「豊作で出来は最高」 冬の風物詩「大根の天日干し」
12/22(日) カナロコ
三浦海岸で天日干しされる、たくあん用の大根
=21日午前、三浦市
三浦海岸(三浦市)の冬の風物詩「大根の天日干し」が、
年末年始のかき入れ時を前にピークを迎えている。たく
あんに使われる大根が太陽の光を浴びながら、ゆらゆら
と海風に揺れている。
近くの須原農園(同市南下浦町上宮田)は、11月に
今冬の天日干しをスタート。大根2本をテープで結び
柵につるす作業が、来年2月まで続く予定だ。
同農園が手掛けるのは、5日間干した青首大根を10日
間漬け込む浅漬けたくあん「まいるど」。大根農家の
収入安定に向け、20年ほど前に発足した有志の研究
会が製法を生んだ。生の食感や風味が残り、まろやか
な甘みと塩味が特徴という。
今冬は7万~8万本を生産。須原茂さん(60)は
「秋に2度の台風に襲われたが、大根は豊作で出来
は最高。食感を楽しみながら食べてほしい」と話し
ている。問い合わせは、同農園電話046(888)
3325。
元日を待つ「迎春ねぶた」 寒川神社
12/22(日) カナロコ
ねぶたばやしの披露とともに試験点灯した神門の
迎春ねぶた=寒川神社
八方よけの守護神として信仰を集める寒川神社(寒川
町宮山)に、恒例の「迎春ねぶた」が設置された。
今年は「神武東征」の神話をモチーフに、稲光を発
して勝利をもたらしたとされる金色のトビと、剣を
持つ神武天皇を配置。新年を迎えた元日の午前0時
から点灯される。
みなとみらいのランドマークタワーで“降雪”
寒川の冬の風物詩にしようと、厄よけの意味もある
巨大ねぶたを掲げてちょうど20年。今年のねぶた
も同神社がデザインを考え、青森ねぶた師の北村
蓮明さん(71)に制作を依頼した。
神門の屋根の下に掲げられ、横幅9メートル、高さ
2・6メートル、奥行き1・7メートル。20日夜
に魂を入れる意味を込めたねぶたばやしの披露とと
もに試験点灯が行われた。約300球の電球で勇壮
なねぶたが内側から立体的に浮かび上がると、参拝
客の歓声が上がった。
2月3日まで飾られ、正月三が日は終夜、4日以降
は日没から午後10時まで点灯する。
ベイブリッジをくぐれなくなるクルーズ客船、
横浜・大さん橋に”最後”の着岸へ
「ダイヤモンド・プリンセス」
12/22(日) カナロコ
「ダイヤモンド・プリンセス」
英国籍のクルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」
(11万5875トン)が来年1月以降、横浜港に
寄港する際は横浜ベイブリッジの下を通れなくなる
ことが分かった。1月20日に予定している横浜寄港
から大黒ふ頭客船ターミナル(横浜市鶴見区)に着岸する。
横浜市港湾局によると、全ての船舶を対象にした環境
規制が1月1日から強化されることから同船を改修す
るため、排ガス規制に対応する装置を取り付けると船
体が高くなり、ベイブリッジをくぐれなくなる。
横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区)へ
の着岸は12月23日が最後となる。午前6時半に着岸、
午後5時に出港する予定。大さん橋の屋上では同4時
45分から、横浜を代表するマーチングバンド「ヨコ
ハマロビンズ」による歓送演奏が行われ、安全な航海
とともに再会への願いを込めて黄色いケミカルライトを
振るイベントを展開する。
海の再生へ関心を
アマモとワカメ育成で環境浄化 横浜
12/22(日) カナロコ
アマモの再生への願いを込め、浅場に入れる砂を
運ぶ子どもたち=臨港パーク
豊かな海を取り戻そうと、海の環境浄化に役立つ
アマモとワカメを育成する取り組みが、横浜・
みなとみらい21(MM21)地区の臨港パーク
で始まった。主催者はイベントを通して、海に関心
を寄せてもらうとともに、環境改善の大切さを伝え
ていく。
国土交通省関東地方整備局は、東京湾で減少傾向に
あるアマモを再生させるため、潮入の池の前面海域
に実証試験用の浅場を整備。11月30日にはアマモ
が根付くための砂入れや種まきを行って移植を試みる
イベントが開かれ、地元の児童ら約30人が参加した。
バケツに砂を入れて海まで運んだ市立みなとみらい
本町小学校1年生(6)は「これまであまり海に来
なかったけど、アマモの様子を見に来るつもり」と
話した。
この日は、市民ら約300人がワカメの種糸をロープ
に付けて育成に挑むイベントも行われた。NPO法人
海辺つくり研究会など18の市民団体でつくる夢ワカメ・
ワークショップ実行委員会が主催したもので、今年で
19回目。来年1月下旬には1株4~5キログラム、
長さ2メートル近くに成長し、参加者が収穫すること
にしている。
きょうは冬至 毎年恒例「ゆず風呂」
12/22(日) tvkニュース
22日は、1年で最も昼の時間が短い冬至。横浜市内の
温泉施設では、無病息災を願う恒例の「ゆず風呂」
が登場しました。
横浜市保土ケ谷区にある「満天の湯」では、8年前から
冬至の日限定で、地域住民から持ち寄られた、ゆずを
浮かべた風呂が登場します。 今回集まったゆずの量は、
なんとおよそ1トン。 程よい湯加減とさわやかな香り
が広がる湯舟には、朝から多くの人が肩まで浸かって
体を温めていました。
「満天の湯」では、22日深夜まで「ゆず風呂」を楽し
めるということです。