枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

時を超えて・・・

2016年11月05日 | Weblog

 一昨日の夕方、鼻に異常を感じた。祖母もそういったことには敏感であったが、新しい命の誕生を予測した。自分の身近な者、或いは親しい者に宿る。心当りが無きにしも非ず。生命の不思議さは、望んでいる場合ばかりとは限らないが、自然からの贈り物。

 リエさんが、白雪姫のDVDを贈ってくれた。娘が幼かった時、テレビで観た思いがあり、継母が老女になって、谷底に落ちていく場面に釘付けになった。教訓とは怖ろしい物で、悪の行いには、必ず報いのある事を知る。天知る、地知る、人知る、我知るである。

 インフルエンザの予防接種の時期。勤務の関係で、致し方なくするが、疲労からくるものが多くあり、暖房を点けるから、菌も繁殖する。食事療法での予防の方が、効果は大きいと思う。それなのに、日本の農業を危うくする、TPPへの参加の強行採決とは馬鹿。

 百姓を経験するか、遣ってみなければ分からないものを、無関係の者等が何を言うか。食の安全性など置き去りの、無鉄砲な遣り方であろう。官僚自身の懐具合で、採決するとは卑怯。これが民主主義というなら、既に消えたも同然である。情けない国政だか。

 勤務していて、目配りと気配りの大切さを思う。然しながら、実情は極めて厳しく、心底疲れるものだ。職員の連携と、ほうれんそうがなくてはならず、言葉使いにも、態度にも気をつけないといけない。相手が誰であろうと、日常的な言葉は必須条件。心易さは否。

 内田康夫の、イタリア幻想曲に入った。残る冊数は少なくなり、新しい書籍に近づいてきた。図書館では、借り手も殆んど無いので、ゆっくりと読める。延長にも気を使わなくても好い。ナルニア国物語を読み直したり、ニルスのふしぎな旅も読破せねばならない。

 夏への扉も読み返したい。文学の古典には、その豊かな文字に情がある。感情移入できることも醍醐味。本の世界に没する、至福の一時がうれしい。個人の趣味の違いもあるが、図書館利用で安上がりだ。夜間には宇宙を観上げる。オリオン座の何と眩さだろう。

 長崎茂木の赤枇杷と、静岡土肥の白枇杷。我が家で生ってくれているので、純粋な物ではないが、甘くて美味しいよ。


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