神奈川の二宮町議3人が女性議員に
ハラスメントか 6月3日に事実認定判断
5/27(金) カナロコ
二宮町役場
神奈川県の二宮町議会の女性議員が男性議員
3人からハラスメント(嫌がらせ)行為を受
けたとして、同町議会に訴えていることが26
日、分かった。町議で構成する調査チームは
25日の議会全員協議会で調査結果を公表し、
ハラスメント行為を認定する証言や証拠は確
認できなかったものの、一部で「ハラスメン
トとなり得る」と結論付けた。調査結果を踏
まえ、6月3日に開会する第2回定例会の同
協議会で事実認定の可否を判断する見通し。
今年3月17日、同協議会でハラスメント行
為を受けたとする発言が女性議員からあり、
議長ら4議員で倫理調査チームを発足。女性
議員と男性議員3人に順次、聞き取りを実施
した。
神奈川県内で激しい風雨 強風にあおられ
自転車の男性転倒、負傷 小田原では88ミリ
5/27(金) カナロコ
横浜地方気象台
低気圧が通過した影響などで神奈川県内は27日、
各地で激しい風雨となった。平塚市内では自転
車の男性が強風にあおられて転倒し、負傷した。
市によると、男性は同日午前8時20分ごろ、
四之宮の路上で転倒し、顔に軽傷を負った。
市内ではほかに、住宅解体現場の足場が崩れ、
隣家の車庫の一部を損壊した。
横浜地方気象台によると、最大瞬間風速は横浜
市中区で18・2メートル、三浦市では16・
2メートルを観測。降り始めとなった26日夕
からの雨量は小田原市が88・5ミリ、山北町
で79・5ミリだった。小田原市には洪水警報
が発表された。
災害時に資器材提供
二宮町の興電社 消防協力
タウンニュース
(左から)穴あきスコップを手にする
小椋消防長と渡邊消防団長、
村田町長、武井社長
二宮町にある電気工事会社の興電社が、水を含ん
だ土砂や粘土質の土を取り除くのに適した穴あき
スコップなど計24丁を町へ寄贈した。大雨や台風
による土砂災害が起きたとき、災害現場で対応に
あたる町消防団に活用してもらう。
同社の武井健一代表取締役が5月20日に町役場を
訪れ、村田邦子町長へ目録を渡した。消防団に資
器材提供を申し出たことで、同社は町内で第1号
の消防団協力事業所に認定された。
また、町消防本部と同社は5月1日、災害時にお
ける消防活動支援に関する協定を締結。町には、
はしご車がなく、その代替車両として興電社が所
有する高所作業車やクレーン付きトラック、発電
機や削岩機、夜間照明などの資機材、支援人員を
消防本部が借り受けて被害を最小限に食い止める
ことに役立てる。
「火災だけでなく風水害にも対応できる資器材の
提供はありがたい」と渡邊恒文消防団長。小椋淳
喜消防長は「消防力を向上させるため、民間との
連携を強化していきたい」と話した。
「移住に関心」12組を案内
大磯町でツアーと交流会
タウンニュース
体験ツアーの参加者と磯人ネット
ワークの会員(ふるさと回帰支援
センター・大磯提供)
大磯町に関心のある人や移住を考えている人
などへ地元の魅力を案内する体験ツアーが、
5月14日に行われた。都内や横浜市、近隣の
藤沢・茅ヶ崎・平塚市、遠くは大阪府や福島
県などから、30代のファミリーから70代の女
性まで12家族14人が参加。個人宅の庭や花壇
を公開する「大磯オープンガーデン」の開催
日と重なり、バラが咲き誇る庭を観賞したり、
明治記念大磯邸園や照ヶ崎海岸のアオバトを
見学したりして楽しんだ。ふるさと回帰支援
センター・大磯が主催した。
参加者は、移住経験者がオーナーを務める店
で昼食。大磯港では防波堤を灯台まで歩いて
相模湾の風景を堪能し、賑わい交流施設OI
SO CONNECTで買い物も。ツアーの
最後には、下町の東光院で地域住民との交流
会が催された。
大磯に長年暮らしている町民、子どもが誕生
して先月移住してきたばかりの家族、二拠点
生活をする人などでつくる「磯人ネットワー
ク」のメンバー6人が交流会に加わった。アル
コールも入り、和やかで活発な情報交換の場
となった。
主催者は「大磯には居酒屋のチェーン店や映
