秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

小田原市2030年へ道筋示す

2022-05-10 01:04:43 | 日記

小田原市
2030年への道筋示す
新総合計画がスタート
タウンニュース

総合計画の本編と子ども版

小田原市の第6次総合計画『2030ロードマッ
プ1・0』が今年度、スタートした。2030年
を目標年度に、市の取り組みの指針を示したも
のだ。3年目を迎える守屋輝彦市政として策定
した初の総合計画となる。

市の総合計画は、市政全般の運営指針となるもの
だ。2010年度に策定した第5次総合計画「お
だわらTRYプラン」の計画終了を1年前倒しし
て新たな計画をスタートさせた。

守屋市長が昨年3月、「世界が憧れるまち”小田
原”」の実現に向け策定した『2030ロードマ
ップ』を引き継いだ。

基本構想には、3つのまちづくりの目標を示して
いる。

「生活の質の向上」では、医療や子育て、住環境
の整備などを進める。2つ目の「地域経済の好循
環」では、企業誘致やDX(デジタルトランスフ
ォーメーション)、歴史・文化や「美食のまち」
として食資源などを生かす取り組みが進展してい
る姿を描く。目標値では、市民1人当たりの課税
対象所得を333万5千円(21年度)から343万
5千円に、観光客消費額を126億円(20年度)か
ら300億円へそれぞれ引き上げるとしている。3
つ目の「豊かな環境の継承」では、脱炭素、防災力
向上などを図る。

基本構想を具現化する「実行計画」は第1期から
3期まで、それぞれ3年を計画期間に設定。進捗
状況や社会情勢を踏まえ、3年に1度計画を改定
する。

市では、総合計画の周知を目的に計画書の「概要
版」「子ども版」を作成した。概要版は市民交流
センターUMECOや図書館などの公共施設、ハル
ネ小田原ほかで無料配布。子ども版は教育委員会を
通じて小学6年生に配布する。「本編」は市役所の
4階行政情報センターで1冊1800円で販売する。
いずれも市ホームページからダウンロードできる。

育成良し「甘み味わって」
新茶の販売始まる
タウンニュース

足柄上地域の茶畑で新茶の収穫が始まり、生産
農家が茶摘み作業に追われている。4月25日に
は、南足柄市矢倉沢にある茶畑で柏井良一さん
(66)が早生品種の「さえみどり」の収穫に汗
を流した=写真。

柏井さんによると、今年は3〜4月に大きな寒暖
差があったものの、収穫時季や収量ともにほぼ例
年通り。昨年の2日遅れとなった初摘みのこの日
は、2人で茶刈り機を操って、みずみずしい生葉
約240キロを収穫。「今年も良くできた。甘み
を感じる美味しいお茶を多くの人に飲んでもらい
たい」と話していた。

収穫された生葉はすぐに加工場に運び込まれ、機
械で蒸したり、揉んだりする工程を経て、荒茶に
仕上げられた。

神奈川県農協茶業センターによると、収穫作業は
各地で5月中旬まで続くといい、全体では101
トンの集荷を見込んでいる。できあがったばかり
の新茶は今月から茶業センター直売所などで販売
されている。

足柄茶は、関東大震災で被害を受けた山村の産業
復興策として、足柄上郡清水村(現山北町)で栽
培されたのが始まり。1960年代に県西北部や
丹沢山麓を中心に一大茶産地が形成された。近年
では全国茶品評会一等の連続受賞をはじめ、各種
の品評会などでも毎回上位に入賞している。

山北町観光協会
「今これ、人気です」
タウンニュース

山北町ふるさと交流センターは特産品の展示や販
売などを行っており、近隣を訪れる人たちの憩い
の場所。

中でも神社仏閣を参拝した際に、その証として授
けられる御朱印のお城版「御城印」は人気商品の
一つ。ここでは、町ゆかりの「河村城」と「河村
新城」という2つの御城印を買い求めることがで
き、事前に調べて観光ついでに立ち寄る人も多い
という。そこへ新たな城関連のおみやげ品として、
この4月に加わったのが「河村城どらやき」(140
円)だ=写真。

中央には「河村城」の文字が存在感たっぷりに焼
印されている。職員によれば、「入荷すると、結
構すぐになくなっちゃいますよ」とのこと。ほど
よい甘さと大きさで、別腹に入れるのにぴったり。
御城印とのセットがおすすめか。

声優養成所が舞台
迎ラミンさんが新書
タウンニュース

『声の優』2,090 円(税込)

小田原高校出身の小説家・迎ラミンさんが新刊
『声の優(わざおぎ)』(早川書房)をこのほ
ど出版した。

迎さんは、2018年にデビュー。「お仕事
小説」を得意とし、男性の養護教諭など、職業
の世界を執筆してきた。

今回は、声優養成所を舞台に、声優を目指す
熱いキャラクターたちを描く。自身のかつて
の経験をもとに描き上げたという。迎さんは、
「タイトルの『わざおぎ』には、こっけいな
動作をして歌い舞い、神や人を慰め楽しませ
ること、という意味を込めました」と話して
いる。また、「声優を目指すすべての人にお
くる青春小説」として、声優の高森奈津美さ
んも推薦している。全国書店、ウェブで販売中。

