小春日和に(その1)12/7
( 小春日和の白川の鳥たちなど 12月上旬 )
初冬の青空
川には穏やかな水が流れ
白鷺や川鵜、鴨の群れ
空には 川鵜たちが
横に縦に一列に並んで
西に向かって飛んでいる
川岸では
大鷺や白鷺が
小岩や川岸に留まって
ほのかに温かい小春日和に
休んでいる
今 グァ、グァと鳴きながら
川面近くを低く飛びながら
川下に向かう白鷺がいた
さっきは 大鷺が
青空を 低くゆうゆうと
東から西に向かって飛んでいった
遠くでは 物売りのテープの声
カア、カアとカラスの声
ゴゴゴ‥と 空港に向かう飛行機
カンカン、ゴロゴロと
建物の工事の音も
小さく響いてくる
北の旧国道からは 車の走る音
そばでは 腰辺りで
ラジオから番組やニュースが
聞こえてくる
近くでは
散歩で通り過ぎる人たちも見える
あぁ、そろそろお昼になる
もう少しちゃりんぽで
堤防を巡って家に帰るとするか
ps 2021.12.7 草稿
小春日和は
私の好きな気候の一つだ
他には 初夏とか 秋日和とか
近年 地球温暖化でか
夏が滅法厳しくなって
いきなりの短い冬が来て
そして 快適な秋や春は
昔の頃よりめっきり短くなってきた
とても残念なことだ