西湘PA、大晦日から元旦閉鎖
西湘バイパス下り線
12/27(金) カナロコ
西湘バイパス
中日本高速道路は、大みそかの31日夜から元日の
朝にかけて、西湘バイパス下り線の西湘パーキング
エリア(PA=小田原市前川)を閉鎖する。
閉鎖時間は、31日午後10時から1月1日午前7
時半まで。相模湾に面した西湘PAは初日の出スポ
ットとして知られる。閉鎖は満車となった駐車場に
入る車両が本線にまであふれ出てくるのを事前に防止
するのが目的。
このほか、西湘二宮インターチェンジ(IC)から
早川ICまでの非常駐車帯全15カ所も同時間帯に
閉鎖する。事故・故障時の利用はできる。
問い合わせは、中日本高速道路
電話(0120)922229。
湘南ビーチから拝む初日の出 元日にイベント 平塚
12/27(金) カナロコ
2019年の初日の出の様子=ビーチパーク
湘南の海岸から初日の出を仰ぐイベントが2020年
1月1日、神奈川県平塚市高浜台の湘南ベルマーレ
ひらつかビーチパークで開催される。
イベント「初日の出を見る会」は来年28回目で、
同パークの指定管理者「平塚海岸魅力促進共同事
業体」が主催する。今年は2600人が集まった。
1月1日の日の出時刻は午前6時50分ごろ。同6時
40分ごろから相州平塚七夕太鼓保存会の有志が迫力
ある太鼓の演奏を披露(雨天中止)するほか、同7時
からは海岸を清掃する。
問い合わせは、湘南ひらつかビーチセンター
電話0463(23)4781。
京急「初日号」 相鉄新線「なし」
年末年始の終夜運転
12/27(金) カナロコ
三浦海岸の初日の出(2018年)
県内に路線を持つ鉄道各社は、初詣や初日の出
などで出掛ける利用客の移動手段を確保するため、
大みそかから元旦にかけて特別ダイヤを組んで
運行する。
京浜急行電鉄は本線の一部(横浜―泉岳寺)と
大師線(京急川崎―小島新田)で終夜運転を実施
する。本線は約30分間隔、大師線は約7~10分
間隔で運行。元日は三浦海岸や城ケ島で初日の出
を参拝する人向けに「初日号」を2本走らせる。
相模鉄道は本線(横浜―海老名)といずみ野線
(二俣川―湘南台)で終夜運転を行う。本線は
上下線10本、いずみ野線は上下線7本を運行。
JR線につながる西谷―羽沢横浜国大間は終夜
運転をしない。グループの相鉄バスは、31日
の深夜から1月3日まで海老名駅と寒川神社を
結ぶ直通バスを走らせる。
JR東日本は首都圏13路線で終夜運転を実施
する。京浜東北・根岸線の大宮―桜木町間は約20
~40分間隔、桜木町―大船間は約60~80分
間隔で運行。湘南新宿ラインと横須賀線も終夜
運転し、逗子―西大井間の列車は約30分間隔
で走る。
小田急電鉄は全線(小田原線、江ノ島線、多摩線)
で終夜運転を行う。また、全席指定の臨時特急
ロマンスカーを上下線で計8本走らせ、一部列車
の先頭には来年の干支(えと)の「子(ね)」にちな
みネズミをデザインしたヘッドマークを付ける。
東急電鉄は東横線を約10~30分間隔で運行。
列車は、みなとみらい線や東京メトロ副都心線に
直通する。田園都市線は大みそかの終電を約1時
間20分遅らせ、元旦の始発を約1時間早める。
シーサイドライン(新杉田―金沢八景)も終夜運転
を実施する。元旦の午前2時半までは10分間隔、
以降は約20~40分間隔で運行する。
年末年始「入山注意を」 丹沢など
登山道に残る爪痕
12/27(金) カナロコ
10月に来襲した台風19号による被害は、丹沢など
の登山道にも及んでいる。関係団体は入山者が増える
年末年始を迎え、遭難予防の注意を呼び掛けている。
神奈川県自然環境保全センター(厚木市七沢)の自然
公園課によると、管理する主要登山道43路線のうち、
通行を控えるよう呼び掛けているのは26日現在、
15路線。大半が登山口につながる林道が土砂崩れ
で通行できないためで、丹沢山、焼山、権現山周辺
の3路線は登山道にも大きく崩壊している箇所があ
るという。
稜線(りょうせん)部に比べて沢沿いの登山道は、
規模は小さいものの、荒廃した箇所が残る。沢に架
けた木橋も、多くが流失したままだ。
同課によると、登山道の被害把握は来年1月に終了
予定。同課は「年度内の全面復旧は難しい。迂回
(うかい)路を設けるなど対応しており、県のホーム
ページ(HP)で最新情報を確認してほしい」と話
している。
登山拠点の西丹沢ビジターセンター(山北町中川)
は22日、年末年始の休みに計画している入山者向
けに、台風被害が大きかった犬越路に向かう用木沢
沿いの現状を動画付きでHPに掲載。「登山道の難
易度が非常に上がっており、通過する際は十分に気
を付けて」と注意喚起した。
箱根・金時山に多くの登山者 早朝の
「仕事前登山」も多く5000回の記録保持者も
12/26(木) みん経新聞ネットワーク
"富士山をバックに記念写真"
箱根の北西部に位置し箱根外輪山では一番高く
金太郎伝説も残る「金時山」に多くの人々が訪れ
ている。(小田原箱根経済新聞)
金時山百回登頂証
標高1212メートルの金時山には、リピーターや早朝
の仕事前などに登る人が多い。山頂にある山小屋の
中には100回以上の登頂達成者の名前が記入された
札が掲示されている。中には、5000回を超える登頂
回数を誇るベテラン登山者もいる。
12月15日に、100回目の登頂回数となったのは守屋
佑一さん。小田原ブランドの創成を目指して当地
エナジードリンク「湘南ゴールドエナジー」を販売
するUMEMARU Inc.の社長。山頂の山小屋でも販売し
ており、守屋さんは納品も兼ねて登山している。
100回目を迎えた当日は、山小屋のメンバーによるに
セレモニーが行われ、山頂にいた多くの人が100回登
頂を祝福した。守屋さんは「金時山には、大先輩たち
がたくさんいるので、100回ではお恥ずかしい。こう
して目標としていた100回登山を達成し、たくさんお祝
いの言葉も頂き大変うれしい。これからも金時山に
いろんな人たちを案内し、地元の素晴らしさを広め
ていきたい」と意欲を見せている。
守屋さんと仲間は2020年元旦にも登頂予定で、「山頂
より初日の出の写真を送る」という。今年中に納品が1回
あるため、元旦の登頂は102回目の予定。