秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

五月晴れ大凧が舞う相模・座間

2022-05-05 00:39:46 | 日記

五月晴れの空「新風」舞う 3年ぶり
「座間市大凧まつり」 安全配慮し
サイズ縮小 5日まで開催
5/4(水) カナロコ 

うまく風をとらえふわりと揚がる
五間の大凧
=4日、座間市の相模川グラウンド
(花輪 久写す)

五月晴れの空に舞い上がった「新風」の
大文字。大型連休恒例の「座間市大凧ま
つり」が4日、相模川河川敷で始まった。
5日まで。

【写真でチェック】
うまく風をとらえふわりと揚がる大凧

コロナ禍で2年連続の中止となり、保存会
の技術継承が懸念されたため、感染対策を
講じて3年ぶりの開催に踏み切った。同時
期に隣接地で行われる相模原市の大凧まつ
りは3年連続の中止となり、対応が分かれ
た。

今回、安全を配慮して大凧のサイズも縮小。
約13メートル四方から約9メートル四方
にした。端午の節供を祝う伝統行事にコロ
ナ収束の願いも込めた。

道寸祭り、3年ぶり開催へ 
「鎌倉殿」で三浦一族に注目も
5/4(水) カナロコ 

2019年の道寸祭りで披露さ
れた笠懸=三浦市・荒井浜海岸

三浦半島を拠点とした三浦一族をしのぶ
「道寸祭り」が5月29日、3年ぶりに
三浦市三崎町小網代の荒井浜海岸で開催
される。新型コロナウイルスの影響で2
年連続中止を余儀なくされたが、待望の
復活となった。

【写真でチェック】
笑顔のドレス姿の女性ら 3年ぶり
「ザよこはまパレード」

道寸祭りは三大古弓馬術の一つとされる
「笠懸(かさがけ)」が披露されること
で知られる。市や地元観光協会などでつ
くる実行委員会が主催し、2019年に
は約3500人が集まった。

45回目(中止含む)の今年は午前11時
から供養祭を執り行い、11時15分から
詩吟と和太鼓の演奏、正午からメインの笠
懸が予定されている。同海岸の会場入り口
で来場者に検温とアルコール消毒を求める
など感染防止策を取って実施する。

折しもNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
では、三浦義村らが重要人物として登場。
道寸は戦国の武将で活躍した時代は異なる
が、出口眞琴実行委員長は「ドラマで三浦
一族への注目が集まっている。開催によっ
て油壺地区の活性化につなげたい」と本番
に向け準備を進めている。

地元の歴史を再発見 厚木の郷土
博物館で「地域展」シリーズ 
第1弾は旧厚木町、花街のにぎわいも
5/4(水) カナロコ

学芸員(左端)の説明で地域展を
見学する来場者=あつぎ郷土博物館

あつぎ郷土博物館(神奈川県厚木市下川入)
で、旧厚木町に焦点を当てた「地域再発
見!1 厚木地域~家康・芸妓(げいぎ)・
ヨシゴイ~」が開かれている。今回からスター
トした「地域展」の第1弾。江戸時代に厚木
を訪れた画家・渡辺崋山にまつわる絵画や、
昭和40年代までにぎわったという厚木の
花街に関する展示もある。6月26日まで。
入場無料。

同市は1955年2月に旧厚木町と睦合、
小鮎、玉川、南毛利の1町4村が合併して
誕生。その後、同年7月に依知、相川の2
村を、56年9月に荻野村を編入して今日
に至っており、地域展は厚木町からスター
トし、残る7村の地域も順に紹介していく
としている。

今回焦点を当てた旧厚木町エリアでは、鷹
(たか)狩りに出た徳川家康が厚木の旧家
に立ち寄った際に出された茶をひいた石臼や、
家康の画像などを展示。また、渡辺崋山が厚
木を訪れた際の「游相(ゆうそう)日記」や、
厚木の優れた風景を描いた「厚木六勝」の複
製などもある。

箱根暮らしはいかが 町などが移住
体験事業 改装の古民家で2週間 
滞在中は地域案内や物件相談も
5/4(水) カナロコ

箱根町役場

神奈川県箱根町と移住経験者らで作る移住
支援グループ「ハコネステイル」は、6~
11月に開催する移住体験「箱根トライア
ルステイ」の参加者を募集している。一組
2週間の滞在で、定員は10組。8月下旬
までに実施される5組分の応募は5月20日
まで受け付ける。

箱根への移住や二拠点生活を検討している
人や家族が対象で、古民家を改装した「co
toha」(同町仙石原)で箱根の暮らしを
体験する。費用は1組3万円で、滞在中は
ハコネステイルのメンバーが町を案内し、
物件相談などにも応じる。

町企画課によると、トライアルステイは今年
で7回目。新型コロナウイルス禍でのテレワー
ク推進も伴い首都圏在住の30~40代をは
じめ、需要が高まっている。昨年は定員10
組に対して約10倍の応募があり、参加者の
うち1組が移住を決めた。

