「日本最古」の顔を復元
南方系の特徴
4/20(金) Fuji 沖縄テレビ
わたしたちの祖先は、こんな顔だったのかもしれない。
11年前に発見された沖縄・石垣島の遺跡で、国内で
最も古い、2万7,000年前の人骨が見つかった。
太古の時代を生き、何世紀もの間、地中に眠って
いた人類の顔は、どんな顔だったのか。
復元された人骨は、30代から40代とみられる男性で、
中国南部やベトナム系など、南方系の特徴が強く表
れていることがわかった。
研究チームは、復元された顔と海外で発見された人骨
の特徴を比較することで、日本人のルーツを解明する
手掛かりになると話している。
丹沢登山シーズン到来
秦野で「山開き式」
4/23(月) カナロコ
新緑の中、山伏の後を歩く集中登山隊=
秦野市堀山下の県立秦野戸川公園
丹沢の山々に本格的な登山シーズンの到来を告げ
る「山開き式」が22日、秦野市堀山下の県立
秦野戸川公園で開かれた。
62回目となる「秦野丹沢まつり」の一環で、新緑
の山並みを背にアルプホルンや和太鼓の演奏、コー
ラスが披露された。特設の山門を開くと、ほら貝を
吹き鳴らす山伏の先導で、塔ノ岳を目指し集中登山隊
が出発した。
大映スター一堂に シナリオや写真など100点
鎌倉・川喜多映画記念館
4/23(月) カナロコ
映画のポスターやパンフレットなどが展示されて
いる企画展=市川喜多映画記念館
1950年代を中心に日本映画を彩った大映映画の
出演俳優を紹介する企画展「大映映画のスターたち」
が鎌倉市川喜多映画記念館(神奈川県鎌倉市雪ノ下)
で開かれている。長谷川一夫や京マチ子ら往年の銀幕
スター出演作のポスターやパンフレットのほか、シナ
リオや写真がずらりと並び、日本映画の黄金期と呼ば
れた時代を振り返ることができる。6月17日まで。
京マチ子さんのポートレート
大映は、ベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した
黒沢明監督の「羅生門」(50年)など日本映画史に
残る名作を手掛けた。鎌倉ゆかりの監督や俳優の作品
も多く、その魅力を伝えようと企画された。
16人の俳優と出演作を、当時の色鮮やかな映画ポス
ターなどとともに紹介。鎌倉で暮らした小津安二郎監
督による「浮草」(59年)の直筆シナリオの一部や、
写真家早田雄二さんが写した山本富士子さんらのポート
レートなど、約100点が並ぶ。
溝口健二監督ら巨匠の下で美術監督として活躍した水谷
浩さんのデッサン画もあり、「大映の美術への力を注ぎ
ようも垣間見ることができる」と同館。大阪府から旅行
で訪れた自営業村上直子さん(45)は「当時を感じら
れる資料に触れられて新鮮だった」と笑顔を見せた。
期間中は40~60年代の14作品を上映。元大映女優の
南美川洋子さんのほか、2015年に亡くなった原節子さ
んについての著書があるノンフィクション作家の石井妙子
さんをゲストに招くトークイベントも開かれる。
一般200円、小中学生100円。申し込み方法など
問い合わせは、同館電話0467(23)2500。
例大祭、山車華やかに 伊勢原・三之宮比々多神社
4/23(月) 12:00配信 カナロコ by 神奈川新聞
例大祭、山車華やかに 伊勢原・三之宮比々多神社
みこしなどが繰り出した伊勢原市三ノ宮の三之宮比々
多神社の例大祭 伊勢原市三ノ宮の三之宮比々多神社
の例大祭が22日、開かれた。みこしや人形山車が繰
り出し、大勢の人でにぎわった。
撮影スポットとなっている近くの土手では、多くの
写真愛好家が集合。陽光を浴びながら進むみこし渡御
の行列に向け、盛んにシャッターを切った。加藤清正や、
熊谷直実らをモチーフにしたからくり人形が屋根に載る
高さ約7メートルの華やかな山車3基も登場した。
同神社の例大祭は「神奈川の祭り50選」に入っている。
湘南・三浦半島のガイド本出版
16コース紹介
4/23(月) カナロコ
イラストや挿絵、写真を使い紹介した
山歩きコース
湘南・三浦半島エリアのハイキングガイド本
「湘南ハイク 鎌倉・逗子・葉山・横須賀・
三浦の山歩き」(山と溪谷社)がこのほど出版
された。四季を通じてハイキングを楽しめる低山
を中心に16コースを考えたのは、鎌倉市に住む
同社の下中順平さん(36)。神社仏閣や海沿い
の店など、登山前後に立ち寄れる多彩なスポット
を紹介。初心者や親子連れも気軽にできる山歩き
の魅力を伝えている。
起伏ある道中にのぞく開放的な海の眺め、子ども
たちの遠足の定番・源氏山公園、山道に突如現れる
「お城のよう」なれんが造りのカフェ…。JR北鎌
倉駅から約2時間の「葛原岡・大仏コース」。下山
後は鎌倉大仏殿高徳院、四季の花木が彩る長谷寺な
どが待つ。
掲載しているのは鎌倉、逗子・葉山、横須賀・三浦
の3エリア。初心者も挑戦しやすい標高200メー
トル前後の山を中心に2~5時間で巡る日帰りのコー
スにまとめた。近くの史跡や地元で長く愛される飲食店、
土産店なども紹介している。イラストの地図に見晴らし
の良い地点などの見どころを各10カ所ほど掲載し、写
真もふんだんに盛り込んだ。
「山へ一歩を踏み出すハードルを下げたかった。山の
ある町には、いろんな楽しみ方があることを知っても
らえたら」と下中さん。行楽シーズンに行き先の選択
肢が広がるよう、春の出版と決めていた。地元のライ
ターや山好きとも協力し、コースやお店を半年かけて
巡った。
東京で生まれ、幼い頃から父に連れられて家族で山を
歩いた。自然好きが高じ、6年前から鎌倉で暮らす。
誰もが気軽に楽しめる山歩きを伝えたかったのは、自身
の経験からだ。
長女(6)が生まれて歩けるようになってから、保育
園の同級生家族とも山へ出掛けた。これまで険しい山
道に挑んできたが、家族一緒に歩く山が楽しいと思う
ようになった。
山で感じる喜びは人それぞれ違う。それでも「同じ道
を歩き、楽しい時間を共有できることがうれしい」。
友人からは初心者でも歩きやすい山を尋ねられること
も多く、需要があるはずとの思いを後押しした。
「自分の足でたどり着く楽しさ。次に待っている景色
が見たくて、先に進もうと思う」と山歩きの魅力を語り、
「それぞれの楽しみを見つけ、広がるきっかけになれば」。
眼下に広がる鎌倉の住宅街と海を横目にほほ笑んだ。
A5判で127ページ。定価は1500円(税抜き)。
問い合わせは、同社電話03(6744)1900。