秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

元旦は貸し切りで三浦行く

2019-12-09 01:31:30 | 日記

貸し切り列車で初日の出 
三浦野菜が当たる抽選会も
12/7(土) カナロコ

京急は特別貸し切り列車「みうら元旦号」を運行する

京浜急行電鉄(横浜市西区)は1月1日、京急川崎駅
および横浜駅から三浦海岸駅まで直通の特別貸し切り
列車「みうら元旦号」を運行する。

同日早朝から三浦海岸で行われる太鼓の演奏やミカン
投げなどで新年を祝うイベントに参加でき、特典として
同社オリジナルグッズや三浦産野菜がもらえるほか、
抽選会なども開催する。

座席指定制で定員は350人。11日午前10時から
同社ホームページ(HP)で申し込み(先着順)。
参加費千円(別途運賃が必要)。問い合わせは、

同社ご案内センター電話045(441)0999。

ロボットが階段使いごみ出し 
藤沢の団地で実証実験
12/7(土) カナロコ

階段を下りるソフトロボット

階段を上り下りできる荷物運搬ロボットによるごみ
出しの実証実験が5日、高齢者が多く住む藤沢市営
渋谷ケ原住宅(神奈川県藤沢市湘南台、111世帯)
で行われた。同市が取り組むロボット未来社会推進
プロジェクトの一環で、慶応大発のベンチャー企業
「Amoeba Energy(アメーバエナジー)」
(同市遠藤、青野真士社長)と連携。超高齢社会の
課題解決へ向け、早期実用化を目指す。

横浜・ランドマークタワーでも警備や清掃にロボ活用

同社が開発した「階段昇降可能なソフトロボット」
(全長77センチ、幅62センチ、高さ61センチ)は、
最大斜度35度までのあらゆる階段に適用でき、6キロ
の荷物も運搬できる。本体の駆動部分には、独自開発し
た柔軟性と耐性を併せ持つソフトマテリアルの素材
(発泡ゴムスポンジ)を使用。人工知能(AI)の自動
運転技術を活用し、走行空間センサーによる自己位置推定、
ナビゲーション、衝突検知といった機能を備えることで、
世界で初めてロボットによる階段昇降が可能になった。

同住宅の最も初期の棟は1964年に完成。全5棟は
3~4階建てで、エレベーターは整備されていない。
住民の約半数が65歳以上の高齢者で、階段を使った
ごみ出しや荷物の運搬が大きな負担になっている。

こうした状況を踏まえ、実証実験では最上階の部屋で
同ロボットが家庭ごみを積み、遠隔操作で階段を1階
まで下降。路上で旋回してごみ集積所まで進み、中央
部を傾けて所定の場所にごみを下ろした。同じ実験を
繰り返し、いずれも予定通りの動作を確認した。

同社共同創業者の野崎大幹取締役は「製品化へ向け、
連続して安定的な動作が可能になるよう改良を進める」
と述べた。同社は2年以内の実用化を目指すとともに、
物流システムが自動化された超スマート社会(ソサエ
ティー5・0)を見据え、荷物運搬作業の代行も視野
に開発を進める。

実験には住民や鈴木恒夫市長も参加。自治会長の古屋
君枝さん(75)は「上層階の住民は息を切らしなが
ら階段を上り下りして、ごみ出しをしている。ロボッ
トが代行してくれればとても助かる」と話した。鈴木
市長は「生活に身近な部分での課題に対応したロボット
の開発は市の取り組みにもかなう」と、早期実用化に
期待を込めた。

同社は2018年1月に起業。慶応大湘南藤沢キャン
パス(SFC)内のインキュベート施設「慶応藤沢
イノベーションヴィレッジ」を拠点にしている。

浦賀ドック解体進む 
歴史的資料保全へ調査 横須賀市
12/8(日) カナロコ

取り壊される予定の住友重機械工業旧浦賀工場の
機関工場(横須賀市教育委員会提供)

かつて日本の造船業を支えた住友重機械工業旧浦賀
工場(通称浦賀ドック、横須賀市浦賀4丁目)で、
建屋の取り壊しに向けた作業が進んでいる。2003年
に閉鎖された浦賀ドックでは15年に一部工場が解
体されたが、今回はエンジンの組み立てなどを担った
機関工場など3棟が解体予定という。一方、市は産業
遺産の資料を後世に残そうと調査に取り組んでいる。

