勤務先では、激しい雨であると眺めながら、仕事に励んでおりました。帰宅して、惨状に唖然となる。叩きつける雨脚に、隙間から吹き込んで、大水になっている出窓。そこら中惨憺たる有り様に呆然とする。然し、気を取り直して掃除に励んだ。
水遣りはしなくても良くなっていたが、突風に車庫の中は、物が散らばって、愛車も直ぐには入れられない。藪蚊に刺されながら、手早く片付ける。窓ガラスは無事であったのが救い。玄関を開けてぎょっとした。敲きにまで吹き込んでいたのに唖然。
被害も、困窮すると言うほどでもなく、屋根が抜けていたら、書籍が全滅だから、これは泣くに泣けないもの。まあ、古屋の漏りは困るが、今回は無事であったことを慶ぶ。自然災害は、何時どのような時に起こるかもしれない。原発は即刻停止に。
核との共存など有り得ないことだ。桜島の噴火も、レベル4に上がって来ているのに、再稼動して、更に拍車をかけるような危険を、人間の判断で行うことは間違っている。電気は足りているのに、何故再稼動へと進むのか。安全等誰が保障する。
オリンピックを辞退しよう。福島第一原発の惨状から、捗々しく進まない復興に、それどころではない筈だ。何千億という莫大な資金が集まるなら、復興の方が先だ。放射線の心配を他所にして、海に垂れ流しにしている。嘘ばっかりで固めている。
人間だけの命の問題ではない。でも、それらは全て、人類への恩恵に還って来る。放射能に汚染された地球にも、たくさんの命が生まれ、消えていくのだ。人間は驕ってはならない。豊かさとは、何かが犠牲になった上で、作られていくのだから。
今年は、扇風機も1日しか点けなかった。友人が来ての食事だったので、止む無く点けた。汗をかきながら、夏の暑さを乗切れたことを、有り難く思う。夏野菜での工夫や、衣類の着用に、枇杷葉の葉影にも、大いに感謝している。涼しさを有難う。
家の近くにまで飛んで来ている、鶯。以外に目立たない羽色で、じっと観ていると、直ぐに飛び立つ。