よねの備忘録

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読売新聞記事=中学生の自由研究レベル

2011-03-13 23:43:42 | 医療の話

読売新聞社の記事を丸ごと。

(引用開始)

福島第一原発1号機からの放射性物質の放出に伴って広がる住民の被曝(ひばく)。

 具体的に、健康にはどんな影響が出るのだろうか。

 福島第一原子力発電所の正門付近で13日午前8時20分ごろに記録した
毎時882マイクロ・シーベルトは、短時間の被曝であれば、
健康に影響が出るレベルではない。

 仮に正門付近にいて、1時間放射線を浴びたとしても、
東京―ニューヨーク間を航空機で4往復した際の放射線量と同じ。
一般の人が日常生活で1年間に浴びる2400マイクロ・シーベルトは、
正門で3時間ほど放射線を浴びる量に相当する。

 放射線による健康影響が生じるのは、放射線が遺伝子などを傷つけてしまうためだ。
被曝後、数週間以内に出る急性の症状と、数か月から数年以上たってから
出る症状がある。
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*よね註 

     ここから先の記述が、「中学・高校レベル」です。
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 2~3週間以内に出る症状は免疫力の低下や貧血、出血など。
骨にある骨髄が被曝でダメージを受け、白血球や赤血球などを作る機能が損なわれる
ため、こうした症状が出る。免疫力が低下すると、感染症にかかりやすくなる。
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 *よね註。

   住民が「被爆した」という報道ですが、よね推定、1ミリ・シーベルトの
   はるか下です。

   >2~3週間以内に出る症状は免疫力の低下や貧血、出血など。
    骨にある骨髄が被曝でダメージを受け、白血球や赤血球などを作る機能が
    損なわれるため、こうした症状が出る。
    免疫力が低下すると、感染症にかかりやすくなる。

   このレベルは、1ミリ・シーベルトではなく、1000倍の1シーベルトでないと、
   生じ得ない現象です。
   現在、抗がん剤の治療が、日本に普及しており、1シーベルトでは、
   普通の病院で、対処可能なレベルです。

   近年、2名の日本人が、1シーベルトないし3シーベルトの照射を
   受けましたが、めだった副作用はありません。
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腸管や脳が障害を受けることもある。
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 *よね註

  腸管が障害を受けた場合、およそ10シーベルトと想定されます。

  症状は被爆数時間後の、嘔吐。

  この場合、腸管のみならず、肺、肝臓など、生命を維持する組織に
  回復不能のダメージを受けます。

 1998年、茨城県「JCO」の事故の速報で、
 2名が意識はあるが、嘔吐している。 よねは、解かってしまいました。
 
 脳に障害を起こすには、30シーベルト以上の被爆です。
 この場合、数時間で死にます。
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 被曝後すぐに症状が出なくても、数か月から数年以上たってから、
 白血病や甲状腺がんなどを発症することもある。
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 *よね註

 放射線同位元素の、大量漏出が起こったとします。

 マイクロ・シーベルトなのか、1000倍のミリ・シーベルトなのか、
 1000倍のシーベルトなのか、で全く違います。

 発ガンに関しては、1シーベルトで、
 現在の日本のガン発生割合、400人/10万が、405人/10万とされています。

 1ミリ・シーベルト、まして1マイクロ・シーベルトでは、
 1シーベルトより、値がはるかに低く、どのぐらい「ガン」が増えたか
 感知できないレベルです。
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 妊娠から間もない妊婦が放射線を多く浴びると、胎児に奇形などが生じる危険性もある。

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*よね註 

  広島、長崎の長年のデーターの蓄積があります。
  100ミリシーベル以下では、症状が確認されていません。
  
  福島原発の値では問題になりません。
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 被曝には、体の外から被曝する「外部被曝」と、放射性物質を吸い込み、
体の内側から被曝する「内部被曝」がある。
内部被曝の場合、放射性物質の排出を促す薬を服用するなどの対策が必要になる。

 原発事故に備え、事前にヨウ素を服用すると、内部被曝を抑える効果が期待できる。
事前に放射性のないヨウ素を取り込むと、事故で空気中に放出される放射性ヨウ素が、
排尿によって体外に放出されやすくなる。
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*よね註

容器格納庫は無事である限り、心配しなくて可。

**駐2

圧力を逃がす蒸気の存在を忘れていました。

量は微弱ですが、実際に起きています。次のエントリーで。
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 放射線には、中性子2個と陽子2個からなる「アルファ線」、高速の電子が「ベータ線」
、エネルギーが高い電磁波である「ガンマ線」など様々な種類があり、
それぞれに健康影響には違いがある。
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*よね註

この記事を書いた記者は何もわかっていない証拠です。

診断用X線の単位は「Gy(グレイ)」です。
でも、中性子やその他では、同じ量でも何倍の効果になります。
ゆえに、線質の影響を考え、Sv(シーベルト)の単位を使っています。

2011年3月13日13時55分  読売新聞)   (引用終了)
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コメント (3)
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