2010-0515-yts933
恥ぢらひて斜に向けたる面にも
なほ愛らしき汝をし思ほゆ 悠山人
○短歌写真、詠む。
○同じように見える花にも、個性があり特徴がある。このブログを始めてからは、さらに彼女たちから教えられた。お礼に一首、というのが詠み人の楽しみ。
□短写933 はぢらひて はすにむけたる おもてにも
なほあいらしき なれをしおもほゆ
【写真】実写の被写体を切り抜いて2層のレイヤにし、背景をグラデに仕上げる。同じ薔薇園で。
2010-0515-yts933
恥ぢらひて斜に向けたる面にも
なほ愛らしき汝をし思ほゆ 悠山人
○短歌写真、詠む。
○同じように見える花にも、個性があり特徴がある。このブログを始めてからは、さらに彼女たちから教えられた。お礼に一首、というのが詠み人の楽しみ。
□短写933 はぢらひて はすにむけたる おもてにも
なほあいらしき なれをしおもほゆ
【写真】実写の被写体を切り抜いて2層のレイヤにし、背景をグラデに仕上げる。同じ薔薇園で。
2010-0515-yim936
title:acme_of_a_yellow_rose
yyyy/mm:2010/05
memo:無瑕疵の見事な咲きぶり。端なくも Η ΑΚΜΗ(acme。最盛期、最高の状態)という言葉を思い出した。ギリシャ学の泰斗AIさんは、講義の最初から「アクメー」(しかも原音第2音節を正しく尻上がりに発音して)の語を、何回も使った。私は、このブログで初めて使ってみたくなった。「盛開」(中国語)は「満開」。
2010-0514-yts932
旧りし日に髪の乱れしひとの来て
この辺かの辺と歩びたるかや 悠山人
○短歌写真、詠む。
○『みだれ髪』の人、晶子を詠う。この月末には「フォーラム2010」が、与謝野晶子文芸館(堺市)で開かれる。『みだれ髪』については、このブログの左ブックマーク参照。
cf. 「悠山人の短歌世界」http://tanka2049.cocolog-nifty.com/blog/
□短写932 ふりしひに かみのみだれし ひとのきて
このへかのへと あゆびたるかや
¶歩(あゆ)ぶ=「あゆ(歩)む」に同じ。平安期から両用。
【写真】先日、ギャルリ六界で。
2010-0513-yts931
安曇野に生まれ咲きたる草花の
見らるるもなく果つるを思ふ 悠山人
○短歌写真、詠む。
○食事処の入口に、その辺りの可愛らしい花が、さりげなく活け込んであった。暫く客の様子を見ていたが、花に目を遣る人はほとんどいなかった。
□短写931 あずみのに うまれさきたる くさばなの
みらるるもなく はつるをおもふ
【写真】安曇野の餐庁で。花の周りは流し込みではなくて、テイブル・クロウス。