よねの備忘録

お勉強問題が中心。
政治を語るときは、ネトウヨです。

よね的推測。平成23年3月15日。

2011-03-15 22:06:09 | 医療の話

私、よねは、今回、全く関係筋にアクセスしておりません。
よって、これからお話する内容は、個人の知識に基づいた想像にすぎません。

おそらく70%は、当っているとは思います。
 (医療界では、まあ、大体このぐらいだろうという基準)

では、なんでこんな話をするのか、というと、
あまりにも政府やメディアの説明が、いいかげんすぎるからです。
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Q.避難半径30kmで大丈夫なのか?
  何を根拠に30kmという数字がでてきたのか?

A.スリーマイル原発の事故から距離の目分量が決められた。
  「沸騰型軽水炉」の冷却水喪失事故としては、
  この50年、この例しかない。

  政府の30kmという数字はおおむね妥当であろう。
  ただし、核分裂=臨界が生じないというのが大前提である。
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(解説)

スリーマイル原発事故では、およそ1ミリ~10ミリ・シーベルトの被爆と言われていますが
詳細な情報は、よねの手元に入らないです。

不謹慎な例えですが、
料理を作るとして、しょうゆを、数滴いらるのか、大匙2杯~3杯なのか、
はたまた、蓋を開けて数瓶いれるのか、常識があるわけです。

スリーマイル事故+α なら大丈夫ということで、
医学的見地からは、20km避難、30km以内は屋内退避になったと
思います。

広島大学の物理学教授も、
「(10:20分の3号機周辺の)400ミリ・シーベルトは、極めて高い値だが、
 政府の30kmの措置は妥当である」という、新聞社HP記事をみました。

20km~30km程度の退避が、医学界の常識です。

よねは、核分裂反応が起こらない限り、今回規模の放射線同位元素の飛散、
や放射線量の一時的な以上高値は、かなり頻繁に生じると考えています。
 原子炉周辺では、放射線同位元素の漏洩が、時々、生じ、
冷却がすむまで、10日~1月前後は、現状かな、と。

たぶん、この範囲がそのまま維持かな、と。

実際の被爆量は、多い人で、10ミリ・シーベルトぐらいを想定かな?
(実効線量当量で)。
健康には、影響のない量を目指していると思います。
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ただし、範囲の設定には、社会的要素も必要でした。
医学-社会的影響の調整が行われていない。

20km-30kmへの拡大が、本当に必要だったのかは、
よねには判断がつきません。(どちらかというと20km維持を支持)
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医学的立場からの、よねの推定でした。

 ・30kmの判断は妥当だが、20km維持も考えられた。
 ・放射線同位元素の漏出は、今後10日~1ヶ月は続くかも。
 ・そうであっても、30km以内の住民に健康被害のない値で
  推移するであろう。
 ・中国大陸の「黄砂」のように、遠くまで飛んでいく。
  30km圏外で、「正常の何倍」といっても、人体には影響のないレベル。

ただし、大前提は、「核分裂=臨界」が生じないことです。

コメント (6)
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レベル6

2011-03-15 13:00:14 | その他

平成23年3月15日 午前10:22

3号機周辺で、400ミリ・シーベルト。
4号機周辺で、100ミリ・シーベルト。
2号機と3号機の間で、30ミリ・シーベルト。

マスコミやネットで、「オワタ」論が取りざたされていますが、
よねにとって、想定を超えた話ではありません。

水素爆発や燃料棒露出は、そりゃあ、驚きました。

メルト・ダウンが想定される状況だったわけで・・・
原子炉周辺は、高濃度に汚染されるでしょうよ。
あれだけ、煙ふいたのですから。

よねが知りたいのは、施設入り口の数値の変化。(9:30 8ミリ・シーベルト)

もっとも知りたいのは、臨界反応があるのか、ないのか

たぶん、アメリカ軍が当初、提言していた、ホウ酸を大量にぶちこむ話に
あるのでしょう。
おそらく、海水内にホウ酸を混ぜて使用しているのでしょうが。

チェルノブイリ型の黒鉛炉と、軽水炉を同一レベルで話をされても・・
なんだかなあ。

でも、半匿名だから、ここまで踏み込んだことがいえるわけでして・・・
リアルでは、深刻ですねえ、と口を濁すしかないでしょうがね。

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