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高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

楽しめなかったコンサート

2025-05-26 09:28:00 | 夫のこと
ジャズコンサートのお誘いを受けた。
以前にも足を運んだピアニストのディナー付きコンサート。🎹🎵
友人夫婦も誘って出かけた。🚙

予定を数日前から夫に話すと、
当日までの数日間、落ち着きなく心配するので、
当日の昼過ぎになって話した。
と、
会費を自分の小遣いから出すと言って聞かない。

テニスのコート代用の小銭入れを持ち出し、
これを使ってくれ。
ありがたく受け取っておけば良かったのに、
これじゃ足りないから、私が出すからいいよ。
と、押し返した。

これを数回繰り返し、
夫は徐々に不機嫌になっていった。


不機嫌のまま友人の車で会場に向かった。🚙
『ワンドリンク、ワンプレートの食事付き』と聞いていたが、
“食事”じゃなくおつまみプレートだった。

夫は配られると早速食べ始める。
周りはまだざわついていて、席についていない人もいる中、
不味い!ちっとも美味しくない!
と、不機嫌が拡大していく、夫。


演奏前のトークも、
ちっとも聞こえない、
演奏が始まっても、椅子が硬くお尻が痛いとか、背中が痛いとか。
ビールも飲み干し🍺、おつまみも無くなって・・・

夫が帰りたがっているので、途中で席を立った。
近くから出ているバスで帰れるだろうと、友人の断りを入れた。🚌
すると、友人も腰が痛くなったので、少ししたら出ると言う。

友人も夫の不機嫌に驚いていた。
「夫くんが気分を悪くするなんて珍しいなぁ。」
外面が良く、付き合いの良いので通っていた人だったから。

やはりアルツハイマーが進行すると、
自分本位になっていくのだろう。
帰宅後は機嫌も治り、早々に床についた。{/kaeru_night.gif" style="letter-spacing: 0.13rem; -webkit-text-size-adjust: 100%;">

今後、非日常のことは難しくなっていくのかもしれない。
デイサービスなどは・・・無理かなぁ・・・

  







似た者父子?

2025-05-25 09:43:00 | 日記
この頃の夫。
テレビ画面の切り替わりに付いていけず、
混乱することもある。

ゴルフボールに乗って飛んでいくコマーシャルの合成画像を見て、
ゴルフボールに乗って、すごいなぁ!
本気で思ってる?
つい笑ってしまった。

で、幼い頃の次男を思い出した。
高層ビルに架かる細い橋を渡っている画像が出た時、
「スッゲ〜!!」
感心して見入っていた次男坊。

親子だねぇ〜。

  




いざ日本橋

2025-05-23 10:49:22 | 日記
折形教室の仲間と和紙を買いに出かけた。
日本橋の老舗和紙店。
お楽しみのランチ付きで。

初め、夫のことが気掛かりで同行するのを渋っていたら、
「夫さんも一緒に連れて行けばいいじゃん。」
と言うことで、
お上りさん7名で日本橋におり立った。

添乗員さながらのやり手がいて、
ルートから乗る電車の選択、
ランチの予約までやってくれた。

心配された雨も降らず、
ユックリと和紙選びができ、
お店のギャリーや資料館なども見学して回れた。
教科書で見た本居宣長が、和紙店の跡取り息子だったとは、ビックリだった。😳

その後、コレド室町でランチを楽しみ、
三越の暖簾をくぐり、デパ地下に行ってみた。
が、人波に気圧され、早々に地下鉄に乗り込み、帰宅。🚃

家に着いたら、
久々の街ブラに疲れ、夕寝。😅
夫は元気で、当然夕飯も普通に食べた。
私は、疲れとランチで大いに食べたので食慾が無い。

日本橋へ行って疲れたと言うと、
ハムモフは日本橋に行ったのか?
あなたも行ったのよ。

 🚃 





朋有り遠方より来たる

2025-05-16 07:59:38 | 日記
何年かぶりに、昔の職場仲間と合った。
彼女は十人ちょっとのアルバイトグループのまとめ役的存在だった。

職場では女性(主婦)アルバイトが多く、何かとトラブルがあったようだった。
そんな中、我々グループは外からも不思議がられるくらいまとまっていた。
彼女の気配りが大だと思っていた。

その一つを真似て、折形教室の仲間を気遣ってきた。
周りからは、7人も居るのに皆仲良しね、と言われている。

彼女のご主人は1年半前に亡くなった。
突然の事だったと聞いていた。

今回、話を聞いたら、
その前3年程は介護をしていたそうだ、
しかも、ご主人は腰の痛みで動けず、
彼女はストレスで出血までしたと言う。

前向きで、元気印で、何でもこなす彼女。
そんな大変な介護をしていたとは、驚きだった。

その話を聞いて以来、
夫の事で落ち込みそうになると、彼女の事を思い出す。
出血するまでのストレスを感じての壮絶な介護をした彼女と比べ、
私はまだまだ楽している、と思えるのである。

また生きていく上での大切な事を気付かされた。
そんな事は、彼女は知らない。

  





面倒な朝

2025-05-15 07:40:00 | 夫のこと
夫は夜9時ごろ就寝し、朝は6時半ごろ起きてくる。
が、たま〜に6時前に起き出すことがある。
冬場はまだ暗く寒いので、
まだ暗いからもうちょっと寝てれば。
部屋も温まっていないし。
と布団に押し戻す。

が、この頃は陽も早く昇り寒くもない。
起き出してくるのはいいが、ソファーに座り寝てしまう。

今朝も早よから起き出し、ソファーで寝ている。
まだ早いから布団で寝たら?
夫、拒否。

寝室の雨戸を開け、朝の仕事をしていると、夫が私のベットで横になっている。
そのうちイビキをかいて寝入ってしまった。
寝室の窓を閉め、戸を閉めて静かにしている。

朝の仏壇のお参りもできず、掃除も出来ず、
めんどくさい朝になる。