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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

肌寒さに・・・

2019年03月04日 | Weblog

 お雛様を飾るのはいいが、雨の日には気の毒である。畳に飾られていても寒さが堪えるのに、冷たい床に置かれては、風邪を引きそうな気温でもあった。桃の花は咲いてはいるが寂しい。白酒を呑んで騒ぐにも憚られる。自宅で飾られなくなったのを、施設に寄付するのはいいが、哀れでもある。

 休みが一日だと疲れが取れない。然し、月の半分を休みとするからには、飛び石も厳しい。朔日と給料日、月曜日は必ず休日申請で、後は、業務の負担は避けたい。年齢的なこともあり、無理はしない。そろそろはり灸さんに出向かないと、肩が痺れてしまうのだ。枇杷葉で何とか持ってはいるが。

 昨日一日雨で、降ったり止んだりであったのが、夜半には激しい雨音に転じ、家が流されるかとも案じる雨量だった。明け方も残っていて、小雨模様から、次第に曇り空になり、やっと薄日が射してきた。図書館は休みなので、予定はないが、借りた本が2冊ある。樋口一葉と、コジマの日記です。

 以前、リエさんと一緒に、下町の樋口一葉の暮していた場所に趣いた。入り組んだ所にあって、相当迷ってのことだが、一人では辿りつけなかった。その後には、団体の下町歩きに参加して、一葉の質草通いの店にも行った。下町の形相も、物ぐるしい変化であり、その保存も難しい現状らしい。

 オリンピックで、何が失われて、何が残るのかが不明だが、どうでもいいような騒ぎを、ここまでの執着でするのが理解できない。財政難であり、福島の汚染は解決されもいない。加えて、辺野古の基地問題は大きい。戦闘機の多額の購入費や、事故の多さにも疑問が。先ずは、開催日を延ばそう。

 最近は、自分のことで手一杯で、他人への思いにはゆとりがない。年齢を重ねてくるにつれて、ここまでの思考を還りみなかった。人間、老いていくのは分っている。然しながら直面しないと、理解は不能でもあるのだ。これもまた人生で、少しづつ慣れてくるとは思えるが、心の動揺は隠せない。

 生きていくための糧にも、贅沢をするのでもなく、偏った食になってしまう。梅干しも漬物も、自給自足ではない。物価は上がるばかりで、品は落ちるし、量も減る。苦しい台所を切り盛りするのも限度がある。考えていても収入が増える筈もなく、前途多難は待ち受ける。体力も続かない年齢か。

 枇杷葉の中心に、少しばかりの膨らみが出て来た。苞である。これが徐々に膨らみを増し咲く。

 


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