新型コロナウィルス感染の治療にあたる
国際医療研究センター 大曲貴夫先生の記事
インタビューが2/12午後であることに注意してください。
安易な受診は厳に慎むべきです。
よねは医者ですから、新型コロナの感染例に
ついても、さまざまな情報が入ってきます。
職務上知りえたことは話せない守秘義務がありますから
個々の事例についてはお話できないのですが・・
①感染力がハンパない。
軽い風邪と区別がつきづらいことが
話題になっていますが、無症候感染者から
感染したとしか思えない例がありました。
よねの街では、市中にウヨウヨ患者がいるでしょうね
②両側肺炎をおこしているわりに症状が軽い。
通常と違う経過→胸のレントゲン
→両側肺炎がみつかりビックリ
→PCRで新型コロナと判明!
→両側肺炎なのに苦しくないんですか?
という症例を複数しっています。
③PCRに検体を送ってから結果が戻ってくるまでの
時間が長くなってきている
検査機関に検体が多く送られていますから。
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一見、不可解な政府の方針ですが、
個々の事例は別として、全体としては正しいことが
実感できた、この2~3日でした。
PCR検査に保険適応を行うのは、
上記の③に対応するためです。
軽症の段階で、「心配だから」と医療機関を
受診するのは、絶対やめてほしいですね。
受診先で新型コロナに感染するリスクもありますが、
医療関係者にコロナを染つす→
感染した医療関係者が無症候で、
高リスクの患者に感染させるという危険があります。
中国のデーターをもとに
軽症80%という数字になっていますが、
個人的印象ですが、無症候~軽症の感染者は、
80%よりずっと多いです。
感染者を早期発見する段階は過ぎて、
全体の感染者を如何に減らすか、
重症化しそうな患者を重症化直前で見つけるか、
医療機関に如何に入れないか。
この3点が大事だと思います。
ダイヤモンドプリンセス号の対応を
厳しく批判する動画をUPした
神戸大学の岩田先生が、政府の方針は
おおむね正しい、と言ったことには、
それなりの理由があるのです。
よねは実際の臨床現場で実感しました。