9 追記
このコメントを書いた後
こちらは 梅雨明け宣言があった
そして ニュースによれば
123人の方が亡くなられ、
2人の方が心肺停止状態で、
61人の方が(安否)不明とのこと
今の時代にあって
未曾有の被害に心が痛みます
お見舞いを申し上げます
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