いろいろ世間を騒がせているんですが
なんとなくプロレスっぽいですよね・・
プロレスっぽいというのは虚実取り混ぜて世間の注目を集め話題を作っていく
という雰囲気が感じられるところです。
極論すると真摯に誠実に正確に情報を開示していないと断ずることも
出来るのですが・・・・
私は個人的には上記の対応はありだと思います。
というのは大相撲は元々歌舞伎などと同様に興行を行って初めて成立
するいわばエンターティメントから始まっているからです。
はっきり言ってすべての取り組みを全部ガチンコでやっていたら
ほとんどの取り組みが凄惨な流血戦になって千秋楽には半分以上の力士が
怪我で休場になっちゃうんではと思っていますので、八百長とは言いませんが
暗黙の了解で取り組みを行っているでしょうし、対戦相手もフルトーナメントでは
なく興行の盛り上がりを考えて決めているわけですから純粋なスポーツでは
ありません。
今回の朝青龍の行動もある意味非常にやらせっぽい
(なんで腰の疲労骨折した奴がサッカーで飛び込んでヘッディングできるのか?)
狙って仕掛けたならものすごいアングルですよね。
これでベビーフェイスの白鵬と会場に姿を現すだけで大ブーイングの
朝青龍の両輪がそろったわけなので盛り上がること間違いなしです。
いっそのこと朝青龍は歌舞伎のペインティングなんかしてもっと
憎まれ役を正々堂々と演じてもらうとか・・・
おそらく今の大相撲協会はそこまで狙ってやっているとは到底思えないので
真摯に対応しているつもりで逆に脇の甘さが目立って中途半端な印象を
受けてしまいます。
「神経衰弱」という言葉も最近の医療の世界では「死語」だそうで
これはこれで面白いのですが・・・
このあとの展開が非常に楽しみなのである意味大相撲協会の
もくろみどおりにことは進んでいるんですかね・・・
「朝青龍、モンゴルの地にて復活!!相撲の神に涙の謝罪!!」とか・・