高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

目から鱗の温度設定

2024-07-27 12:33:00 | 日記
去年、エアコンを新しく買い変えたので、
この猛暑でも安心して暮らせる。🌬
とは言え、温度設定が難しい。😣

『AIお任せ』と言うボタンもあるが、
冷たい風が直撃するので、ちょっと・・・
『風よけ』ボタンを押し、当たらないようにすると、
何となく暑く感じられ、設定温度を下げる。🌡

推奨温度は28度と聞いたが、夫から文句が出る。
1度、もう1度と下げ、22度まで下げたこともある。
流石に電気代が気になり、
巷で言われている節電方法をやってみる。
「温度を下げるより、風量を上げる」「風向きを水平にする」

今までは『自動』が一番いい、と思っていたが、
この節電方法にしてみると、
何とまぁ、快適ではないか。 

温度設定も28度で十分である。
これが『目から鱗』って言うのかな。

  🌬☄️ 




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私が見つけたいい加減な法則

2024-07-26 09:40:01 | 日記
周りには、夫の様な『認知症』らしき人がいる。
早くから夫の認知症を公言したせいで、
その人達の連れ合いから夫の様子を聞かれることがある。

夫以外は女性3人。
内二人は、頑として自分の認知症を認めない。
当然、専門医での診察も受けていない。🏥

「一見普通に対応するから、周りの人は気が付かないんだよ。」
一人の友人がこぼす。
周りには奥さんの奇行を訴えても、
逆にご主人の方が気難しい人と見られてしまう。
それがまたストレスとなる。

その様な話は、認知症者と接したことのない人には分からないよ。
『同類相憐れむ』的に同感してあげると、
次々と溜まっていた不満を吐き出してきた。

その中で、
認知症的な行動が見られる友人は、
自分の認知症を自覚していて、
「おかしな言動があった時は、指摘してね。」と、常に言ってくる。
勿論、専門医も受診している。🏥

認知症になって、
方や否定する二人。
方や受け入れようとする二人。
どこが違うのだろうか?🤔

で、思った。
夫婦の力関係?
自分の考えが『絶対』と思っているか、
悔しいけど、相手のほうが理にかなっていると思っているか。

ま、そんなに簡単な事じゃないけど。😅

 👫 



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夫そわそわ、ミー助ソワソワ

2024-07-24 17:54:00 | 夫のこと
次男坊が帰宅し、
夫は気になってしょうがない。 
朝起きて来て、
次男坊は寝ているのか?いつ帰るんだ? 

引越し業者さんが来ると、
手伝わなくていいのか?
二階のリビングから下を覗き込み、落ち着かず。

次男が荷物を片付け始めると、📦
またまたそわそわしだす。
手伝おうか? 
夫の代わりに聞いてあげる。
お断りされ、夫も納得。
が、しばらくして、手伝わなくていいかな?

下に降りていくと、階段に物が置いてあった。
「あ、これ食器やら体重計なんか。」
持って行こうか?と言うと、
「お父に頼むよ。」と気遣われた。

夫に頼むと、張り切って二階に運んでくれた。
が、どこに仕舞うかは私が指示する。
それでも夫は次男の役に立てて、満足気だった。

ミー助も次男の帰宅で、ソワソワが止まらない。
苦手な来客があると潜り込む棚の下に潜り、出てこない。
次男が出した洗濯物の匂いをさかんに嗅いでいた。
ミーちゃん、この匂いの人と仲良くしてね。

  



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息子帰る

2024-07-23 19:42:00 | 夫のこと
同居の次男坊。
去年の8月から長期出張で家を空けていた。
今月初め、帰宅の日程が決まったと連絡が入った。📲

それからである。
夫が毎日、1日何度も聞いてくる。
次男坊は明日帰ってくるのか?
まだ、3週間後かな。 

夫の心配は毎日、毎日、繰り返され、
本日無事帰宅。
すぐに車で出かけて行った。🚙

夫は気になって仕方がない。
どこまで出かけたんだ?
まだ帰ってこないけど、大丈夫か?
で、私が適当に答える。
前の職場にでも挨拶に行ったんじゃない。
と、
挨拶だけじゃこんなに時間がかからないだろう。
知らんわ!

帰ってきて一段落、かと思いきや、
食事の用意はしてあるのか?
今日は泊まっていくのか?
布団の用意はあるのか?
うるさいったらありゃしない。🤷‍♀️

  



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認知症の第一人者が認知症になった

2024-07-22 09:14:00 | 日記
認知症第一人者の長谷川和夫先生。 👨‍⚕️
先輩から言われた言葉があった。
「君自身が認知症になって初めて君の研究は完成する。」

“痴呆” を「認知症」と変え、患者さんの尊厳を守った。
デイサービスを推奨し、介護者の負担を軽減しようとした。
で、
ご自分が認知症になって、認知症者の気持ちを講演して回った。🗣

先生は、『不確かさ』がある、と言う。
が、全てが不確かさではなく、確かで変わらない事も多い。
言葉が出なかったり、聞かれたことに答えられないのは、
言葉が出てこないのではなく、
「こう言っていいものか?」という不確かさに不安になっている、と言う。

そんな先生は、
80を超える奥様の為を思い、デイサービスへ行く。
デイサービスでの先生の表情は、沈んでいた。
で、「行きたくない。」と言い出す。
「介護者のためにとデイサービスを作ったのは、お父さんよ。」
娘さんの言葉に、「・・でも、行きたくない。」

先生は、高齢者施設に体験宿泊をする。
が、すぐに「帰りたい。」
認知症になって初めて分かる患者の気持ちだろう。

その後、奥様と穏やかに過ごす様子が映し出された。
介護者の大変さはあまり出なかった。
先生は車椅子での移動になっても、講演会でお話を続けられているようだった。
奥様や娘さんのご苦労は、分からない。

認知症に素人の私だが、
認知症の夫への対応は、間違っていないと確信した。

夫を不安にさせない。
夫を不機嫌にさせない。
「分からない事があったらなんでも、何回でも聞いて」と言い、決して怒らない。
認知症を悲壮と思わない。「忘れちゃったの?アルツハイマーだからしょうがないね。
周りに、「アルツハイマーだから、よろしく!」と公言する。

『言うは易し、行い難し』
夫の認知症で、この言葉が身にしみて実感した。

  



コメント (2)
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