県銘菓を一挙公開
レアリア内特設ページで
タウンニュース
神奈川県銘菓共励会の特設ページが
神奈川・東京多摩のご近所情報サイト
「RareA(レアリア)」内で公開
されている。
同会は、県指定銘菓を製造・販売する
県内各地のお菓子屋が加盟する団体。
特設ページでは同会の歴史、今月のピッ
クアップ銘菓、県指定銘菓をエリアやお
菓子の種類で検索できるようになってい
る。また、各店舗のページでは銘菓の紹
介、店舗情報が確認できる。
歴史博物館で2つの企画展
石が語る秦野と50年前の写真
タウンニュース
50年前の写真や資料の展示(上)と、
石を通して見る秦野の暮らし(下)
はだの歴史博物館(秦野市堀山下380
の3)が現在、「石が語る秦野のくらし
と祈り」と「レンズがとらえた50年前の
秦野」の2つの企画展を開催している。
道祖神など展示
第1企画展示室「石が語る秦野のくらし
と祈り」では、人類誕生から道具として
利用されている「石」を通し、秦野の人々
の生活や信仰の歴史をたどる。会場には石
のかまどや石臼など生活道具、中世の供養
塔である板碑、道祖神などを展示。触って
観察するコーナーも設置されている。期間
は7月10日(日)まで。
レンズがとらえた秦野
第2企画展示室では6月26日(日)まで、
「レンズがとらえた50年前の秦野」を実施。
1972(昭和47)年の広報はだの用に撮
影された写真や資料から、丹沢まつりや秦
野たばこ祭、中央運動公園野球場、下大槻
団地とひろはた幼稚園など、当時の様子を
振り返る写真等が展示されている。
入館無料。開館時間は午前9時から午後5
時(入館は4時半)まで。月曜(祝日の場
合は翌日)と祝日の翌日は休館。問い合わ
せは同館【電話】0463・87・
5542へ。
ひまわり上映会に800人
支援募金38万円集まる
タウンニュース
ウクライナ支援のために上映された映画
「ひまわり」の無料上映会に約800人
の市民が駆け付けた。この上映会は「非
核宣言自治体協議会」「平和首長会議」
に加盟し、8月15日を「秦野市平和の日」
と定め平和事業を推進する秦野市とピー
スキャンドルナイト実行委員会が5月4日、
クアーズテック秦野カルチャーホール(秦
野市文化会館)で実施したもの。当初は定
員400人とし同会館の小ホールでの開催
を予定していたが、上映発表と同時に多く
の市民が鑑賞を希望、あっという間に定員
をオーバーし、大ホールでの開催となった。
上映された映画「ひまわり」は1970年
公開、世界大戦で引き裂かれた男女の物語。
ひまわり畑はウクライナでも撮影されたこ
ともあり、現在国内各地で上映されている。
来場した80代の女性は、「泣くのではない
かとハンカチを持ってきました。改めて映
画を見て平和への想いを強くした」と話し
ていた。日本赤十字社のウクライナ人道危
機救援金に送られる募金には38万円を超え
る支援金が集まった。
上映後、平和メッセージを残す来場者ら。
多くの来場者が足を止め、想いを綴って
いた。
ドローンで畑に追肥
丹沢そばの畑で
タウンニュース
大田さんの操縦でそば畑に肥料
を撒くドローン
「製造元直売所 手打ち十割そば処 丹沢
そば本店(石井勝孝会長)」のそば畑で
4月25日、ドローンを使った追肥作業が
実施された。同社では農業の6次産業化
を目指すとともに、次世代の農業のすそ
野を広げるために「農業アカデミー」を
開校し、そば栽培のノウハウなどを指導
している。同社では、大型農機具を複数
導入するなど、秦野市内の農業において
近代化を進めてきた。
今回は同アカデミーの会員でもあり、ドロ
ーン空撮や農薬散布、機体の販売や操縦の
スクールなどを手掛ける企業「コヤワタド
ローン」代表の大田晴啓(はるひろ)さん
が参加。持参した農業用の大型ドローンを
操縦し、2メートルほどの高さから粒状の
肥料を撒いた。何度か肥料を詰め替えたも
のの、短時間で広い畑の追肥作業を終えた。
その後ドローンは車に積まれ、市内各地の
同社が手掛けるそば畑を回り、作業を行っ
た。
石井さんは「これからの農業は近代化して
いくことが不可欠。鳥獣被害対策としてド
ローンを飛ばすことを実験的に行い、手ご
たえを得て今回に至った。人の手による作
業では時間もかかるし重労働。これからは
こうした最先端の技術をさらに導入したい」
と話す。
グループ代表の石井さん(左)とドロー
ン会社を営む大田さん(中央)