画館、パチンコ店などないものがたくさんある
けれど、それが自慢」と紹介。参加者の一人は
「コミュニティーに魅せられたことが、移住の
決め手になった」と話した。
平塚市体振
60周年でロゴを一新
記念式典なども予定
タウンニュース
(左から)高橋会長、佐藤さん、
吉野雅裕教育長(提供写真)
平塚市体育振興連絡協議会(高橋佳久会長)が
今年、創立60周年を迎えた。同会では、ロゴマ
ークのリニューアルや記念式典など60周年を記
念した事業を企画している。
40年ぶりに一新したというロゴマークは、人々
が未来を見つめるようすを「カモメ」のデザイ
ンと掛け合わせて表現。七夕まつりの飾りを彷
彿とさせるモチーフと鮮やかな色味でさわやか
に仕上げた。南原在住の佐藤明夏さんのデザイ
ンが採用された。
コロナ禍で市民総合体育大会などのイベント開
催が中止となるなど、もどかしい年が続いた。
高橋会長は、「平塚は総合公園や公民館の体育
館など体育施設が充実している。恵まれた環境
を生かし、子どもからお年寄りまで生き生きと
活躍するのをお手伝いしていきたい」と話して
いた。
今年度の市民総合体育大会、地区レクは実施予定。
1月には歌手の堀優衣さんらをゲストに招いた記
念式典も開催する。
リニューアルされたロゴ
マンドリン・ギターが共演
6月5日 文化ホールで
タウンニュース
平塚市のマンドリン合奏団「アンサンブル・
マーレ」と「八王子ギターアンサンブル」に
よるジョイント・コンサートが6月5日(日)、
ひらしん平塚文化芸術ホールで開催される。
午後1時15分開場、2時開演。全席指定で入
場無料。当日も配布する整理券が必要。
平塚市と八王子市でそれぞれ隔年で開催し、
今年で36回目となる同コンサート。「ビート
ルズ・メドレー」や、ヨハン&ヨゼフ・シュト
ラウスの『ピチカート・ポルカ』など多彩な曲
をマンドリンとギターの音色で届ける。終盤に
は合同演奏曲も披露する。
問い合わせは(株)コンセール・プルミエ
【電話】042・662・6203。
ラスカで「横浜元町」フェア
6月1日〜7日 6階ラスカホール
タウンニュース
ラスカ平塚店で6月1日(水)〜7日(火)
の7日間、「横浜元町フェア」が開催される。
6階のラスカホールを会場に、歴史ある横浜
元町商店街の人気ブランド9ショップが出店
する。時間は午前10時〜午後7時(最終日は
5時)。
出店ブランドはラベルヴィー(婦人服)、キタ
ムラK2(バッグ)、ベースワン(カジュアル
ファッション)、元町アリス(婦人服)、カシ
ミヤカシミヤ(婦人服)、ブティックミナト
(婦人服)、ラブニュウ(婦人服)、松下信
平商店(家具)。
約100坪あるラスカホールを活用した横浜
元町の大型催事は、同店初の試みという。この
機会に足を運んでみては。
入念な準備で遭難防止
体力に合わせ登山計画を
タウンニュース
大倉尾根を歩く登山者
登山シーズンを迎え、今年も丹沢の山々には
多くの登山客が訪れている。しかし毎年遭難
事故も発生しており、準備を万全にした上で、
体力に応じた登山が求められている。
秦野警察署の管内で2021年に28件(31人)
のの遭難が発生。2人が死亡している。道迷い
が多く、年齢的には高齢者の割合が高いという。
コロナウイルス感染症の影響で、あまり体を動
かすことができず体力が衰えていた人が、足が
攣ったり、途中で疲労により動けなくなるケー
スも。また地図を持たず入山し、自分の居場所
が分からなくなったり、ヘッドライトを持たず
途中で日が落ちて動けなくなるなど、装備不足
の登山者の姿も見られる。秦野警察署では「雨
具を含め必要な装備を携行し、自身の体力を見
極め体調と相談し、無理のない計画を立てて欲
しい」と呼びかける。
万一遭難した場合、捜索の手掛かりになるのが
「登山届」だ。神奈川県議会では神倉寛明県議
が3月の議会でGPS登山アプリの活用につい
て質問。4月に神奈川県警と登山アプリ「YA
MAP」を運営する株式会社ヤマップとの間で
協定が締結され、YAMAPで登山計画を作成
し提出すれば、県警への正式な「登山届」とし
て受理されることになった。