悠山人の新古今

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紫式部集127 物語で

2006-10-14 03:10:00 | 紫式部集
2006-1014-yms127
物語で好き者だなと思われた
君を口説かぬ男はあるまい   悠山人

○紫式部集、詠む。
○たまには、悠山人一首全訳
(詞書)「(中宮さまと私が談笑しているところへ、殿さまがお見えになる。)『源氏物語』が中宮倫子さまの前に広げてあるのをご覧になって、殿道長さまはいつもの軽口。その折、梅の木の下に置いてある(歌詠み用などの)紙に、さらりとこう書かれた。」 
(和歌、表)「(梅は)酸っぱい物だと知られているから、(薬用として)折らないままに通り過ぎる者など、いないだろう。」
(和歌、裏)「(『源氏物語』を書く君は)好き者・浮気女と見られていることでも評判だ。さぞかし男どもは、何とかモノにしよう、と思っているだろうなあ。」 
平王ク日記歌03。
¶すき=「好き(好色。浮気
。)」と「酸き(梅)」を掛ける。
□紫127:すきものと なにしたてれば みるひとの
      をらですぐるは あらじとぞおもふ      
□悠127:ものがたりで すきものだなと おもわれた
      きみをくどかぬ おとこはあるまい

俳句写真006 梅霜紅

2006-10-14 03:05:00 | 俳句写真

2006-1014-yhs006
梅霜紅
隠れつ出でつ
日に当たり   悠山人

○俳句写真、詠む。
○梅霜紅
。梅擬。梅嫌。うめもどき。秋十月の季語。「便覧」の例句は、二句とも「梅嫌」。どれをとっても、非日常の字面だ。作句してから、「出たり引っ込んだり」が人口に膾炙と気付く。
□うめもどき かくれついでつ ひにあたり
【写真】見本園で。


image189 がまずみ

2006-10-14 03:00:00 | images
2006-1014-yim189
title : Viburnum dilatatum 
yyyy/mm : 2006/10
memo : 見本園の名票板には、ただ「ガマズミ」と。漢字表記は不明。「落葉低木です。ガマズミはガマズミ酒という果実酒がある程、秋の赤い実が知られていますが、春にかたまって咲く白い花もみどころです。」(アクアマリンふくしま4階)
【写真】実写には電線が入ったから、それを消して快晴のグラデに仕上げた。