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春が来ると 3.2

2023年03月02日 15時31分00秒 | Weblog

春が来ると 3.2



( 戻り冬に 寒風に揺すられて

カサカサと鳴る冬木立ち 3/2  


春が来る と

そう思えばこそ

寒い冬も 

耐えられる


春は

そのうちきっと

やって来る!

そう思えばこそ

厳しい真冬にも

僕は耐えられる


春がやがて来る

そう思えばこそ

冬への備えを解き

春への備えに

私は勤(いそ)しむ


早春の時季になると

私は「早春譜」を思い出す

中学生の頃に

音楽で習った曲で

とても心に染み透る作品だ


当時の真冬は

本当に寒くて 

また 暗かった印象が

強く心に刻まれている

(暖房器具は少なくて

温暖化前で 気温は低く

着る物(暖衣)も

温かい食べ物も余りなかった


その頃は 多くの人たちが

経済的に貧しくて

いつも日々の暮らしに

追われていたけれど 何故か

明日に、目の前に

漠然とした「希望と夢」が

あったように思う


「春は名のみの」 

《景気が良くなると言うばかりで》

「風の寒さや」

《懐はまだ不景気の風が吹いている》

「谷のうぐいす 歌は思えど」

《底辺に住む庶民は 歓喜の歌を

想起はするけれど》

「時にあらずと 声もたてず」

《まだそんな時ではないと

 声さえも出せないでいる》

「氷融け去り 葦はつのぐむ」

《辺りの氷は溶け去って

野辺の葦は芽吹いてきたので》

「さては時ぞと 思うあやにく」

《さあ、それではいよいよ春が

やって来たか と思ったけれど》

「今日も昨日も 雪の空」

《今日も明日もどうやら雪模様だ》

「春と聞かねば 知らでありしを」

《春がきたと聞かなかったならば

知りもしなかったのに》 

「聞けばせかるる 胸の思いを」

《聞いてしまったからには

気がせいてしまう(ソワソワしてしまう)》※落ち着かない

「いかにせよとの この頃か」

《どうしようというのか 

どうしたらいいのか 

このもどかしい立春の頃は》

 ※蛙 🐸の現代語訳です😅


ps 2023.3.2

春は名のみの風の寒さや


「早春譜」の歌詞

春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず

氷融け去り 葦(あし)はつのぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせかるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か


歌詞の意味・現代語訳

春とは名ばかりの風の寒さ
谷のウグイスは
歌おうと(鳴こうと)するが
まだその時ではないと
声も出さない

氷は解け 葦(あし)は芽吹く
もう春が来たかと思ったが あいにく
今日も昨日も雪模様だ

春だと聞かなければ
知らなかったのに
(気づかなかったのに)
聞いてしまったから気がはやる
(そわそわして落ち着かない)
この気持ちをどうしたらいいのか
今頃の時期は

(※以上  歌詞と現代語訳は

  World folksong.com による)

world folk song.comより》

早春賦 そうしゅんふ 歌詞の意味 春は名のみの 風の寒さや

立春を過ぎたら本当に春?

歌詞の「春は名のみの」とは、立春(りっしゅん)を過ぎて暦の上での「春」になったことを指す。

立春は二十四節気の1つで、冬至と春分の中間にあたり、この日から立夏の前日までが暦の上での「春」となる。通常は24日頃で、九州など暖かい地方では梅が咲き始める。

立春の前日は節分、立春から数えて88日目を八十八夜と呼び、文部省唱歌「茶摘(ちゃつみ)」ではこの八十八夜が歌詞に歌いこまれている。

あのクラシックの名曲とそっくり?!

余談だが、作曲者の中田章は、『夏の思い出』『ちいさい秋みつけた』『雪の降る街を』などで有名な中田喜直の父。

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