浦賀ドックは、江戸時代末期の1853年に幕府が
築いた「浦賀造船所」が前身。「浦賀船渠(せんきょ)
株式会社」となった97(明治30)年以降は旧海軍
の駆逐艦や青函連絡船などを建造した。1969年に
は当時の住友機械工業と合併し、護衛艦や帆船「日本
丸」の2代目を手掛けるなどして国内の造船業をけん
引してきた。

2003年3月の閉鎖後、住友重機械工業(東京都
品川区)は、15年に約9万9千平方メートルの敷地
内に残っていた16棟のうち8棟を解体。市や同社に
よると、今回は、1938年から52年にかけて建て
られた2階建ての機関工場と、1899年完成のドラ
イドック(通称レンガドック)から海水を抜く平屋の
ポンプ所、1952年築の2階建て社外控所の計3棟
を解体する。

いずれも同社が実施した調査で現在の耐震基準を満た
していないことが判明しており、安全面の観点から取
り壊しを決めた。解体に向けた作業に入っており、同社
は来年3月末までの完了を目指すという。イベント開
催時に限り一般公開されている日本最古のれんが造り
のレンガドックは保存するとしている。

一方、市教育委員会は産業遺産の資料を保全しようと
動きだしている。

市教委生涯学習課は8月下旬の5日間、緊急調査を実施。
関東学院大(横浜市金沢区)の黒田泰介教授の協力のもと、
レーザーを使って工場建屋内の構造を立体的に計測した。
11月8日にも敷地内全体を対象に、操業時の配置図と
照らし合わせながら現状を確認する調査にあたった。

同日の調査に参加した市自然・人文博物館の菊地勝広学
芸員によると、工場建屋内には戦前から昭和中期にかけ
ての工作機械や、天井には大正時代に造られた走行クレー
ンが残存。菊地学芸員は「歴史的な価値は非常に高い。
できる限りの資料を残したい」と話している。

「自然を市場原理にゆだねてはいけない」 
大磯丘陵生態系守れ 二宮のチョウ愛好家が講演
12/8(日) カナロコ

大磯丘陵に生息するウラゴマダラシジミについて
解説する御法川さん =二宮町立一色小学校

大磯丘陵に生息するチョウ「ウラゴマダラシジミ」の
研究を続けるチョウ愛好家・御法川(みのりかわ)
直樹さん(60)を招いた講演会が7日、神奈川県の
二宮町立一色小学校で行われた。近年は住宅開発など
でウラゴマダラシジミの生息数が減り続けているといい、
「自然を市場原理にゆだねてはいけない」と警鐘を鳴
らした。

ウラゴマダラシジミはシジミチョウ科の一種で羽の
裏側に黒い斑点を持つ。北海道から九州まで広く分布
するが、環境の変化に弱いことから近年は生息域が減
少している。

「どこにでもいるが、どこにでもいるわけではない。
(生息域の)生物の多様性を計る指標にもなる」と
御法川さん。大磯、二宮、秦野などにまたがる大磯丘
陵のウラゴマダラシジミは長い歴史の中で独自の生態
を守り、ほかの地域と比べて大型で羽の表面が黒いの
が特徴という。

大磯丘陵にはウラゴマダラシジミだけはなく、全国的
にも希少なキイロアシボソテントウダマシなど約1500種
の昆虫が生息する。御法川さんは「山地や平地、海岸で生
息するような種類が集まって、大磯丘陵はまさに種の
交差点のような場所」と解説する。

大磯丘陵北部の秦野市内で計画された霊園開発では
自然保護の立場から反対運動に関わったという御法川
さん。開発は計画通り行われ、切り崩された山々から
豊かな生態系は失われた。御法川さんは「人間の経済
活動と折り合いをつけるのは難しいかもしれないが、
生物の多様性を守るための議論を積み重ねることが
大事」と訴えた。

講演会は地元住民らでつくる一色小学校区地域再生協
議会の主催で約40人が参加した。

 

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