伊勢原の「雨岳民権の会」 自由民権運動
研究で表彰 地域最大の政治結社「湘南社」
の実態明らかに
5/9(月) カナロコ

伊勢原市の髙山市長(前列左から2人目)に
江村栄一記念賞の受賞を報告した豊氏(同3
人目)ら雨岳民権の会のメンバー=市役所

自由民権運動の優れた研究者や団体を表彰する
「江村栄一記念賞」が創設され、「地域研究・
顕彰活動賞」の第1回受賞者に伊勢原市の「雨岳
(うがく)民権の会」が選ばれた。文献を基に実
地調査を行う活動が評価され、メンバーは「地道
な活動が評価されるとは思いも寄らなかった。今
後も郷土の誇れる歴史を掘り起こしていきたい」
と喜びを語った。

【写真で見る】
雨岳文庫に建立された自由民権運動を
顕彰する石碑

同会は同市上粕屋の「雨岳文庫」を拠点に活動。
1881年に伊勢原や平塚などの豪農が出資した
地域最大の政治結社「湘南社」について、資料を
基に実態を明らかにしてきた。雨岳文庫は湘南社
の社長山口左七郎の自宅で、今も多くの資料が残
る。自宅は民権家たちにも開放され、夜を通して
勉強したり議論が交わされたりしたという。

江村栄一氏(1931~2007年)は法政大名
誉教授で自由民権運動研究の大家として知られる。
20年2月に記念会が発足し、研究発展と後進育
成などを目的に賞が創設された。昨年12月に第
1回の受賞者や団体が選ばれた。

引きこもりの若者ら農業体験 平塚で
動き出した就労支援「自信付けてステッ
プアップを」
5/9(月) カナロコ 

湘南ライスセンターのスタッフと一緒に
作業する農業体験の参加者ら=平塚市大島

不登校や引きこもりの若者と人材不足に悩む農家
をつなげようと、神奈川県平塚市を拠点に活動す
るNPO法人「ぜんしん」(同市中堂)の農業体
験を通じた福祉事業が5月からスタートした。市
の協力を得た市民提案型協働事業で、就労や復学
など自立支援に向けて実践的な場を設け、就農に
結び付けるのが狙い。同法人の柳川涼司理事長
(48)は、自身の引きこもり経験を踏まえ「彼
らが自信を付け、自己肯定感を高めて段階的に上
がっていくのが大事」と強調する。

【写真】
引きこもりの若者たちの農業体験に協力
している湘南ライスセンター

汗ばむ陽気となった5月上旬。稲作の全行程を請
け負う農業生産法人の収穫施設「湘南ライスセン
ター」(同市大島)に、米作りの農業体験に参加
する人たちの姿があった。ベルトコンベヤーで次
々と流されてくる育苗トレーを運び出す作業に、
参加者からは「機械化が進んでいて面白い」「ま
だ始めたばかりなので難しいかは分からない」と
いった感想が聞かれた。

農業体験には不登校や引きこもり、未就労状態か
らの改善を目指す10~40代の12人が応募。
中には横浜市や南足柄市などの遠方から足を運ぶ
参加者もいるが、全員が農業未経験という。

5月から来年3月末まで計10回程度を予定し、
同センターや個人農家で米作りや野菜収穫を手伝
う。縁があれば就農に至るが、農業体験はあくま
でも「立ち直りのきっかけ」(同NPO)で、産
業カウンセラーや引きこもり経験のあるスタッフ
が農業にこだわらず手厚くサポートし、職業訓練
所とは一線を画すという。

この日の農業体験に参加した11人のうち、就労
を目指す参加者の男性(39)は「もうすぐ40
歳なので、ここで動かなければまずい」と切実な
様子。高卒認定試験に合格した上で、農業インター
ンシップ制度を利用して就農を志す女性(16)
は「将来は人の食に関わる仕事がしたい」と語
った。

南足柄の女声合唱団、美声響かせ60年 
高齢化も元気あふれ 87歳指揮者の選曲光る
5/9(月) カナロコ 

定期演奏会で歌唱する南エコー
コーラス団員ら
=南エコーコーラス提供

南足柄市に結成60周年を迎えた女声合唱団が
ある。指揮者を務める蟻生栄子さん(87)を
筆頭に音楽が好きな50~80代の市民ら26人
が毎週2時間半の練習を精力的にこなし、美声を
響かせている。今春には4年ぶりに定期演奏会も
開催したメンバーらは「長い年月をかけて、みん
なで楽曲を作り上げてきた」と胸を張る。

【写真で見る】
指揮者で団員最高齢87歳の蟻生さん

合唱団「南エコーコーラス」は、1962年に誕
生した。同市では一番長い歴史を持つ女声合唱団
で、当初は母親らが育児や家事を一段落させた夜
に集い、練習していたという。

現在の森下文子代表(70)は97年に入団。
「子育てが落ち着いた機会にと思い、趣味を再開
した。当時の団員の演奏にびびっときて、気付い
たら25年続けていた」と振り返る。森下代表の
入団以降は、多い時には50人ほどのメンバーが
いたが、高齢化が進んで今は半減した。

ソプラノ9人、メゾソプラノ11人、アルト6人
を率いるのは発足当時からのメンバーで、73年
から指揮者を務めてきた蟻生さん。今も子どもた
ちの講師としても活動し、「野菜を切るように細
かく発声を」といった分かりやすい表現での指導
や選曲の良さが好評だ。蟻生さんは「80代を超
えて高齢化してきたみんなが元気に歌い続けられ
ていることがうれしい」と笑顔で話す。

 

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