さようなら 樹木希林さん

樹木希林さん 逝去

相撲を見ている時に
臨時ニュースがあり
樹木希林さんの逝去を
報じていた

9月15日に亡くなられ
75歳 とのこと

14年前(2004) 乳がんを患い
その後 全身ガンに侵されるも
辛抱強く向き合った

網膜剥離にもなり
前向きの対応で
失明はなく乗り切ったそうだ

夫・内田裕也さんとは
別居生活を続けたが
自然体で包み込んだ

20代からおばあちゃん役をこなし
個性的で 目が離せない
実年齢がわからない名女優であった

女優名 悠木千帆 も懐かしい

今年の5月に
是枝裕和監督の「万引き家族」が
カンヌ国際映画祭で
パルムドールを受賞したが
樹木希林さんは
家主の初枝役で
その存在感を
最後まで見せていた

ありのままの自分を認め
自然体で生き 仕事を
こなして来た希林さんに
習うことは多い

まだもうしばらく
活躍できただろう
昭和の名女優を
また一人見送り
惜しいし 悔しくもある

ここに
樹木希林さんのご冥福を
お祈りいたします

Ps 2018.9.16
私は 学生の頃から
何故か 老けた印象を
相手に与えていたらしい

よく長男と間違われたし
電話に出ると 相手は
直ぐに父親と思い込んで
用件を話し出すので
電話に出るのはイヤだった

そして この頃 ようやく
体と気持ちの同調(シンクロ) を
覚えるようになった
それで 樹木希林さんが
述べていたことが 少し分かる

今日 安室奈美恵さんが
引退を表明した
15日には
故郷沖縄で
最後のライブを開催した
奇しくも同時期であった

お彼岸の頃に

彼岸の頃に

僕は
9月半ばのお彼岸前に
両親の夢を見た

二人とも ニコニコ笑顔で
あの世でも 元気そうだった

どんな要件かは忘れたが
久しぶりに
私たちの様子を
覗きに来たのだろう

嘉門タツオさんの歌に
「HEY！ 浄土」が
リリースされたと
NHKラジオで紹介していた
アルバム「HEY! 浄土 生きているうちが花なんだぜ〜」に所収
後で ネットでも聴いていると
自分にも思い至ることがあり
しみじみして 心に沁みてくる

かつて一緒に遊んだりした友人
かつて共に暮らした両親
共に支え合い励ましあってきた知人
かつて共に暮らし ある意味
ライバルでもあった兄弟姉妹
大事な慶事、法事で語り合い
近くから、遠くから
気にかけてきた 親族の人たち
かつて 共に散歩し 遊んだりした
柴犬や猫、インコたち

それも 私が
歳を経る毎に
多くの人や生き物たちが
次第にあの世に旅立っていく

寂しくもあるが
あの世は 誰でも
いつかは逝くところ
私がいつか逝く時は
きっとみんなが
笑顔でお迎えしてくれるだろう

Ps 2018.9.17 草稿

平成30年のお彼岸は
9.20木曜-9.26水曜