2014-0108-yts1357
短歌写真1357 たづね来て
たづね来て素き心にかへらばや
茶にも花にもまねぶのみなり 悠山人
○短歌写真、詠む。
○花にしても茶にしても、素(しろ)い心に戻って、という単純明快な原則が、なかなか難しい。庵名の素心を詠み込む。「まねぶ」は「学ぶ」。結語「なれば」は倒置歌だが字余り、避けて「なり」とすれば上句切れ。思案の分かれ目である。
□短写1357 たづねきて しろきこころに かへらばや
ちゃにもはなにも まねぶのみなり
【写真】先日、素心廬。