もともと、


人の話を聞いていない夫ではあったが、 

それにしても、
俺は聞いていない! 

と言うことが多くなった。
義母もアルツハイマーだったし、
夫もその可能性大。

そう覚悟していた。
で、
『認知症』の症状が顕著に出るまでに、
やるべきことがあると思った。 

夫に、
「自分は認知症かも」と、認識させること。 

よく聞く話に、
「おかしいと思って、病院へ連れて行こうとしても、
本人が認めたがらず、連れていけない」
まず、
夫が“物忘れ” しても『怒らない・責めない』
しかし、
これは、なかなか難しかった。 

私も、
『認知症者への対応』に慣れるまでに、
だいぶ時間がかかった。

そして、
『認知症は恥ずべきことではない』
と言うことを、繰り返し夫にすり込む。

できれば、
『周りの人達に “物忘れ” がひどい事を言っておく』
これには、夫は抵抗した。 

それでも、
焦らず、ゆっくり言い続けた。 🗣
『機嫌よく振舞う』ことも頑張った。

ハムモフは何で機嫌がいいんだ?
と、よく言われた。😜
“作り笑い” でも笑顔は伝染する。 

夫の仏頂面も、解けていくようになる。 

こうして迎えた『告知』 📜
病院で診てもらうことも、抵抗はなかった。

診断を聞いても、ショックは少なかった。
これからは、周りの人に知ってもらうよ。 

こうして、
『認知症生活』は穏やかに滑り出した。 

で、
今度は、『運転禁止』
いずれは、『しもの対応』
この二つの難題に対して、どう準備をするか・・・

まぁ、「そん時はそん時だっちゃね」





