横須賀鎮守府の司令官官舎、一般公開 7、8日
12/6(金) カナロコ
12月7、8日に一般公開される田戸台分庁舎
=横須賀市田戸台
海上自衛隊横須賀総監部の田戸台分庁舎(神奈川県
横須賀市田戸台)が7、8の両日、一般公開される。
市観光協会の主催。
一般公開は、2016年4月に同庁舎が日本遺産の構成
文化財として認定されたことに合わせ、毎年この時期に
開催している。
海自によると、同庁舎は1913年に旧海軍横須賀鎮守
府の司令官官舎として建てられ、戦後は在日米海軍司
令官らが居住した。現在は同総監部が管理し、毎年桜
の時期にも一般公開している。外壁の補修などを検討
しているという。
同協会は同庁舎の迎賓用の洋館やステンドグラス、居住
用の和室などが近代化遺産として価値が高いとし、「貴重
なこの機会に、ぜひ足を運んでほしい」と話している。
午前10時~午後3時。
二宮町議会、観光案内所移転認めず 予算修正案可決
12/6(金) カナロコ
二宮町観光協会と観光案内所が移転する予定だっ
たJR二宮駅前の空き地
二宮町議会は6日、町観光協会事務所と観光案内所を
JR二宮駅前に移転するための事業費を削減した、2019年
度一般会計補正予算の修正案を賛成多数で可決した。町側
は観光客の利便性向上のために移転する方針を示したが、
財政が逼迫(ひっぱく)する中で総事業費が3千万円か
かることなどに議会側が反発し、認めなかった。
町は同日開会した町議会第4回定例会に、移転のための
設計委託費200万円を計上した19年度一般会計補正
予算案を提出。本会議で、総事業費が約3千万円、年間
賃料などが約100万円に上ることを明らかにした。
これに対し、一部の議員が修正案を提出、賛成8、反対5
で可決した。案内所の年間利用者数を把握していない町
の姿勢にも、批判が相次いだ。
協会事務所と案内所は長らく駅北口の町民会館内にあっ
たが、会館の解体に伴い18年に移転。駅から離れた
町民センター内の一室を間借りしていた。町は再び町
の玄関口に戻すため、駅北口の階段下に空いた約100平
方メートルのスペースをJR東日本から借り、20年
度の移転を目指していた。
町民会館跡地の町有地は、来年3月から有料駐車場と
して稼働する。修正案を提出した前田憲一郎氏(無所属)
は「駅前に町有地があるのに、3千万円も投じる必要が
あるのか。町民会館跡地への移転を検討すべき」と主張
した。
6月に続き、一般会計補正予算案が否決された村田邦子
町長は「説明が足りなかった。今後の対応について町観
光協会と協議したい」とした。
修正案を除く一般会計補正予算案は原案通り、可決された。
県の行政文書保存のHDD 転売され流出
12/6(金) tvkニュース
県庁の内部資料や個人の納税記録などが大量に保存
されたハードディスクが、インターネットのオーク
ションサイトで複数転売されていたことが分かりま
した。
県によりますと出品・落札されたハードディスクは
計18個とみられます。 ハードディスクには個人情報
が書かれた自動車税の申告書のほか県職員の人事情報
などの内部資料が保存されていて、落札者がハード
ディスクの安全性を確認するためデータを復元した
ところ発覚。 先月末に情報提供があり県は把握した
ということです。
このハードディスクは県がリース会社の「富士通
リース」から借りたものでことし4月に交換時期を
迎えたため、データを初期化して返却。 富士通
リースはデータの消去作業を請け負う「ブロード
リンク」にデータが復元できないよう指示して
いましたが、担当した従業員が作業を行わずに
ハードディスクを持ち出し、転売したということです。
持ち出されたハードディスクのうち9個は落札者から
回収されましたが、残りの9個の行方は特定できて
いません。
県では、今のところ落札者以外へのデータの流出は
把握していないということです。