箱根トライアルステイのホームページからア
ンケートに回答して応募する。応募多数の場
合は抽選。問い合わせは同課電話0460
(85)9560。

明治初期「金星の太陽面通過」 横浜
など観測地が日本天文遺産に認定 
推薦者の愛好家ら「天文学の礎を後世に」
5/4(水) カナロコ 

金星太陽面通過の観測台の写真など
を手に日本天文遺産認定を喜ぶ小川
さん(左)と内野さん=川崎市多摩区

明治初頭、日本で初めて「金星の太陽面
通過」を観測した横浜市の野毛山(現在の
西区)を含む地点が、日本天文学会の日本
天文遺産に認定された。神奈川県内の認定
は初めて。観測100年後に記念碑建立に
尽力し、日本天文遺産候補として推薦した
川崎天文同好会は「県内の天文愛好家が守
った天文学の礎を、後世に引き継ぎたい」
と話している。 

【写真で見る】
1874年の「金星太陽面通過観測地」
に残る台石

認定に向けて取り組んだのは、いずれも
川崎天文同好会員で、元県立高校校長の
内野哲さん(87)=川崎市多摩区=と、
小川誠治さん(72)=同市麻生区=の
2人。

金星の太陽面通過は、太陽と地球、その間
の金星が並び、金星が太陽の表面を横切る
ように見える、日食に似た仕組みの現象。
8年、105・5年、8年、121・5年
の周期で起こる珍しい天体現象だ。

1874(明治7)年12月、日本の長崎、
神戸、横浜に3カ国の観測隊が訪れた。米
国は長崎、フランスは長崎、神戸に観測隊
を派遣。横浜ではメキシコ隊が西区・野毛
山と、山手本村(現在の横浜市中区のフェ
リス女学院中学・高校敷地内)に観測地を
置き、観測に成功した。

来日した観測隊は太陽と地球の距離を三角
測量で調べ、天体望遠鏡など当時の最新技
術を駆使した。その影響で国内での機材購
入や研究者育成を促し、78(明治11)
年に後の東京天文台設立につながり、現在
では「科学の黒船」の到来だったと評価さ
れている。

野毛山には縦横約65センチ、高さ約20
センチの「金星の石」と呼ばれる石ででき
た観測台が残され、個人宅の敷地内で守ら
れた。長崎と神戸に記念碑が建てられたが、
横浜にはなかったため、県内の天文学愛好
者が1974年に県と横浜市に働きかけ、
愛好者らでつくる期成会が観測地近くの同市
西区の県立青少年センター前と、フェリス
女学院に記念碑を設置した。

箱根・山のホテルのツツジ 貴重種
評価の「ナショナルコレクション」
に神奈川初認定 管理に社員・アル
バイトが奮闘
5/4(水) カナロコ 

徐々に満開に近づいている山のホテル
のツツジ庭園=2日午前(小田急エー
ジェンシー提供)

小田急山のホテル(神奈川県箱根町元箱根)
の庭園で1世紀以上受け継がれてきたツツ
ジが、貴重な植物を評価する日本植物園協
会「ナショナルコレクション」に神奈川県
内で初めて認定された。

【写真で見る】
明治後期に建てられ昭和初期まで
続いた別邸時代のツツジ庭園

園芸の専門知識がなかった社員ら5人の
“素人チーム”が試行錯誤しながら手入れ
を続けていたが、2014年の大雪被害を
機に行った調査で多くの貴重種が残ってい
ることが判明。明治時代から咲き誇るツツ
ジを保つべく、社員らは日々奮闘している。

赤やピンクに色づき、まりのような「玉仕
立て」に整えられたツツジ庭園(約3万3千
平方メートル)は、1911(明治44)年
に三菱財閥の岩﨑小彌太氏が建てた別荘の
庭園に整備された。戦後の48年に同所に
ホテルがオープンした後も受け継がれてきた。

江戸時代に作られた古品種で樹齢100年
以上のツツジをはじめ、貴重種で明るい紫
色の八重咲きツツジ「紫麾(むらさきざい)」
や、白い花をつける「白万葉」など、84種
類約3千株を楽しめる。

◆大雪被害機に調査

ツツジの世話をしているのは、元ウエーター
で、施設管理アシスタントマネージャーの
大橋明雄さん(50)ら社員2人と、シニ
アアルバイト3人。大橋さんは携わって20
年ほどになるが「調査を始めるまではどれが
貴重な品種か知らなかった」と目を丸くする。
30年以上ホテルの広報を務める髙木美恵子
さん(69)も「古品種が存在するという資
料は残っていても、敷地内にある品種の数や
名前が把握されていない状態が長く続いてい
た」と振り返る。

8年前、庭園が雪に覆われ、ツツジの枝が折
れる事態を目の当たりにして初めて「このま
まの管理体制では庭園を残せない」と声が上
がり、新潟県立植物園顧問でナショナルコレ
クション委員長も務める倉重祐二さん(60)
に調査を依頼した。判明した品種のアーカイ
ブ化、デジタルマップ化などを進めたことで、
広大な庭園で行うツツジの枝切りや、草刈り
などの作業効率が格段に上がった。

今では、倉重さんが「素人と言いながらも、
通年の手入れが満遍なく丁寧。さらに品種
管理の正確さは植物園以上と言えるほど」と
評価するまでに5人の技も上達。ただ、年に
わずか2週間しか開花しないツツジの品種を
すべて見分けることは困難で、データは今な
お約2割が空白という。

 

コメント
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